ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

30代ゲイリーマンの保険選び②医療保険の大人買い!?

2006-09-03 01:09:23 | Weblog
郵便局の簡保がすごいことを提案してきた。

簡保の終身保険を一生分、一括払いしてしまわないか?と言うのだ。

なんだそれは!?

ずいぶんな金額にはなるけれど、これなら掛け捨てにならないというのだ。

簡保には還付金制度というのがあって、年齢を過ぎれば解約時にずいぶんな額で
返金があるのです。それが全額一括払いならば、満額戻ってくるようなのです。

それに特約の医療保険を付けても、
一生分の前払い割引によって相殺されてしまう(タダってことに!)

もし、60歳までに死ねば元金を上回る死亡保険が出るんだが、
計算すると75歳くらいまでなら還付金が元金以上に戻ってくる計算となった。

75歳を過ぎると還付金が元本を下回り出すので
75歳以降で自分の死期の判断が出来るなら解約して現金化する手もある。

その後はその現金を元に自分で医療費を払っていけば余りが出るかもしれない。

簡保の終身は60歳で支払いは終わっても、医療保障は「生涯」保障と
大変お得なのです。75歳の状況で判断すればいいと思えた。

ただし、ずいぶんまとまった額が老後まで手をつけられなくなる。
死んでしまっては、自分がすべて払ったこの保険金を自分では使えない。

でも、親不孝をかけた親へ、もしくは後始末をお願いする妹へ、
それくらいは礼儀として遺産を残す必要があるのかもしれない。

そんなことを考えてコレで行こう!と決めた。
ちょうど満期になった保険がおりてまとまったものがあったから、
そのまま右から左に充てて、
エイッと一生分の医療保険を「大人買い!?」をすることにした!!

これで、まとまった金額を老後まで手を付けれない金として縛り付けたので、
他のことには使えない。
今はあてにしないで頑張るのが一番でしょう。

どうしようもない場合は解約する手もあるけれど、
老後のことを考えたらひとつ安心。

頼る子供がいない老後を思えばねー。
ハッピーゲイライフを考えれば、今からそんなことも備えとかないとねえ・・(笑)

今は低金利で配当も無いけれど、もし未来に金利上昇もあるならば、
それなりの配当も期待できるだろうから、
下手な銀行へ定期預金に入れておくよりお得で安全?かもね、と考えた。

でも、コレは全額一括払いだから得だろうと思える判断だと思う。

③につづく!
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沈黙を打ち破れ・・・

2006-09-02 02:07:53 | Weblog
ゲイニュースで「同性愛者の最高裁判事、同性愛者に沈黙を打ち破れと訴える」
という記事を読んだ。
http://gayjapannews.com/news2006/news318.htm

オーストラリアの最高裁判所の判事の一人は同性愛者。
すごいよね、最高裁判事になっている人がいるなんて。

そのカービー判事からの強い言葉
「すべての同性愛者たちに対し、沈黙の呪縛を破り、秘密の人生から
 抜け出して、同性愛嫌悪を根絶するよう頑張れ!」
に、すっごく共鳴した!!

俺が、このブログで何度も書いてきている
”一人一人がカミングアウトしていけるようになっていこう!”
といっているのも同じ考えからです。

だんだんと、それぞれの立場で、できる方向を探していけないか?
自分たち自身が立ち向かわなければ、世の中は変わらない。
それぞれの立場で何が出来るか?考えていこう。

カミングアウトとはゲイは身近にいますよ、生身の人間で存在するのですよ、
と見える形にしていくことです。テレビの中のお笑いの対象なんかじゃなく。
血の通った人間ですよと伝えることです。

その方法もいろいろ。ブログでゲイの日記を公開することもひとつ。
そこから初めて、だんだん広げればいいと思う。

だれかれと、ゲイです!と看板背負って声かけて周らなくてもいい。
一足飛びに考えることはないんだ。

偽りでない自分を表に出す量を少しずつ増やしていけば、
その自然な感覚に慣れてくるだろう、もっと自由に!と求めたくなるだろう。
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30代ゲイリーマンの保険選び①

2006-09-01 01:39:19 | Weblog
30半ばにもなると保険も真剣に考えないとね。
そろそろ遊びすぎてガタ?が出始める年齢・・って
既に無理がきかなくなってきててねー、何時何があってもおかしくないなと不安。
久しぶりの「ゲイとマネー」の記事。連続モノになりそうです。

この間までは10年満期の簡保養老保険の特約で医療保険は対応してきた。
おかげで無事に何も利用することなく満期を向かえ、今後どうするか?
と、保険というものを考える機会があったんですね。
決まるまで考えた俺の保険選びについて書いてみます。

ゲイの俺は養う子供や妻がいるわけじゃない、
もし俺が先に逝ったら、彼氏くんのことは心配だけど。

まあ、男同士だし相手を頼らずともそれぞれなんとか食ってはいけるだろう。
お互いそのように金銭的に自立した関係であるべきだと思う。

いずれは日本でも、当然パートナー制度が出来て、ゲイカップルでも
安心して共有財産を管理できるようにならなくちゃいけないけど、これは別の話。

で保険といえば死亡保険金。死ねば何千万とか・・

家族を持ち、一家の大黒柱であれば2000万を超えるような死亡保険金も
必要なのかもしれない。でもそこまで残す必要は俺にはないだろう。

自分自身の人生のために必要な保険は何か?と考えて、
医療保険を中心に考えることにした。

さすがに病気や事故は想定しておかねばならないし、実際不安だ。

でもね、サラリーマンを続けていれば長期に入院となって一時期働けなくても
給料の約半額は今まで払ってきた健康保険から傷病手当金として貰えるんだ。

そのことを計算に入れれば日額1万円を超えるような保険に入らなくても
大丈夫なのかもしれない。

自営の場合は所得の補填をしなくちゃいけないので、より高額な保険に入る
必要もあるのかもしれないけど。

実際、サラリーマンの利用者が多い全労済では、日額3000円と5000円の
商品のみで1万円を超える商品は用意されてない。

リーマンでいられる間はあまり高額な医療保険に入らなくてもいいと判断する。

30歳半ば、年齢的にも終身保険に入るには掛け金の安い今のうちが入り時だ。

でもとりあえず掛け捨て保険で安いところを探してみた。

チューリッヒなど外資のものが月1200円から2000円くらいの掛け捨てで
入院1日5000~10000円もらえる保険があった。

掛け捨てタイプも安く済ませる方法だと思う。

でも今から40年払い続けると計算すると結構な金額。
一生で80万~100万くらい払うことになるかな~?
当然掛け捨てだから病院の世話にならない限り戻ってはこない。

入っていた郵便局・簡保の養老保険は当時金利が超~良かったので、
特約の医療保険部分もそっくり金利がまかなってくれていた。

元金は増えるし医療保険特約もタダでついてきた計算だったのだ!!

金利がよかった時代が恨めしい。

このような味をしめていた俺は医療保険を限りなくタダで用意できないか?と考えた。

いろいろな保険会社に提案を出させたが、
民間のところは基本的に保険金は掛け捨てで、
一部お祝い金で帰っても、払ったものの元本そのまま戻るなんて事は無かった。

金利が高かった時代はそれに近いことも出来たようだけど今では不可能。

死亡保険金が高額についているものなら月に2万円近くも捨てることになる。
死ななければ損!?
借金でもあれば死後その支払いのために死亡保険金を当てる必要のある人も
いるのかもしれないけど、残される子供がいない俺には死亡保険は特に必要なし・・・

生きている間の事故・病気、
そして老後は当然かかるだろう医療費の心配を中心に考えたので良いと整理できた。

保険ってバクチめいた商品だよね。未来は分からない。だから不安。
その安心のために入るけれど、保険会社だって損しないように作られているし・・。

民間では1~2年目の保険支払額は、保険のおばさんの営業経費に
そっくり差し上げているようなものだとも言われている。

怪しい世界・・・??    つづく!
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