生涯空手家通信

強くもなく弱くもない自称生涯空手家が日々感じていることをお伝えします。目下のところ挑戦しているのは「ランニング」。

空手の効能

2007-02-17 21:25:49 | Weblog
空手をやっていて、よかったなーと思えることはいろいろありますが、とくによかったことは、「サッと身をかわせる」ことです。

かなり前の話になりますが、駅の階段を登っているときに、階段の上から、猛ダッシュでかけこみ乗車をしようとした男が、わたしめがけてかけおりてきました。

うわ!ぶつかる!と思った瞬間、反射的にほとんどからだが横にサッと動き、かわすことができました。横に動くとき、普通は片足ずつ、よいしょ、よいしょと動かしますが、そのとき両足ほとんど同時に、体もほとんど上下動せずに、一瞬で横に移動できたのです。(わたしはぶつからずに済みましたが、うしろからは、悲鳴が・・・)

あと、よくある状況として、廊下をあるいていて、急にドアが開いてぶつかりそうになることがあります。そのときも、反射的にサッとよけるか、よけられない場合は、手がサッと出て、顔面やボディーをカバーできます。ほんとに、ふしぎなものです。

狭い通路で、すれ違うときも、自然に体が反応して、相手に道を譲ります。
一方、最近の若い方は、少しも体を斜めにせずに、そのまますれ違おうとするので、時々腹が立ちますが。

これらのように、空手は、日常生活の中では、自分の身を守ることに、けっこう役に立ちます。反射的によけられたときは、なんだかとても嬉しくなります。

★昨日のトレーニング記録★
プールで20分間泳。となりで泳いでいた女性は、ぜんぜん力みなくゆっくりとした感じで泳いでいたのですが、とても速くて、何度も抜かされました。水泳でも脱力が大切なのでしょうか。