先日の投稿で少し触れた本「調性で読み解くクラシック」。
改めて記事にしようと思ってパラパラ見返したのだけど、ほぼまるごと有益すぎて、まとめるのが難しく。。(^^;
私のような、理屈が大好きで"知りたがり"の音楽初学者にとっては、まさに打ってつけの本で。
どうにもまとめられないので、特に興味深かった内容の目次を抜粋してしまいます。(^^;
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はじめに
ハ長調は「白」、ト長調は「緑」~調性には色がある?
気持ちよかったり、切なかったりするハーモニーと調性の謎
調性とは何か?
調性の性格~長調は楽しく、短調は悲しいわけ
調と色彩
楽器からみた調性~得意な調と苦手な調
作曲家はどうやって調性を選ぶのか
楽器と調~得意な調と苦手な調いろいろ
ピアノ/弦楽器/管楽器(木管楽器・金管楽器)
弦楽器のお得意のキイ「♯」
管楽器のお得意のキイ「♭」
科学的にみた調性~自然倍音から音階、平均律へ
自然倍音
音階の名前
「光」の長調、「影」の短調
純正律・ピタゴラス音律
平均律
調性の歴史~聖歌から機能和声へ
五線譜と調号
対位法の誕生
いよいよ和声法の誕生
協和音と不協和音 ←ここに先日の「♯」「♭」「♮」の話
機能和声法の基礎知識
和音の記述法
(後略)
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どれもこれも興味深く、文章も図やイラストも分かりやすくて、久々に捨てページなしで一気に読めた本でした。
私が褒めてばかりいる人間というわけではなく、調子に乗ってこの本と同じ『ポケット教養シリーズ』の別の本を買ったら、読みにくいことこの上なしの本もあったので、それはまた別の機会にでも。。(^^;