お値段、高めで、連弾ページも不要に思えて、購入を迷ったのだけど、、
レッスンが少し空いてしまったこともあり、自習のために買ってみたら、なかなか良いです
1曲4ページで構成されていて、
全体の構成、テクニック、ワンポイントアドバイスが3ページ、
連弾伴奏の解説が1ページ、
という内容。
例えば、前回のレッスンで、ほぼお手本演奏を弾いていただいただけの No.2 については、以下のような記述があって、自習の参考になっています。
・速いテンポ設定ですが、自分が弾ける最大の速いテンポを目指しましょう。
・真っ平な演奏にならないように、腕の重さなどを工夫して、細かな強弱変化を付けましょう。
・左手の3連符をきれいに回して、右手の旋律ラインを響き豊かに表現しましょう。
・強弱も細かく指示されています。指示を忠実に表現すると、メロディに躍動感が出てきます。
他にもテクニック的な内容もあるのですが、それは先生に教えていただく方が良いのかな、と思ったりもして。。
パッと見、薄くて小さいのにお高めな印象を受けたけど、勉強になることが多く(特に曲の構成やアナリーゼ的なこと)、じっくり読みながら練習していきたいと思える1冊です。