マタニティハイク **高尾山編Report

2007-03-06 | マタニティハイキング
少し前に、
「マタニティ 妊婦 ハイキング」というキーワードで検索をかけたら、
出てきたのは「高尾山」でした。

そうか高尾山は妊婦にいいのか。

ハイキング本で調べてみると、なるほど、
標高差、行程時間もさることながら、トイレがコースの随所にある、
という点で、これは妊婦に適していると思われました。

前回の「丹沢大山編」では、
足腰の衰えさえなかったものの、
やはり登山口から山頂までトイレなし、
という精神的なプレッシャーが強かったのです。

懸念される点としては、
非常に人の多い山だからゆっくりゆっくり自分のペースで歩く事が難しいのでは?
ということでした。
以前登った時は、琵琶滝コースが数珠繋ぎだった記憶があり…。

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自宅から高尾山口までは16号をビューンと走って約1時間半。
高尾山口駅前の駐車場(1000円。高い。)に止め、
9:00少し前、トイレが一番多いと思われる、
1号路 表参道コースで登り始めます。

木々や下草から立ち上る朝の湿り気が気持ちいい。

このコースはしばらく1時間くらいずっと舗装路を登り続けます。
ただ、人が少なく道幅が広いので、
そういう意味ではかなり正解。

かなりゆっくり、しゃべりながら行くと、
やがてケーブルカーの下車駅にたどり着きます。
ここには「高尾山ビアマウント」という山の上のビアガーデンがあって、
夏場はかなりの盛況とか。
新宿の夜景を見ながら山の空気の中で生ビール、というわけですね。
トイレあります。

さらに歩いていきますと、高尾山薬王院の山門に着きます。





(Photo:どうも妊婦はその時コレを撮っていたらしい。)

ここから我々はコースを右手に取り4号路 吊り橋コースという方へ
進む事にしました。
(ずっと舗装路で飽きちゃった。)





このコースも人が少なく明るい尾根道で30分程度歩くと山頂へ合流しました。

山頂は、まだ時間が早めだったので、それほどの混雑もなく、
のんびり公園気分で、お茶をしました。


さて下りですが、下りは稲荷山コースとしました。
高尾山は6コースも登る道があるそうで、
また自然探求路というのも枝分かれしているため、
ちょっとした大迷路感覚を味わえます(?)。
あと、陣馬山までの縦走は6時間というのもあり、
結構しっかりした日帰りコースとなります。

私が前に登った時は、そのまま相模湖に抜けました。
落ち葉が深い割と急な斜面を降りるので、そっちは妊婦向きではないと思います。

稲荷山コースも疎林の非常に明るい尾根道で、
結構山道感覚を味わえます。
こっちから登ってくる人は一応ハイキングの身なりをしているようでした。
(1号路は、普通の街の格好の人が多かった。)




途中、あずまやがあり、綺麗じゃないけどトイレあります。

そこから20分程度で、無事ハイキングコース終点に到着しました。
今回は行程3時間弱のハイキングとなりました。

高尾山は「とろろそば」が有名との事、
一杯食べて帰宅しました。

※※
大山に比べると、登山よりハイキング要素が強く、
元々登っている人だったら問題なく歩けると思いました。
ただ、その時のコンディションに合わせてコースを選んだり
帰りはケーブルカーを使うとか、柔軟な判断をしたいところです。
例えば、下りに使った「稲荷山コース」も、
前日まで雨が降っていたり湿っていると
かなり滑りやすくなると思われ、そうするとバランスの悪い妊婦には危険です。
あと、こんな感じのハイキングでも
ダブルストックはやっぱりおススメ!
高尾山でダブルストック持ってるのも、実はちょっと恥ずかしかったけど。





おしまい。



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