8月13日~15日にかけて、滋賀県でも大雨が続きました。
近江八幡市の洪水、国道1号線や国道161号線の土砂崩れなど、いたるところで被害が出ていますが、はじめてのことではないので、復旧は早かったです。
滋賀県には貯水量275億トンの琵琶湖がありますので、今回の降水量ではどれぐらい増水したのでしょう?
8月12日の水位は-29cm
8月13日の水位は-24cm
8月14日の水位は+10cm
8月15日の水位は+32cm
8月の基準水位(Dライン)は-20cmなので、8月15日には基準水位を52cmも超えていました。
冬季の基準水位(Cライン)が+30cmなので、琵琶湖を見てもそれほど増水した感じには見えません。
高水位(Bライン)の+140cmまでは、想定範囲内ということで、今回の大雨が3回来ても下流域には影響を与えません。
湖岸堤天端高(Aライン)の+260cmまで来ると、滋賀県内はもちろんのこと、下流域も相当な被害が出ると思います。
これだけ巨大貯水力のある琵琶湖があっても、滋賀県内には509河川あり、合流などを繰り返して117河川が琵琶湖に流入します。
河川だけで言うと、他府県と同じなので河川氾濫は起こります。
湖東地域は平野部が多いので、土地の低い近江八幡市が排水が間に合わずに洪水したようです。
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