ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

☆どろん☆

2011-10-03 16:42:54 | Weblog
“葉っぱビジネス”なる言葉を最初に知ったのは、ほぼ日刊イトイ新聞
東京で親しくなった友人が、上勝町に引っ越すと言ったのは確か2年前。
あの時はそこが葉っぱビジネスの町だなんて思いもしなかったけど、
友人が葉っぱビジネスの会社いろどりで働き始め、
ああ、あそこにいるのね、うん、いくいくとかなり軽いやりとりを経て、
行ってきました、徳島県勝浦郡上勝町。with親ダヌキ。
で、旅立つ前に読んだのがコチラ。


横石知二/そうだ、葉っぱを売ろう!

葉っぱビジネスとはなんぞや?という方のために大雑把に説明すると、
料亭や旅館で、お膳に付いている妻ものと呼ばれる葉っぱがあって、
上勝町のいろどりという会社が、その妻ものを全国に出荷しており、
主に農家のおばあちゃんたちが栽培を行っているのです。
たかが葉っぱと侮るなかれ、今や年収一千万円を越すおばあちゃんもいると
いうから驚き。訪れてみた上勝町には、葉っぱ御殿と思しき新築の立派なお家も
チラホラ見受けられました。
で、妻ものに着目し、流通ルートを確保し、農家の人々を説得し、葉っぱビジネス
を軌道に乗せたのが、著者の横石知二さんなワケです。
もうね、横石さん無休ですからね。自費で料亭巡りますからね。
挙げ句、身体壊して医者から長生きできませんって言われちゃいますからね。
この世に楽な金儲けなどない!!
この世に楽な金儲けなどない!!
大事なコトなので2回言いましたが、オレオレ詐欺とかやって捕まった若者は
この本を読むといいです。金が欲しかったら働くんやでっ。
まぁそれだけでも、読み応えのある一冊なんですけど、いろどり効果で
お年寄りたちが覇気ある毎日を送っているというのが、いいですなぁ。
これから随分続くであろう、超高齢化社会にとってスピリット的に見本にしたい
場面がたくさんあるように思いました。一秒でも長くニコニコしていたいじゃない☆

友人は2012年公開予定の映画、『そうだ葉っぱを売ろう』のお仕事をしている
ようなので、その時はまた親ダヌキと観にいきたいと思います。
ぽんぽこぽんっ。

おハナでした。

PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
オリジナル・デザインのPINS(ピンズ・ピンバッジ・ピンバッチ)を
受注製作する専門メーカーです。
http://www.pins.co.jp

コメント
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