Limoneのかおり

今年も巨大レモン、ポンテローザの花の蕾がたくさん付きました。これから一年、ママレード、ピールのできるまでをつづります。

蜜蜂と遠雷

2017-06-09 23:57:16 | 日記

(葉山の養蜂家の知人から頂いた日本蜜蜂の巣板「蜜蝋」)
年々少なくなり貴重な日本蜜蜂、その蜜蝋、ビタミンやミネラルが含まれて
いてヨーロッパでは蜜蝋ごと食用にされているそうです。私もパンに挟んで
いただいてみましたところ、とても美味で最後にガムのような食感が残った
ので調べてみますと、蜜蝋は蝋燭の他に医療用やガム、カヌレ等に使われ
るそうです。働き蜂がせっせと飛び回って集めた蜜を横取りすることに少し
ごめんね、と思いながら先日NHKのドラマ「鎌倉代書屋物語」の中で押し花
を貼った手紙をコーティングする場面があり、昔はこの蜜蝋から採った蝋を
封蝋に用いられたのかしらと想像しながらの蜜入り紅茶の美味しかったこと


(恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」)
私は毎年「日本音楽コンクール」の入賞者の演奏を初台へ聴きに行く
毎年各入賞者はみずみずしい演奏で才能をいかんなく発揮して将来が
楽しみでありますが、いつも演奏者のそれぞれがコンクールを勝ち抜い
てここまで来るのにどれだけの苦労のドラマがあったのだろうかと想像
しながら聴いていました。まさにこの恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」は若き
コンテスタント達の幼い日からのドラマなのです。コンテストの曲を聴き
ながら本文を読んでいくという時間が1週間続きました.まさにコンテスト
会場にいるような気分になってドキドキ,ワクワクしながら読んでいました


(ブラックベリーの葉の上に8㎜位のカマキリが乗っています)


(甘いジューンベリーの実がカップ1杯収穫できました)


(キョウカノコは華やかに咲いています)
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 曜変天目茶碗 | トップ | ムラサキツバメ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2017-06-10 19:31:29
こんばんは。

自分ははちみつが結構好きですよ。
蜜入り紅茶は美味しそうですね。

自分も「蜜蜂と遠雷」読みましたよ。
審査員ひとりひとりの想いや人生が繊細に描かれているところが良かったです。
そのうえ音楽をこのように表現できるなんて本当にすごいと思いましたよ。
返信する
蜜蜂と遠雷 (Limone)
2017-06-10 21:28:58
神崎和幸様
コメントありがとうございます。
蜂蜜は優しい味で幸せにしてくれます。
私も恩田さんの表現力のすごさを感じました。
そして音楽の力強さ、繊細さ、大きさ、深さをあらためて感じました。
私は音楽大好き人間です。
返信する
蜂蜜 (ヒロクン)
2017-06-23 16:50:05
蜂蜜(蜜蠟も含め)取りは、養蜂家の横取り?でも蜜をとらなかったら、蜂は蜜集めをやめてしまうのかも?微妙なバランスですね。蜜蠟の成分がガム状(パラフィン?)のようですが、蜂の口の中で蜜の成分と唾液?からどうやって作られるのかが興味があります。
返信する
蜜蜂と遠雷 (Limone)
2017-06-25 14:45:43
ヒロクン様
ありがとうございます。
本当に蜂とか蟻の世界は不思議がいっぱいで興味が尽きませんね。
蜜蝋から蝋を作る、ハゼから蝋を作る、同じ蝋でも原料が違う。
自然界は大昔から変わらぬ営みが続いているのですね。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事