何年か前に延喜式内相模十三社巡りをして十三中八くらいクリアした。
その際にの比々多神社と間違えて比比多神社に行ってしまい(ややこしい)
この2社は論社だからどちらも間違いというわけではないのだけど、
比々多神社は相模国三ノ宮であり、比比多神社は元々は子易神社という名で、
どうも三ノ宮比々多神社が、近隣の子易神社に社額を貸したところいつまで経っても返してくれず、
いつの間にかそれを掲げ式内社比比多子易神社と名乗るようになったと。
全国に式内論社は数あれど、貸したものを返してくれないなどと大変人間臭い伝承を抱えてるところは珍しい。
(この話に確証はないそうですけど)

こちらが今回初めて行けた比々多神社。
比々多神社は相模国の三ノ宮だし、由緒から考えても論社ではなく正しい式内社だと思うのですが
今から白黒ハッキリさせるのは困難でしょうし、その必要もないの・・・かな。




御神前の鈴緒が面白い。


社殿裏の林。ちょっとした散策を楽しめる。



十二支の可愛い石像。
今年の干支の虎は社殿前に飾られてる。

東名高速道路建設時に発見され移設復元された古墳。


縄文住居も移設復元されてる。
この付近は縄文~古墳時代の遺跡が多い。
ところで
比々多神社の社額はまだ子易神社にあるのでしょうか。