昨年秋からNHKオンデマンドで大河ドラマ「平清盛」が配信されており、
改めてその面白さを味わっているこの頃。
私たぶん
過去全ての大河ドラマの登場人物の中で
檀れいさんが演じた待賢門院璋子様が一番好きです。
無感情というかまるで白痴のような美しさ残酷さ。すごく生々しくて惹きつけられました。
惹かれすぎて『待賢門院璋子の生涯』(角田文衛 著)を買ってしまい今読んでいるところです。
『待賢門院璋子の生涯』より 待賢門院画像
ドラマでは水仙が璋子様の象徴、そして鳥羽院との繋がりを表現しており、
鳥羽院から手渡された水仙を胸に抱く姿は大河史上最も美しい臨終シーン(女性編)ではないかと。
(男性編だと「新選組!」の近藤勇かしら)
バックに流れるカッチーニのアベマリアがまた素敵で何度も見てしまいます。
それでなんとなく水仙が見たくなって
どこか近くに群生地はないかしらと探してたら
それほど群生ではないけど
秦野市の震生湖で見られると聞いたので行ってきました。
震生湖は紅葉が素晴らしいのですが冬はやはり寂しい。
でもこの寒さの中、釣り人はたくさんいました。
水仙は弁天様の公園に咲いてるそうで、こちらから行くのが近道。
ここの弁天様(秦野福寿弁財天)は1974年に奈良の天河大弁財天社から勧請。
とても新しい神社です。
震生湖自体が関東大震災によってできた新しい湖なので。
咲いてました水仙。
10年ほど前に地元の方が植えてやっとここまで増えたそうです。
水仙はこの時期道端や公園で多く見られるけれど、
花数が少なく、ある程度まとまって見れるところへは遠出しなければならないので
このくらいの群生でもとても嬉しい。
今後もっと増えるといいですね。
この凛とした可憐さ。
璋子様のイメージにぴったりです。
福寿弁財天のお社。
真っ赤で可愛い雰囲気。