私が勤めた2つ目の会社「映像館」によく出入りしていた監督に
野村 惠一監督がいる。大映の出身で、三隅研次、森一生、山本薩夫らに
師事し、71年大映倒産後、フリーになった。
映像館では、ダスキンやタカラブネのPR映像を作っていたが
映像館で出会った同志の中川 幸俊君は、
野村監督を自分の良き師匠と崇拝していた。
入社してしばらくして中川君に見せられたのは
野村監督が書いた未撮の映画台本「タキオン」。
これを本気で映画化するの?と思ったが
同時にその情熱はすごい!とも思った。 . . . 本文を読む