株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その384.遠回りすることで見える景色もある。

2018-07-06 06:57:30 | 制作会社社長の憂い漫遊記
「どんな経験も無駄になることはない、仕事も恋も!」と
呑んだ席で語ったら「それは幸せな人生ですね」と真顔で呆れられた。
まるで私をノー天気オヤジ扱いだ。
「えっ?みんなそうじゃないの?」

▲早朝の弊社、5階にある

閑話休題、それはさておき、我が社の話。
またも採用話だが、昨年の募集では新人採用ができず
また募集をすることになった。
昨年の募集では、男性応募者はゼロ、反して女性応募者は4名。
しかもいずれの方も前向き。
どういうこと?もはやこの業界では男は死滅?

仕事をする上で一人では限界がある。
だから誰かと組むことになる。
バディといえばカッコいいが、誰かと一緒に組むというのは
同時にリスクを背負うことにもなる。
海猿ならバディのせいで命を落とすことすらある。
会社経営では命を落とすことまではないにしろ、
一人の行動で積み上げた信用を一瞬で失墜することもある。
かといって、新人を採用しなければ将来の会社運営は立ちいかない。
ならば一匹狼はありえるのか?否、ありえない。
私はフリーランスの監督を十年間やったのでよくわかる。
結局、誰かとどこかのパートで必ず絡むことになる。
仕事とはそういうものだ。

▲弊社横に流れる淀川

では私生活はどうだろう。家族を持てばリスクがうまれる。
会社以上に関係は揺れ動く。
だから結婚せず気ままに人生を謳歌する人も多いのだろう。
結婚情報紙のCMで
「結婚しなくても幸せになれる現在、この人と結婚したい」
なんて逆手に取ったコピーまでついに登場した。

でも結局人間は一人で生きられない。
集まれば必ずリスクがうまれる。
生きるということには常にリスクが伴う。
だからリスクを気にすることはない。
起こるもんだとどこかで覚悟しておけばよい。
「想定内」と思えればそれでよい。
想定内なら起こっても動揺はない、対処するだけだ。
だがリスクを恐れていては、
あらたなチャレンジはできない。
遠回りすることで見える景色もある。
「青い鳥」にもそれが描かれている。
青い鳥を求めて旅をしたら
幸せは身近なところにあったという話。

ということで、本年もやります、新人採用。
とはいえ、一昨年末から採用は売り手市場に転じ、
企業にとって採用難。
弊社のような零細企業にとっては、
より厳しい状況に突入している。

▲桜咲くとなるか弊社の採用

さて今回はどんな人が弊社の戸を叩いてくれるのか?
弊社にとっても採用は狭き門だが、
中小企業ゆえに応募者にとっても狭き門。
双方にとってよい出会いがあればよいのだが。。。

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