その３５４．お泊まりクラス会開催

おじさん、おばさんの危ないクラス会を１２月初旬開催した。
高校３年生のクラス会なので、かれこれ４０年の付き合いになる。
関東や名古屋からの参加者もあり、
一泊二日のお泊まりクラス会参加者は総勢１１名。
内訳は男性４名、女性７名だ。
そもそも我がクラスは国公立文系クラス、
またの名が就職クラスだったので男１０名、女３０名という大奥。
ってか多勢に無勢で男が弱い環境だった。
そのせいか、数年に一度の割りでクラス会を開催している。
お泊まりは２回目だが、数年に一度の飲み会系のクラス会にも
必ず参加する常連様ばかりの気のおけない級友が
お泊まりクラス会にも勢揃いした。

一泊二日の丹波篠山、猪鍋と温泉がセット。
JR篠山口に１５時集合にしたが、早く来る者はあっても
遅刻する者はいない。さすがおじさん、おばさんの集いだ。
飲んでる薬の自慢話に花が咲き、あそこが痛い、ここが痛い、
血圧が２００を越えていると、
悪くないとこや痛くないとこから言え！といいたくなる。
ひとしきり身体の不具合自慢話が終われば、
次は孫とペットのかわいい～自慢大会。
旦那や子供の自慢話はすでに３０年前のクラス会で終了。
おばあちゃんにとって可愛いのは孫なのだ。
写メを見せ合いながら「かわいい～」の声だけ聞けば女子高生。
実際、見た目はおじさん、おばさんだが、
聴覚的あるいは感覚的には４０年前と変わらないから摩訶不思議。
４０年の時空を超えた感じだ。
女性陣は二部屋になったので、一部屋はおやすみ部屋で、
もう一部屋は夜通し話す猛者部屋となったようだ。
一方、男性陣は早々におやすみタイムで、
朝７時まで安らかにお眠りになった。チ～ン♪

翌日のイベントは絵付け体験だ。
私は焼き物が好きで、焼き物の町に旅行すると、
必ず焼き物体験教室に立ち寄る。
今回も幹事長の私の一存で王地山陶器所で絵付け体験をした。

ところがこれが大好評で、皆さん初体験。
貸し切りだったこともあり、ワイワイガヤガヤ大盛り上がり、
１時間半がアッという間に過ぎる。
筆の絵付けはことのほか難しく、
私ははみ出た線をゴリゴリ削って顰蹙を買ったのだが、
どう修正しても仕上がりはイマイチだった。
これが各位の作品。



多少、先生の手助けを得たものの中々の力作揃い。
焼けばまたオモムキがガラリと変わるのが焼き物の魅力。
早ければ年内に焼きあがり郵送される。
関西在住の８点は私の所に郵送され年明けに一杯やりながら
品評会をすることになった。
危ないおじさんとおばさんのクラス会は、年を越してもまだまだ続く。
老後の遊びの時間は楽しいものだ。