大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

音楽あそび教室(その1)

2010年06月05日 | 児童デイサービス
 明日はぽぽろ大東の立ち上げ記念の開所式。ご案内はこちら。近隣の皆さんのご参加を期待しています。
 それにしても、ぽぽろ大東ではお借りしている隣の駐車場に柵をしてプールの準備が進んでいるとか。いいですねぇ。もうすぐプールの季節に突入します。柵のない、柵を作れないぽぽろの安全策をどうするか?頭の痛いところです。



 さて、今日は児童デイサービスは学童保育、療育教室とも利用申し込みが多く両方とも定員の150%。計23人で児童デイになって最高。(それでもキャンセル待ちが2名ありました。)スタッフ・アルバイトに6人のボランティアさんを入れて13人の体制。天気だけでなく、取り組みも熱い一日になりました。
 今日のリーダーはスタッフMさん、音楽あそび教室でした。。BGMはピアニストのスタッフTさん。(夕方の療育教室もご苦労様)
 Mさんはいつも9時過ぎにやってきて準備。事前の打ち合わせをきちっとやってから本番に臨みます。
 ♪「うたドン」を歌って始まり始まり。今日はぽぽろにあるタンバリン9個を総動員したのでかなりにぎやか。

 続いて呼びかけと駆け足を含んだ♪「ハッピーソング」です。歌の後半は子どもたちを一人ずつ指名して、大人と一緒に手をつないで回ります。


 今日は珍しくRiくんがはじめの出だしで輪の中に入ってきました。
 いつ頃からでしょうか?聴覚過敏がひどくなったんでしょうか?(それもあるけど、特定の苦手な友だちとの関係もあるのではないかと私は考えていた)耳をふさいで自分の好きな玩具を取りに入り、すぐに部屋から出ていくことが続いていた。

 スタッフのMaくんが「今日はRiくんについていいですか?」などと最近しきりにコミュニケーションをとるのが難しい子どもにアタックをかけている。
 その彼の両手をRiくんは自分の両耳に当てて部屋に入ってきた。それでしばらく遊んでいたが、「イヤマフ」ではアカンようで、Maくんは両掌をRiくんの両耳に当てながら、ぴったしひっついて走っていた。


 ちょっと、横道にそれますね。
 そのRiくんの「苦手な」友だちの一人がSaくん。
 SaくんはRiくんにボールをぶつけたり、玩具をとったりしてちょっかいを出します。嫌がるのがこれまた好きで更に笑いながらボールをぶつけ、Riくんをとうとう泣かしてしまいます。このSaくんからも逃げているのかなって思っていました。
 この頃、Riくんはお弁当さえもは我々が誘ってもなかなか入ろうとせず、廊下で食べることもありました。
 この日、Riくんをお弁当に誘ったのはヤンボラのTaさん。すんなり入ってきました。そして、ななな…なんとSaくんと2人で仲良く向かい合ってペロペロッと食べちゃいました。
 SaくんのちょっかいはRiくんへの興味であり、関わりを求める挑発だったんですよね。そんなSaくんのことをRiくんが少しずつ分かって受け入れ、今度は自分から興味を持ちだしたのでしょうか?
 やっぱり「苦手」を決めつけてはいけませんね。「葛藤をとらえる目」をもっとみがかなくてはと思いました。


 話を元に戻します。
 ハッピーソングの続きです。これはいわば「臨機応変」「応用編」です。誘っても乗ってこないMaちゃんには大好きな「汽車ごっこ」で誘います。

 おやおや、運転手が3人もいますねぇ。

 トンネルやノレンくぐりでまた盛り上がりました。




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