オセロゲームは、キッズ学習室に来ている☆くんが最近気に入っているボードゲームです。
学習室のプログラムの最後「その他」の時間にリクエストされます。
「暗黒の世界にするぞ」(☆くんが黒)といいながら、
オセロ盤を黒優勢にしていきます。
途中、スタッフが反撃するも☆くんの勝利となりました。
勝敗は、オセロのコマ(石)を積んで数えます。
「先生が、下手で助かったわ~。」
と勝利の笑みを浮かべていました。
「俺、オセロは強いけどな。ひっくり返してるうちに、自分がどこにコマを置いたのか忘れるねんなぁ。」と自分のことについて話してくれました。
オセロは、作業記憶が必要な遊びです。
次の手、その次の手と、頭の中で様々なシュミレーションしていきます。
ワーキングメモリが鍛えられます。
楽しそうにオセロをしている☆くんに聞いてみました。
家にオセロゲームあるの?
「ちゃうやん。(家に)ないからここでやりたいの。」
なるほど。
楽しんでもらって嬉しい限りです。
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<ぽぽろキッズ学習室について>
読み書き障がいのお子さんが対象です。
基本月2回、約1時間、個別でプログラムを通して向かい合います。
プログラムは、NPO法人SKCキッズカレッジ(前滋賀大キッズカレッジ:読み書き障がいに関する研究や実践を行っているところ)と同じものです。
スタッフはSKCキッズカレッジの研修を受けています。
漢字を覚える学習ではなく、プログラムを通して読み書きの困難さと向き合いながら自分の力で自分なりの方略(やり方)を見つけ出すことを目指しています。
「大阪発達支援センターぽぽろ」は、大阪市鶴見区今津北にあります。
障害児の放課後や長期休業中の居場所づくりを目的とする放課後等デイサービス事業、療育支援を目的とする児童発達支援事業、の2事業を実施しています。
ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育部門です。