大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

レメ[トデビュー・教育のつどい

2009年08月27日 | ノンジャンル
 今日は大東市でプレゼンをしてきました。結局大東市所有のプレハブの利用申し込みをしたのはぽぽろだけだったようです。機器のセットでもたもたしましたが、「百聞は一見にしかず」でパワーャCントで写真をふんだんに使い説明させていただきました。来週早々には選考結果が出ると思います。いい結果が出ればいいですね。

 さて、終わって事務所に電話すると「悲惨な状況です」の返事。帰ってみると、廊下側のャ潟vロ(?)製の窓が1枚廊下に落ち(元に戻しました)、カラーボールが散乱して確かにエライことに!私がいなかったとかいう問題ではなく、今日の子どもたちは「ベストメンバー」だったからだとか。初経験だというインターンシップの学生さんには、「ここの個性豊かな子どもたちと仲良くなったら、どこででも勤まりますよ」と言ってしまった…。ホント文字通り個性豊かな子らです。専門学校の学生さんも含めて楽しく遊んでいただきました。また来てね!
 Hiくんが「どこに行っていた?」としきりに聞くもんで彼の住む「大東」と答えてしまったら、「(療育?)センターに行ったの?何しに行ったの?」としつこく聞いてきました。結構真面目に答えて、すぐに「朝は何して遊んだ?」と返すと順番に「ゴム」「ねずみばあさん。Yuくんがやって、それからKaくんがやったよ。」「ゆうえんち」と返してきました。「ゆうえんちは何した?」と聞くと「メリーゴーランドにジェットコースター。それから観覧車!…」と答えました。すごーい!時系列に沿って報告できました。
 いったいどこが悲惨だったのでしょう?これだけやれたらたいしたものです。
 で、午前中に遊びすぎたのか午後のプールはまずまずでした。特にいつもは途中であがってしまうMoくんとKeちゃんが最後まで水あそびを堪能しました。「Keちゃん、1・2、ドボーンは?」「もう一回!」に応えて、ちゃんと一人で自分から走って嬉しそうにドボンとやっていました。それができるまでに、腕がちぎれんばかりのやり取りあそびをしましたが…。他人を押してばかりではないのです。相手からの働きかけに期待して押しに行き、相手のリアクションを自分から真似て楽しみました。危険だからと「押す」ことを単純に制止・禁止するのは人手さえあれば簡単なことです。頻繁に激しさを増す「押す」行為の背景には彼の強い人とかかわって遊びたいという正のエネルギー・変化を感じます。こうした行為を学校ではどう見て、どう関わって指導されているのでしょうか?「学校とは違う“素”の子どもたち」(支援学校のボランティアの先生からのお礼の手紙の一節)の姿を知っていただき、一緒に考えられたらと思います。

 こうした自閉症のKちゃんらとの悪戦苦闘の実践報告「「第三の世界」で育つ子ら」を30日(日)にスタッフのKさんがパワーャCントを使って行います。いよいよミニ講演デビューです。「自閉性障害の教育」という分科会ですが、自閉症の特性に留意しつつも、「障害特性に応じつつ、障害特性をこえていく教育を」「「ちがい」を配慮して、「おなじ」姿を引き出せるような教育を」(三重大 赤木和重氏)に学んで「ぽぽろらしい」実践が報告できたらいいなって思っています。つまり、すぐにたとえば「構造化を」「視覚支援だ」とか、この子らに「集団はムリムリ」とはならずに、ブログでも強調しています「葛藤を大事に」するってことです。乞うご期待!Kさん頑張れ!

 また、「発達障害の子と向き合って」という分科会には「ひとり一人と周りをつなぐ」と題してのぽぽろスタッフのKさんの報告もあります。そして、同じ分科会に「わが子の子育てを通して教育や自律について考えること」と題して、ブログ「にこにこ生活」でおなじみの「けんママ」さんがアスペルガー障害のKくんについて報告されます。A4版9枚の力作です。きっと、ものすごく分科会の議論が深まると思います。「書くことが全く苦痛でない」とはいえ、無理を聞いてくださった「けんままさん」、いつも本当にありがとうございます。えっ?デビュー??そんな風には見えないけど、「けんママさん」もがんばれー!!

 そして、「青年期の教育と福祉」という分科会には「自律・自立への道~Tの場合~」と題してヤンボラのTさんと、スタッフのOさんが報告します。もうデビューは済んで3回目だよね。教育のつどいは初参加だけどバッチリだぁー。一応、Tさんも頑張れー!
 
 30日(日)は上本町6丁目のたかつガーデン(大阪府教育会館)へ。分科会は午前10時~午後4時までです。
 投票日だから、子どもたちのためにも忘れないで主権者としての権利を行使しましょうね。 


9~10月予約票できました

2009年08月25日 | 児童デイサービス
 日中一時支援事業「大阪発達支援センターぽぽろドレミファくらぶ」の9月、10月分の予約票(「ぽぽろをそだてる会」会員さん用)ができましたので、ホームページにアップしました。
 児童デイサービスを始めるための法人定款変更の手続きがまだ完了していません。9月10日までに大阪府への申請ができない場合には児童デイの10月実施も不可能となります。とりあえず、10月の予約につきましても今のところは日中一時支援事業として予約をお願いします。

 同時に、堺市にある「支援センターおおはま」(社会福祉法人コスモス)の子育て支援教室(無料)のチラシとおおさかパルコープ鶴見店2階「会議室」で行う年間の子育て支援教室チラシもホームページにアップしました。

 パルコープ鶴見店の9月13日(日)午後2時~4時はお父さんのための子育て支援教室です。卒後の進路について一緒に考えましょう。勿論、お母さんの参加も大歓迎です。講演は千住真理子さん。バイオリニストではありませんよ。堺市立の特別支援学校経験もある現在中学校支援学級の先生です。進路についての「目からウロコ」のお話が聞けると思います。

 9月16日(水)午前10時から13時は加藤登美子氏による「発達障害のある人の聞こえ方・見え方と育ち」と題しての講演と個別相談会(12時~13時)です。場所は堺市社会福祉会館2階です。


暑中見舞いいただきました

2009年08月25日 | 児童デイサービス
 夏休みにボランティアをしていただいた方々などから「暑中見舞い」やお手紙をいただきました。ありがとうございました。その中から一部を紹介させていただきます。身に余るおことばに冷や汗が出る思いです。ありがとうございます。もう一度原点に返り、「ぽぽろらしさ」を失わず謙虚に取り組んでいきたいと思いました。

 「先日は…ありがとうございました。子ども達の思う存分楽しんでいる姿を見ることができました。トラブル時も、子ども達の心に寄りそってスタッフの皆さんが接しておられ、子どもたちがリラックスして生き生きした表情でいられることに感動しました。また、勉強させて頂きたいと思います。ありがとうございました。」(支援学校教員)

 「夏休みもあとわずかになりました。先日は貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。なついてきてくれる子供たちがかわいらしく、楽しいひとときを過ごすことができました。また機会があれば、ボランティアに参加したいです。ご指導よろしくお願いします。」(高校生)

 「…子どもたちと一日過ごさせていただいて、たくさんのことを学ぶことができました。伸び伸び自分のペースで過ごす子どもたちの姿を見て、それぞれにあったペースで過ごすことの大切さを学ぶことができました。また、年齢の違う子どもたちが接することで、それぞれの役割など集団の中での自分の存在などを知ることもできているのではないかと感じました。プールでは、やはり子どもは、水が好きなんだなと改めて感じました。子ども、生徒の「好きなこと」を学校の現場でも取り入れ、活かしていけたらと思います。そして、ぽぽろの先生方、ボランティアの方々の温かく見守るお姿を拝見し、見守ることの大切さ、「支援」とは何かということが、分かったような気がします。…」(支援学校教員)

 「…夏休み中の学童保育の場として家でもなく学校でもない、伸び伸びとした活動の場として子ども達がいきいき自由に過ごす様子に、大人としてどのように関わり、またどのように見守るのか、たった一日の中でもひとつひとつに悩みながらの貴重な経験をさせていただくことができました。
 リズム遊びやごっこ遊びの時の喜び方や、水あそびの時の遊び方、昼食時の配慮など、職員の方々やボランティアの皆様のきめ細かな対応に学ぶところばかりで、今後の私自身の教育実践にも多くのことをいかせるよう、はげんで参ります。…」(支援学校教員)

 夕方になるとひぐらしの声が聞こえてきます。朝晩が涼しくなり、今朝の最低気温は20度前後だとか。子どもたちが大好きなプールはいつまでできるでしょうか?
 「熱が出てもぽぽろに行きたいと言っています。」「本当に久しぶりのぽぽろですが、ぽぽろに行く日には自分から早くに起きてきました。好きなことが思いきりできるのがいいのですね。」という声に励まされスタッフ、ボランティア一同頑張っています。


元気にやってます!!

2009年08月21日 | 児童デイサービス
 ぽぽろの「夏休み」はあと4日です。おうちの方はあと9日。見えてきましたね。
 今、支援学校の先生方がボランティアで来ていただいてるのですが、私たちとモードは全く逆です。「2学期間近なので、いいウオーミングアップになりました」と帰っていかれた先生方もいらっしゃいました。ありがとうございます。

 ブログもすっかり止まってしまい、ガッカリされている方もいらっしゃるかもしれません。すみません。子どもたちはとっても元気です。毎日、素晴らしいドラマがあり、ブログ満載のはずでした…。私も朝になると元気が回復し、学童保育は全力投球で遊び、プールにも海パンで入っています。おまけに学童の後に療育教室が入る日もあります。夕方にはもうぐったりです。というわけで、ブログに手が出ない日々でありました。
 おかげでお腹のャjョがとれて筋肉マンに逆戻りしたものの、思考停止状態で本も読まないという、こんな夏休みは初めて。来年こそは新しい若い職員を採用して、遊びのリーダーの座を早く明け渡したいものです。
 
 それでも、明日か明後日には2週間分をブログに一挙写真特集でアップする予定です。ただ、たくさんの書きたい撮りたいドラマが毎日ありましたが、写真はあまり撮れていません。解説もなしかも…。悪しからず…。

 学校も来週から忙しくなるようですので、現職ボランティアの期待はほとんどできません。ぽぽろも態勢上ピンチです。今夏は昨年に比べて子どもたちも落ち着いてきていますし、子ども集団も毎日の日課も常連さんを中心に何となく形成されて、こちらもゆとりを持ってのんびりできている面があります。
 そんな中、今夏初のぽぽろKさん発「大ピンチメール」が飛びました。その最後の文面は「狼少年ではありません。」でした。これまでピンチに「大」「大大」「大大大」をつけるなどして連発しすぎて、信用度が低下しておりました。スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、来週はホントにピンチです。よろしく。

 27日には大東市の「JR高架下建物貸付事業者選定委員会開催に伴う事業者プレゼンテーション」が午前中にあり参加します。お弁当の時間には間に合うでしょうか。この日は大学のインターンシップで学生さん2人の研修(実習)が朝から入ります。28日は茨木市の保育園の「実践支援事業」で朝から夜の研修会まで参加しますので、夏休み最後の学童の日にはぽぽろにおりません。来週はバタバタしますが、よろしくお願いします。


ギターありがとう

2009年08月17日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 先日のぽぽろ夏期連続講座に参加された東大阪支援学校のT先生から「ぽぽろだより」の呼びかけに応えてギターをいただきました。ありがとうございます。大事に使わせていただきます。
 T先生といえば東大阪の方にはおなじみの方。東大阪の障害児教育をよくする会の事務局長でもあります。とてもまじめで誠実な方。催し物があるときにはいつもギター片手に歌を歌っていらっしゃいます。今後もよろしくお願いします。
 さて、ヤンクラのギター教室は9月開始予定です。詳細が決まればお知らせします。まだギターの提供は受け付けております。おうちで眠っているギターで、もう使う予定のない物がありましたら是非ご協力ください。