大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ぽぽろ2/26午後自由あそび

2011年02月27日 | 児童デイサービス
土曜日学童の公園遊びの様子。誰からの下書き投稿かな?パートのTさんでしょうか?

○公園の砂場で大好きな相撲を繰り返し。唐オても、またあそびたいから、助けてあげるね!


○ブランコも大好き、スタッフも大好き。両方まとめて、とっても満足。


○揺れて気持ちいいブランコだけど、自分でこげるように、お姉さんの声に合わせて、「足をひいてー、だしてー」


○砂あそび、バサバサ巻き上げもいい感じだけど、キュッと固めてみたよ。団子?おすし?ダイヤ?(この日、少年野球を見ながら砂遊びをしていたとか…、余裕だね)


じじいが突然じーじに!?

2011年02月26日 | 児童デイサービス
 今週の学童。

 一見、手ごわそうな小学3年のHちゃん。


 1月末からほぼ毎日利用するようになり、この日は9回目の利用です。
 先週の水曜日にはSくんと折り畳み式のお家(「ごっこあそびテント」というそうな)の激しい取り合いがありました。
 なかなかストレートに主張するし、キーという高い声で反撃するので、Sくんもたじたじで、引いていました。

 Hちゃんはお友だちと折り合いをつけながら遊ぶことが苦手な様子。いつも取り合いをしているか一人で黙々と「お家づくり」をしています。


そこで、私もパソコンにばかり向き合っていて学童に入らないと変になるので、たまにはと思って今日は久しぶりに「気になる」Hちゃんにつき合ってみることに。

 写真がないので残念ですが、この間からSちゃんは「脱出ゲーム」に凝っている様子。
 私もチラッと見たことがある「お笑い倹l」さんが水のいっぱい入った水槽か何かから脱出するゲーム?Sちゃんはそれに見立ててテントのお家の中にカラーボールをどんどん入れていきます。どんどん入れてその中に棚の高いところからドボンと落ちます。ボールの中にすっぽりと頭も埋まって隠れます。

 でも、Hちゃんはテントは全部自分の物だとばかりにSちゃんが入っているテントからボールを出して家を取り上げようとします。どんどんどんどんカラーボールを入れてSちゃんと遊んでいると、とうとう根負けしたHちゃんは棚の上にあがって「どいて!」と言いだしました。そして、実力でSちゃんの上にドボンとやりそうになったので、私は引きずりおろしてこっぴどく怒りました。しっかり彼女の顔を見つめて「順番です」ときっぱり言うとそれはあきらめたようです。(うん、順番という言葉を自分の中に飲みこんでコントロールする力があるんだ!)しかし、このおっさんが!という感じでありとあらゆる「ぼけ・あほ・しね」級のことばを浴びせかけてきました。たいていの人がここで引いてしまうのですが、ますます私は燃えます。

 そして、しばらくして交代しようというとSちゃんが家から出てきました。Hちゃんは棚の上からドボンとやりたいけど少し浮「ようで前向きになったり後ろ向きになったりして逡巡しています。仕方がありません…、このおっさんと目を合わせます。ニカッと笑って手を出すとしぶしぶ身をまかせました。かくして脱出ゲームに参加したHちゃん。Sくんと仲良く一緒に入ったり、ボールを出す方と入れる方に分かれたりして遊びました。

 私はといえば、買ったばかりの水色のヘルメットをかぶって救急隊員に変身。「水の中でHちゃんが溺れています。今から救出に行きます」などとやりだすともう仲直り。このおっさん、オモシロイ!という感じで、絶対に拒否し続けてきた細長い家の中にも入れてくれました。もうこうなったら、しめたものです。

 このNちゃんも招き入れて2人で「ごっこ」的な遊びを始めました。(なるほど「ごっこあそびテント」とはよく言ったものだ)
 そうするともう2人の世界です。「おっちゃんも入れてくれない?」と言うとすかさず「ダメ!じじい!」と言ったのはNちゃん。(おいおい、「じじい」なんてことばをHちゃんに教えるなよ!すぐに覚えるで…。)

 
 
 はい、これは前日に買ったヘルメット。実は「ストレス解消のために買い物に行ってきまぁ~す。主婦のストレス解消策みたいや…。」とつぶやきながら出かけた先はコーナン。学童の備品・消耗品と同時に「教材」を物色。目をつけたのがこのヘルメット。2個買いたかったけど本部の会計担当者の顔が浮かんで1個で我慢しました。私はこんな「教材」が大好きです。するとやはり思った通り大ヒット!Hちゃんと私を結んでくれるかけ橋にもなりました。でも合計1万円を超えちゃった!!
 さすが、Sくんです。ヘルメットに合わせて工事現場のおっさんに変身。よく似合うよねぇ。Fくんも加わって大工さんをしました。こっちの「ごっこ」はかなりリアルでなりきっていますよねぇ。





 Yくんに「久しぶりやなぁ、嬉しいなぁ。」と言うと恥ずかしいのか伏せってしまいました。大好きなスタッフの「Tさんが来るで」と言うと嬉しそうでした。
  別のでっかい模造紙に「ナスカの地上絵」の背景を描きました。これは模造紙に貼りつけるつもりで一つ一つ切り抜いて置いてある絵です。立体にしたかったのか、立てて糊付けしようとしていましたがうまくいかず…、未完成のまま帰りました。
 Fくんとのバトルもなくぐっと落ち着いてきたYくんです。


 これは下書きかな?彼が描いた「ナスカの地上絵」です。今度来た時に完成させてね。


 歌唱力抜群のYちゃん。何の歌だと思います?ぽぽろのテーマソング始まりの歌「歌ってどんどん」(町田正一氏作)です。実はYちゃんの横でピアノを弾いているのはメキメキと?腕を向上させてきているスタッフのTさんです。この曲しか弾けないからYちゃんが合わせたとばっかり思っていたら、違うのですって…。Yちゃんは「うたどん」が大好きだそうです。(でも、Tさんは私よりはピアノがうまくなってきたのは確かなようです。ピアノ教室の成果でしょう。)


 Sくんはお家のしつけが行き届いているのか?片付け上手です。学生アルバイトのYさんと鉢巻き姿で「おかたづけ」です。散らかすのは皆得意ですが、片付けるのが苦手な面々です。



 とってもお姉さんらしくなってきたMちゃん。スタッフには「○歳の壁」を乗り越えて、充実期に入ってきたよねと話しています。また書きますよね。
 丁度この時にたまたまャPットに入れていた携帯がブルブルと鳴りました。東京の長男からのメールでした。仕事中にとは思ったのですが、緊急入院した先から「父親になりました。元気に泣いています。」というもの。Mちゃんにだけ孫娘の写真を見せてやりました。返信には「ぽぽろのMちゃんがかわいい!おめでとう!やて。そんなことは言えないナナメに構えた子やった(Mちゃん、失礼!)のに。いよいよ、じーじかぁ…。」「じじい」と言われた後だけに、「じいじ」「じーじ」いいですよね、この響き。


遊びの天才!

2011年02月26日 | 児童デイサービス
 Yちゃんの描く絵が変わってきたよね。ぽぽろではミッキーマウスが定番だったけど、画面いっぱいに色んなキャラクターが登場します。お話はあるのかな?私には「あかん」とかいじわる言って話してくれません。誰かしっかり聞きとってね。


 さて、毎週木曜日はとってもテンションが高く、大盛り上がりの日です。
 この日は廊下で名づけて「風船割りボーリング大会」。
 アイデアはバイトのOくん。ちっこい子らも含めてみんなが「たろうくん」と呼んでいます。遊びを考える天才です。来年度はもう少しバイトの日を増やしてと頼んでいます。

 「ボーリングやる人!」と彼が一声かけるとダァ~とみんなが走っていき、のっぽの彼の周りに群がり、ぶら下がります。
 壁に押しピンでも貼りつけているのでしょうか?その前に風船を置いています。ボールの代わりに投げるのはガムテープです。


 その次がこれ、かくれんぼです。

 隠れないで走って叫んでいるのはGくんです。「もういいかい?」
 ホントにお友だちの中でよく遊ぶようになりました。お家でも♪「うううらべさんの…TaTaTaさんの…」何とかかんとかという歌をオリジナルで作って歌っているとか。


Sくんとゴサクくん

2011年02月23日 | 児童デイサービス
 19日、土曜日の学童の様子です。投稿はアルバイトMくんからです。

 Fくんの日課となりつつある犬の散歩にSくんを誘い、スタッフのWくんとNくん、僕Mの5人で今津公園へと向かいました。

 何匹かの犬と出会い、撫でさせてもらったり、抱っこさせてもらったりする中、以前散歩させて頂いた老夫婦に会いました。

 おじさんはFくんを覚えてくれてるみたいで、挨拶すると犬の散歩をさせてもらいました。


 Fくんが散歩を楽しむ中、Sくんは少し離れた所から見てるだけ。話しかけてみると『俺犬苦手やねん…昔噛まれた事あるから』と教えてくれました。

 それでも少しずつ犬との距離を近付けていくしょうまくん。大きいけど大人しい犬(写真の犬:名前はゴサクくん)のリードを持ち、散歩を始めます。
 最後は身体を撫でて、べったりしていました。この写真よりも近い距離で犬と関われるようになっていました。


 ただもう一匹の小型犬が来ると驚いていました。

 Fくんだけでなく、犬を通して落ち着く事のSくんの一面を見た気がします。


堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会総会

2011年02月22日 | 専攻科・学ぶ作業所
 本日は記念すべき「堺(松原)に『学ぶ作業所』をつくる会」第1回総会に会場ほぼいっぱいの80名を超える皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。


大阪の地において、第1号の「学ぶ作業所」を立ち上げる出発点であり、今後府内に大いに「学ぶ作業所」と専攻科を実現させる運動の拠点づくりになるであろうという期待を込めて「歴史的なつどい」と呼ばせて頂きました。
 中には仕事を休んだり、都合をやりくりしたりして来ていただいた方々もおられ、とても熱気のこもった集まりとなりました。

 特に感動したのはぽぽろのヤンクラ生諸君のスピーチです。仲間の中で自分の弱さや生きにくさを含めて出し合い、そこから自己肯定感を回復し、磨きをかけていっている姿が感動をよびました。若者らしいみずみずしいねがいに触れていっそう元気が出ました。ぽぽろスクエアの将来を象徴する彼らの姿でした。ありがとう。

 スピーチも多彩でとても期待のこもったもので身が引き締まる思いがしました。ありがとうございました。
 会員になっていただいた皆さんにはニュースでご発言などをお伝えして参りたいと思います。(今日、さっそく第1号が会場で発行されました。)

 ドキドキしながら当日を迎えた事務局長のHさん、何から何までの準備ご苦労様でした。
 会長の湯浅先生はじめ役員や事務局の皆さんと頑張りましょう。
 事務局メンバーも募集中です。事務局は鶴見区の放出・ぽぽろですが、事務局長は住吉区安孫子(あびこ)のわが法人本部の大阪障害者センターに机を一つ置かしていただき、そこにつめることになりました。そこでワイワイガヤガヤやれたらいいかなって思っています。特に昼間に動ける保護者の皆さまのご協力・ご参加をお待ちしています。