土曜日はバザーの横でプールをしなくてよかった!
予想通り、子どもたちは水道のホースを離しませんでした。狭いプールなので10倍楽しむにはホースは無くてはならない道具です。(水道代と資源を大切にという視線を気にしながらですが、裏の駐車場は水浸しでした)
今日のテーマは「懲りない面々と『とんぼ3姉妹』」。
「とんぼ3姉妹」とは8月から児童デイサービスを開所される茨木市のとんぼ福祉会から研修で来られているToさんとKoさんとIさんのことです。この中でToさんは研修開始から約4ヶ月になられます。大阪府に児童デイの申請が受理されたとのことで、8月スタートは間違いありません。夏休みを前に問い合わせが殺到しているそうで、ニーズの高さを示しています。
14日には説明会があり、放課後の現状と放課後等デイサービス事業制度化の運動と意義、ぽぽろの実践の様子などについて私がお話しさせていただく予定です。私はとんぼ作業所が無認可だった時代に府立茨木養護学校に勤めながら後援会長をさせていただいたこともあり、児童デイのスタートは我がことのように嬉しい出来事です。
さて、今回の記事は研修ボランティアへのお礼と感謝、事業のスタ<gへの敬意を表して書かせていただきます。
この円形プールの中で一人ずぶぬれになっているのが3姉妹・年長のToさんと学生アルバイトのSiさん。子どもたちが引き上げて半分以下になった頃に、周辺参加の子らが次々とプールに飛び込み主役になりました。ホースを持つのはずっと中心参加で遊びほうけたAくん。
その渦をつくってくれたのが離れたところから助走してお尻からドボンと飛び込みをはじめたMaくんでしょう。
呼びかけるとRiくんもTaちゃんもその真似をしましたよ!Maくんのようには軽やかではないのでスローモーションみたいですが、微笑ましい光景でした。
後で触れるKeちゃんも景気よくその場でドボンとやり出しました。
この日はYuちゃんも「足まで浸かる」と言って周辺の小プールで遊びだし、とうとう潜水や伏し浮きまで披露してくれたYuちゃんにみんなは拍手喝采でした。Yuちゃんも大プールで一人になったときに見せてくれた姿です。(これにも昼頃からの私との「訳あり」のドラマがありますが、又書きますね)
学校のプール指導とは又違う光景と遊び方でしょう。
この日の最大のドラマがMaくんとの悪戦苦闘ですが、この写真の時には一人あそびに転じて落ち着いたMaくんしか写っていません。
実は午前も隣のマンション・エレベータが気になって何度か飛び込もうとしてバザーのお手伝いに来ていた母上にこっぴどく叱られて落ち込んでいたMaくんでしたが、母上の姿が見えない裏の駐車場で何度も非常線突破を試みました。それに身体ごとぶつかって悪戦苦闘したのがToさんでした。Maくんはしまいにマンション入り口手前でひっくり返って両手足をバタつかせ泣いて抵抗しました。こうなると、力持ちの私の出番です。「虐待」かと間違えられるほどの泣き声でしたが、がっしり後方から抱えてプールまで運びました。(実はプールが始まってからMaくんのマンション行きはピタリとやんでいた。プールがマンションに負けるはずがないと確信していましたが…その後はToさんに任せました。)
それからがまたToさんの悪戦苦闘です。何度も何度も一緒にプールの中にドボンとやっているうちに、面白くなって自分から飛び込みだした(思い出した?)わけです。やった!マンションに勝った!「おめでとう、Toさん」というわけです。ToさんはMaくんがこの日は最初からプールに入ろうとしなかったのは「人数が多すぎるからでしょうか?」と聞いてこられました。ご明察です。RiくんもKeちゃんもおそらくそうなのでしょう。
やっぱりプールが最低でも二つは要りますね。
この日、プールに浸かったのは3姉妹と奈良教育大のバイト学生SiさんとNiくんと私の6人です。中でもこのToさんの奮闘には特筆すべきものがありました。とは言え、周囲にいる者もAくんとFuくんにホースで水浸しにされたので、みなさんずぶぬれでしたけど…。
何とも素晴らしい笑顔!Toさんの腕の中で安心して笑顔が出始めました。
しばらくながめてください。
実はこの日のKeちゃんはプールが浮ゥったのでしょう、引っ張り込むとすぐに出ていき誘うと「オー!!」と両手をつきだしてイヤを主張します。ずっと周辺参加でした。去年のKeちゃんは何回かのプール遊びの積み重ねで「1,2のドボン!」あそびにまで到達していました。
抱っこから手つなぎへと少しずつ水に慣れ、面白さがよみがえってきます。
まだ手を離せません。
はい、これはほぼ手を離して「1,2のドボン!」と自分からやり始めた姿です。
一方的に「押す」という遊びが多くて、いつもはなんとかしてやりとり遊びに発展させようと必死です。水という素材、抵抗が加わるとこんな素敵な笑顔でのやりとり遊びに発展するんですよね。
このKeちゃんの周囲には一緒に遊んで見守る「とんぼ3姉妹」がいたのです。見守るというよりは「体当たり3人組」という感じでした。構えが違うなぁ…。研修も今度の水曜日でおしまいです。とてもいい思い出になったことでしょう。
そして、この日の姿から私たちスタッフも見習いたいものです。
一度だけ研修中に「ねずみばあさん」を見せてくださいとのリクエストにこたえて、バルーンを天井からつるして隠れる場所をつくり本家本元?の「ねずみばあさん」を披露しました。写真が今一ですが…、久しぶりに楽しみました。
おやつの時間。プールを終え、着替えをすまし、遊びきった子どもたちと、力を使い果たしたスタッフです。
予想通り、子どもたちは水道のホースを離しませんでした。狭いプールなので10倍楽しむにはホースは無くてはならない道具です。(水道代と資源を大切にという視線を気にしながらですが、裏の駐車場は水浸しでした)
今日のテーマは「懲りない面々と『とんぼ3姉妹』」。
「とんぼ3姉妹」とは8月から児童デイサービスを開所される茨木市のとんぼ福祉会から研修で来られているToさんとKoさんとIさんのことです。この中でToさんは研修開始から約4ヶ月になられます。大阪府に児童デイの申請が受理されたとのことで、8月スタートは間違いありません。夏休みを前に問い合わせが殺到しているそうで、ニーズの高さを示しています。
14日には説明会があり、放課後の現状と放課後等デイサービス事業制度化の運動と意義、ぽぽろの実践の様子などについて私がお話しさせていただく予定です。私はとんぼ作業所が無認可だった時代に府立茨木養護学校に勤めながら後援会長をさせていただいたこともあり、児童デイのスタートは我がことのように嬉しい出来事です。
さて、今回の記事は研修ボランティアへのお礼と感謝、事業のスタ<gへの敬意を表して書かせていただきます。
この円形プールの中で一人ずぶぬれになっているのが3姉妹・年長のToさんと学生アルバイトのSiさん。子どもたちが引き上げて半分以下になった頃に、周辺参加の子らが次々とプールに飛び込み主役になりました。ホースを持つのはずっと中心参加で遊びほうけたAくん。
その渦をつくってくれたのが離れたところから助走してお尻からドボンと飛び込みをはじめたMaくんでしょう。
呼びかけるとRiくんもTaちゃんもその真似をしましたよ!Maくんのようには軽やかではないのでスローモーションみたいですが、微笑ましい光景でした。
後で触れるKeちゃんも景気よくその場でドボンとやり出しました。
この日はYuちゃんも「足まで浸かる」と言って周辺の小プールで遊びだし、とうとう潜水や伏し浮きまで披露してくれたYuちゃんにみんなは拍手喝采でした。Yuちゃんも大プールで一人になったときに見せてくれた姿です。(これにも昼頃からの私との「訳あり」のドラマがありますが、又書きますね)
学校のプール指導とは又違う光景と遊び方でしょう。
この日の最大のドラマがMaくんとの悪戦苦闘ですが、この写真の時には一人あそびに転じて落ち着いたMaくんしか写っていません。
実は午前も隣のマンション・エレベータが気になって何度か飛び込もうとしてバザーのお手伝いに来ていた母上にこっぴどく叱られて落ち込んでいたMaくんでしたが、母上の姿が見えない裏の駐車場で何度も非常線突破を試みました。それに身体ごとぶつかって悪戦苦闘したのがToさんでした。Maくんはしまいにマンション入り口手前でひっくり返って両手足をバタつかせ泣いて抵抗しました。こうなると、力持ちの私の出番です。「虐待」かと間違えられるほどの泣き声でしたが、がっしり後方から抱えてプールまで運びました。(実はプールが始まってからMaくんのマンション行きはピタリとやんでいた。プールがマンションに負けるはずがないと確信していましたが…その後はToさんに任せました。)
それからがまたToさんの悪戦苦闘です。何度も何度も一緒にプールの中にドボンとやっているうちに、面白くなって自分から飛び込みだした(思い出した?)わけです。やった!マンションに勝った!「おめでとう、Toさん」というわけです。ToさんはMaくんがこの日は最初からプールに入ろうとしなかったのは「人数が多すぎるからでしょうか?」と聞いてこられました。ご明察です。RiくんもKeちゃんもおそらくそうなのでしょう。
やっぱりプールが最低でも二つは要りますね。
この日、プールに浸かったのは3姉妹と奈良教育大のバイト学生SiさんとNiくんと私の6人です。中でもこのToさんの奮闘には特筆すべきものがありました。とは言え、周囲にいる者もAくんとFuくんにホースで水浸しにされたので、みなさんずぶぬれでしたけど…。
何とも素晴らしい笑顔!Toさんの腕の中で安心して笑顔が出始めました。
しばらくながめてください。
実はこの日のKeちゃんはプールが浮ゥったのでしょう、引っ張り込むとすぐに出ていき誘うと「オー!!」と両手をつきだしてイヤを主張します。ずっと周辺参加でした。去年のKeちゃんは何回かのプール遊びの積み重ねで「1,2のドボン!」あそびにまで到達していました。
抱っこから手つなぎへと少しずつ水に慣れ、面白さがよみがえってきます。
まだ手を離せません。
はい、これはほぼ手を離して「1,2のドボン!」と自分からやり始めた姿です。
一方的に「押す」という遊びが多くて、いつもはなんとかしてやりとり遊びに発展させようと必死です。水という素材、抵抗が加わるとこんな素敵な笑顔でのやりとり遊びに発展するんですよね。
このKeちゃんの周囲には一緒に遊んで見守る「とんぼ3姉妹」がいたのです。見守るというよりは「体当たり3人組」という感じでした。構えが違うなぁ…。研修も今度の水曜日でおしまいです。とてもいい思い出になったことでしょう。
そして、この日の姿から私たちスタッフも見習いたいものです。
一度だけ研修中に「ねずみばあさん」を見せてくださいとのリクエストにこたえて、バルーンを天井からつるして隠れる場所をつくり本家本元?の「ねずみばあさん」を披露しました。写真が今一ですが…、久しぶりに楽しみました。
おやつの時間。プールを終え、着替えをすまし、遊びきった子どもたちと、力を使い果たしたスタッフです。