6月末、アムステルダムでの学会に参加する夫とともにアムステルダムまで行き、学会の前にウィーンに行ってきました。モーツァルト、ベートーベン、マーラー、ブルックナー、ヨハン・シュトラウスなどの名立たる作曲家が過ごした街。そしてクリムト、エゴン・シーレたちも暮らしていた街。ハプスブルグ家が栄え、かの美しいエリザベト王妃がいた街、「ウィーン」
6月末だというのに、雨模様でヒューストンから行った私には、夏とは思えない肌寒さで、ちょっと驚きました。でもあちこちに色とりどりの花が咲き、どこを見ても美しい街並みでした。
ホテルの目の前の公園にあった、ヨハン・シュトラウスとブルックナーの記念碑
王宮の横にあったモーツァルトの像
オーストリアの偉大な女帝で、マリー・アントワネットの母、マリア・テレジア
まずは、ハプスブルグ家の王宮見学に行ってみました。入ったすぐが食器のコレクション。どんな食事をしていたのか、想像できませんが、食器類はとにかくゴージャス。質もすばらしいし、その数がまたすごい...
パンを入れるための特別な折り方をしたナプキン
パーティーの時は、こ~んなかんじで、お食事...
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この旅行に行くに当たって、なんとかあのウィーンフィルのコンサートホールで、コンサートを聴くことができないものかとウェブサイトを探してみたところ、観光客用のコンサートですが、モーツァルト・コンサートなるものがあったので、チケットを予約して行きました。時期はずれのため、もちろん、ウィーン・フィルのコンサートは聴けるわけもないのですが、モーツァルトの時代の扮装で、あの樂友協会の黄金のホールで演奏が聴けるというので、楽しみにでかけました。買ったチケットはVIPチケットとかいうもので、ちょっと高かったのですが、「食事付き、お迎えの馬車付き、演奏の幕間にはシャンペン付きで、オーケストラの団員との歓談付き、におまけでCD付き」というものでした。食事はホテル・ブリストル(この日、このホテルにはポール・マッカートニーが泊まっていました!!)のレストランで、なかなか雰囲気もよく、おいしかったです。そして食事が終わるころにモーツァルトの頃の扮装をしたお兄さんが迎えに来て_。
モーツァルトの頃の扮装をしたアゴン。こんな馬車に乗って、街をくるっとまわって学友協会へ。
樂友協会
絢爛豪華な黄金ホール
幕間に楽屋のほうに案内してもらい、指揮者と歌手の方たちと話をすることができました。
有名なモーツァルトの曲やヨハン・シュトラウスのワルツなどの歌や演奏で、予想以上に楽しいコンサートでした。