「時空を超える(ハトホル)」に出てきた、意識の移行期、についての過去のブログです。
lightworkermikeさんより
https://lighworkerjapan.wordpress.com/2011/07/23/chaoticnodesbyhathor-3/
意識の移行期 3 肉体の死~ ハトホル
ハトホルの「意識の移行期」最終章です。初めにハトホルのメッセージを載せ、次にザ・グループのメッセージを載せます。共鳴するところを選びましょう。
肉体の死 byハトホル
トム・ケニヨン
肉体を持った存在にとって一番難しいのが、死という意識の移行です。五感を含むすべての認識の拠り所が失われるからなのです。自分を物質的な存在しか認めようとしない場合は、この移行は非常に、最も難しくなります。今まで認めてきたものや手がかりが一切消失するからです。
物理的世界はそのまま存続するとしても、五感から意識に入ってくるものはもう何もありません。世界が消え、それと一緒に身体もなくなったかのようです。「わたしは」という、超越意識の中心になる特徴は五感を通して、または外の世界からもう身体を透通して情報を得ることはありません。その時点で、非常に深いレベルで方向を見失い、直接他の次元を経験することはなくなっています。
喩えていえば、あなたは巨大な樹、命の樹なのです。沢山の枝や葉っぱや花をつける存在です。現在の肉体的な存在というのは、その葉っぱや花の一つに過ぎないのです。
意識が移行してこの世を離れる際には、幾つかのオプションがあります。師やアバター、救世主といった伝統的な精神的世界に身を置いている場合、その生前の道の意識そのままの波動レベルへと進むことが出来ます。宗教で天国と呼ばれているところです。
師やアバター、救世主といった存在が歩んだ道を追っていこうとする時には、自分の天国、自分で獲得し達成したレベルへと入って行きます。また、必要によっては、自分自身の限界のある意識の中に入ります。
私たちから見れば宇宙は無限です。無限という言葉は、外の宇宙空間を言っているのではなくて、あなたの宇宙という異次元の現実のことです。そしてすべてなるものを理解する存在は、私たちから言えばどこにも存在しません。誰もいません。
しかし、あなたの師やアバター、救世主が死んだ後にいる世界に行きたいという場合、幾つか提案があります。一つは、彼らの名前を心の中で呼ぶのです。これは古代エジプトでは、「レンRen」という言葉が使われていました。名前を意味する言葉です。スピリチュアルな存在の名前を呼ぶ時には、その存在がやって来ます。
師に会う瞬間、師はあなたのことを慈しみ、彼らに連れられて師のいる所に案内されます。
精神的な伝統を重んじてきた人には、ある特定の神とつながるマントラがあります。死の瞬間、このマントラを唱えると同じような効果があります。
師やアバター、救世主に従うという精神的伝統、宗教にいなかった人については、他の意識の移行の可能性が開けます。
2つの意識の移行において、死の世界は “空”の世界で、その特徴は静寂さと闇です。すべてが空の状態にあるのですが、事実存在するものがありません。まるで楢の木のどんぐりです、楢の木は大きいのですが、元々どんぐりの中にあるわけで、まだ大きく成長していないうちは木はどこにもありません。
だから空の中にいるときは、完全な闇と完全な静寂の中にいる事実を認めざるを得ません。その際、自分の創造的な力の因果の中にいるのだということを知ってください。
次に創造することが、あなたの運命をとそこで住む世界を決定します。それが極めて決定的な分岐点になります。
闇に驚いた多くの人たちは、光の方向に行こうとします。そこで分からないことは、光を求めるので光を創り出すということです。彼らの前にトンネルのようにポータルが開いて、その光のトンネルの中に入れます。知っている存在に会います。それよって自分が具現化し(肉体をもっているかのように)、他の世界に入り込みます。しかし、その結果がどうなるかは完全には分かりません。これが一つのオプションです。しばしば起こることです。
もう一つは、空の世界に留まったまま、空そのものの中にい続け、自分「自身」が純粋な意識で、すべての現象になりうる超越的な意識であると気がつくことです。
その気づきの状態で、何も生み出し創り出す必要がないまま長くいると、自分が偉大な「わたしはI AM」であることを発見します。この気づきを得た後、自分を具現化する環境を選ぶことが出来ます。住む場を選べ、意識の世界を選べます。
後者の場合、それはほとんどの人にとって最も難しいことですが、一番偉大な機会になります。それが困難なことである理由は、人間は肉体がないのを忌み嫌うという事実と関係があります。肉体への憧れと物質世界での経験によって、機が熟さないうちに空の世界から別の世界へと引張られることがよくあります。
極めて手短にまとめると、この混沌とした変動期は非常に激しいので、多くの人が意識の移行期に入っていきます。どのレベルにあっても、つまりそれが3つの、個人生活、集団の中、死という移行期のいずれであっても、あなたが自分で自分の現実を創っているのだということを知っておいてください。
The Hathors
April 20, 2011
光の灯台「人生の第7ステージ」2005年7月
by スティーヴ・ローサー from ザ・グループ
出迎えるものたち(The Greeters)
も がきや苦しみが続いていますが、それは自然なことです。皆さんには、必死に人生にしがみつこうとさせる、生き残りのメカニズムが刷り込まれているからそう なのです。たとえそれが、スピリットにとって不自然であったとしてもそうなるのです。死が近づくと、生き残りの本能が頭をもたげます。だから、移行チーム のメンバーが手助けして、「大丈夫よ、お父さん。私たちは大丈夫だからね」、そう声をかけるのです。事実、沢山の方が、すぐ側にいる人たちと適当な時期に 逝かせてあげる契約をしているのです。だから、故郷に帰ることは非常に重要になります。しかし一方でまた、全く別のプロセスが始まります。肉体を出ても、 故郷には帰らない場合です。入らなくてはいけないゲートがあるのですが、そこに入るかどうかは自分の自由意志です。そこに至るためには、チューブ、トンネ ル、谷、など、呼び方はいろいろですが、通過しなければならないコースがあります。しかも、たった一つの魂だけでそれが行われるのです。しかし、ゲートま で行く旅を開始する前、あなたは、グリーターと呼ばれる出迎えの者たちを目にします。彼らは肉体を出たばかりのあなたを慰めに来たのです。出迎える人は、 子供の頃非常によく会っていたハリー叔父さんだったり、お祖父さん、お祖母さんだったりします。暫く会っていなかった人なので、時に思い出すのが難しいか もしれません。しかし、彼らは、最初のステージでその時が来たら出迎える契約をした人たちです。出迎えの人たちはそこであなたを励ましているのです。「大 丈夫だぞ、最後の息をしていいぞ。捨てていいぞ、ここで手を貸すからな。心配しなくていい」、そう言うのです。そこであなたは肉体を離れ、自由になる感じ がします。でも、故郷にはいません。人間の向こう側にいるだけなのです。人間とは違う、別の波動状態にあるだけなのです。でも、まだそこは故郷ではありま せん。
ゲートをくぐる
ゲー トに到着すると、今すぐそこを自由に通過できます。ゲートを通る時には誰も励ますことは出来ません。自分の意志で通過しなければならないのです。ここで動 けなくなったり、混乱したりする人がいます。たとえば、自動車事故や自転車事故に遭って肉体を出たとします、でも死んだとは知りません。もう人間の向こう 側にいるので、創造できる状態に自然に入ります。そこでは、人間であるが故の幻想や肉体に阻まれることはありません。だから、創造する力が極端に増大しま す。
混 乱したり、自分が死んだと分からない場合が問題なのです。ゲートを通って故郷に行きたくないのです。なぜなら、現実を創造する力があるので、まだ生きてい るという思う通りの現実も創れるのです。どうか理解して頂きたいのですが、皆さん、この状態であっても何も間違いはないのです。実際には、動けなくなるよ うなものは何もないのです。この状態にあっても全く自由意志があるわけですから。しかし、大惨事などでは、人々は混乱して、故郷に帰るわけでもなく、どこ に向かうのでもない、文字通り膨大な数の魂が大集団を成します。多くの場合、これは単なる知識の欠如から起こります。結局この簡単な真理にしても、学校で は教えてくれません、そうじゃないですか? 教育やこのような考え方は、人間の進化にとってもっと大きな役割を果たせるのです。だからこそ私たちは、移行 チームのメンバーたちが本当に素晴らしいことをされていると思うのです。彼らは素晴らしいヒーラーです。彼らは人類を飛躍的進化に導いています。
家庭教師に会う
次 に何が起こりますか? 生き残りのモードを脱すると、肉体を出てゲートをくぐります。そこは、故郷です。その時に家庭教師と出会います。この者はあなたと 契約を結んだ魂で、あなたの素晴らしさをただ思い出させて、天国に行けるよう手助けします。あなたの家庭教師は、ただ、全てがいかに簡単であるかを思い出 させ、天国では物事がどういうふうに進行するか、その全体のプロセスを案内します。そして、再び故郷にまみえる手助けをします。この家庭教師は、現実を構 成する全く違うプロセスをあなたに見せます。また、人間の記憶から生じる迷妄の曇りを取り除く手伝いをします。
人生の第7ステージ 融 合
そ れから、私たちが呼んでいる人生の第7ステージが来ます。故郷でくつろいだ後、融合というプロセスが待っています。それは、魂が生涯に経験した全てのこと を統合していくものです。全ての出来事は、魂にとって最も有用であったかどうかという点で評価されます。進化の道で有用として残るものが、コア・パーソナ リティに統合されます。また必要ないものは、そっと手放していきます。
9 歳の時に、クラスのいじめっ子が昼食を横取りして、目をむいて、もし誰かにこのことを言ったら、おまえだけでなく妹も殴りに行くぞ、と脅された、そんな時 がありましたね。あなたは一言も言えず、それを生涯抱えて隠していました。いつも粗っぽく口汚いことを言っていたその子を怖がっていました。面白いこと に、あなたはそういう人間を何度も何度も人生に呼んだのです。事実、その中の一人と結婚したんですよ。皆さんは、ゲームを演じる人間として、人間を装おう スピリットとして繰り返しこのようなことを仕立てるのです。面白いですね。故郷でこのプロセスを行う時、最初にすることは、このような経験を一つ一つ体験 することです。でも、これは、肉体を離れる時に起こる、記憶の甦りではありません。それとは全然違います。これは、延長されたプロセスで、故郷のエネル ギーの中で穏やかな状態でやらなければなりません。融合を効果的に進めることが必要だからです。これが、毎回、第7の最終ステージになるのです。
昔 の聖典では、このことを審判の日、と誤って解釈されました。だれも審判などしません。そうなると結局、神を審判するのは誰ですか? 出来るとしたら、神だ けが神を審判することになるのです。魂が人間を装おう子供時代、極性の幻想は有効に機能しました。申し上げますが、進化の道では、もう極性の幻想は必要な いのです。今、価値判断を識別(見極め)に置き換えてください。それが、新しい惑星地球の高い波動に生きる最初のツールです。一つのことを良い、悪いと呼 ぶ代わりに、識別を使うことが、判断しないで選択をする、そのことにつながるのです。第7ステージでは、識別だけが必要です。魂は、一つ一つの経験を、将 来の魂の道に大いに役立つものを識別しながら経験するのです。このステージでは、個人の経験を一つ一つ思い出すだけでなく、その時その経験に関わって隣に 座っていたであろう、魂のエッセンスを思い出すのです。もうしかしたら、そのエッセンスはその当時のまま地球にいるかもしれませんが。あなたは彼らを脇に 座らせ、あなた方二人がその経験を客観的に再訪問していくのです。「それは面白くなかった? おまえのこと、その時は全然思い出せなかったよ。またここで ひどい目に遭わせる気かい? あの時のこと覚えている? 難しい役回りをしてもらって有難う」、と、そんなことを言うのです。彼らは、「よし、次は友達の 役をやろうか。悪役はイヤだね、君のことが好きだからそうしたんだよ」。
コア・パーソナリティ
あ なたの魂のエッセンスは、コア・パーソナリティと呼ばれます。魂として自分が誰かというエッセンスは、魂がこの時点まで経験してきた全てのことを組み込ん だ、最高の結果です。人生というゲームボードにいる時、自分が誰かを表す経験を全部持っています。良いものも、悪いものも、また醜いところも、全部普段の 生活に持ってきているものなのです。もし、否定的な経験をエネルギー・スタンプとして持っているならば、その経験は考えの一つ一つ、全ての関係に影響を与 えます。進化に進むことを選べば、人生の最重要課題をマスターする経験としてそういった経験を生かします。一旦マスターすれば、その経験の否定的なスタン プを手放すこともあります。そして実際、自分の歴史を書き換えるのです。決して経験を削除することは完全にはあり得ません。それはあなたの一部ですし、そ うしないで、皆さんを過敏にさせていた、あるいは敏感に反応させていたエネルギー・スタンプを手放すのです。これが、地球で起こる一番大きなヒーリングで す。それはまた、常に内側から達成されます。人類は「すべてなるもの」の中、かつてない速さで進化の道を辿っていますが、このエネルギー・スタンプは、殆 ど有効に活用されません。魂が将来の転生に向けた準備をして、自らのエネルギー・スタンプをリセットするのはこの人生の第7ステージ、最終ステージで行わ れるのです。エネルギー・スタンプを次の人生でまた活用するか、または不要だとして手放すか、リセットするのです。それを手放さなければ、分子の記憶とし て蓄えて、次の転生時に表に出るようにして、人生の課題をマスターするのに活用されます。
(訳 注) エネルギー・スタンプ:これまでの全人生で経験した傷やトラウマはエネルギーの刻印として刻まれています。それが無意識の内に顔を出して繰り返し表 れ、恐怖したり逃げ出したりさせます。以下では、その中に贈り物を発見する時、ヒーリングが起こり刻印は消えると言っています。
贈り物を受け取る
皆 さんは、極性の世界に住んでいるということを理解してください。上下、善悪、正誤、愛恐怖という幻想を持っています。故郷にそれはありません。ですから、 人間がネガティブと呼ぶ経験は、実際に生かされるように選択されるのです。将来の人生で役に立つのです。そういうわけで、大勢の方が過去生を持ち、何回も の転生で同じことを繰り返すパターンを持っているのです。魂としてのあなたは、エネルギー・スタンプを自分の進化のために持ち続けることを選んだのです。 そのことを選択すると、エネルギー・スタンプは分子の記憶に蓄えます。良い悪いはありません。単純です。実際、非常に効果があるのです。
今 まで持ってきたポジティブ、ネガティブな経験を手放す時がやってくるでしょう。もう役に立たないからです。どんな経験でも、手放す際は考えるべきことが一 つあります。申し上げましょう。それは、皆さんは、全ての経験には隠されている贈り物をもっている、ということです。手放す場合、先ずその経験の贈り物を 発見しなければなりません。経験には全て賜物(贈り物)が含まれています。それを見つけ、手にすることによって、全ての経験を一番高いエネルギーに融合で きるのです。一度贈り物を受け取ると、人生を左右するエネルギー・スタンプは、簡単に消えていくのです。
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