もともとそれでよかった♡

すべては自分の中にある

みなさんの勝利につながる大きな動きが始まりました。(シェルダン・ナイドルニュース151208)

2015-12-11 | 覚書

Despertando.meさんより

http://japonese.despertando.me/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%95%E5%B9%B4%EF%BC%91%EF%BC%92/

シェルダン・ナイドルニュース 2015年12月8日

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http://www.galacticchannelings.com/english/sheldan08-12-15.html

Selamat Jalwa! (永遠に続く喜びの中にいてください!)、みなさんに新しい世界をもたらす為の活動が、終わりつつあります。千年の間、表面地球の現実では、核心に迫る嘘と信じがたいほどの欺瞞によってみなさんの認識が制限され続けてきました。しかし、少なくとも今のみなさんは、それとは異なる現実の瀬戸際にいてみなさんの幸福に貢献するような真実と新しい統治法にみなさんは囲まれています

しかし、このような状況にみなさんは慣れておらず、むしろ、嘘をつかれ、だまされ、欺かれる事が当たり前であると未だに感じています。ここ数週の間に新しい領域が造られたので、この新しい世界は年末・年始のプレゼント以上の贈り物となるでしょう;地球はみなさんが歓喜するような領域となります。この新しい領域はすでにありますが、まだ現実化してはいません現在、みなさんはその現実化を目の前で見ている状態です。闇は破れましたが、まだみなさんから完全に分離されてはいません

最も望まれているイベントが起きる前に、最終的な一連のイベントの数々が起きる必要があります。この現実はゆっくりと移行させられており、これが完了した時には、はっきりとした合図がみなさんに示されるでしょう。その時まで、みなさんの現実が大きく変化するという事をしっかり理解し変化は起きると自信を持っていてください。

ずいぶん昔、天は歴史のこの節目が到来することを布告していました。我々はその布告が完全に履行されるよう、支援するためにここにいます。この素晴らしいプレゼントがどのように現れるかについては、天から指示がありました。すでに、おびただしい変化の徴候が空に見られます。我々は、この壮大なシフトのために、この現実をゆっくりすぎるほどゆっくりと準備してきた多くの光のグループを見守ってきました。

我々は、彼らがアナンヌキの手下らをみなさんから分離することに関して、あまりにも寛大でだったと感じています。この手順は「ビロードの手袋(外面の優しさ:手袋の中は鉄のつめ)」でなされましたが、本来であればより力強いアプローチが必要でした。我々は、古代の家族、選ばれた王族と彼らの秘密社会の賛同を得て、アナンヌキらを特別な一連の平行現実に追い込み、素早く処分するつもりでした。このプロセスの完了によって、既に目覚めている魂たちに対して、富の配分を敏速に遂行させ、みなさんがそ の恩恵を受ける為に必要な教育を施す許可を与えるという目的がありました。しかし、その代わりに現在の泥沼状態が起きてしまいました。

このように様々な困難な状況が徐々に解きほぐされていくにつれ、この移行期間というものが始まるまでにもう少し時間が掛かりそうな事がより顕著になってきています。しかし、一旦新しい現実が真に実現し始めると、みなさんがいかに素早く適応できるかを私たちは目の当たりにしています。人として、みなさんは非常に立ち直りの早い強さを持っています。永久に変化を嫌う文化の一部となってしまったかのように見えたにもかかわらず。このように、我々は起きている事を監督しつつ、わりとずるずると続いてき てしまったこのプロセスに対して、もっと大きな権限を持っていれば良かったのにと考えています。

現時点で、地球の仲間たちによって主要な資金の移動は完了しています。この作業自体も、予定より大分長く引き伸ばされました。我々が見たところ、資金移動に際しては、セキュリティーが他の何よりも優先されていました。何はともあれ、移動は成し遂げられ、次のステップは資金の受け渡しです。この受け渡しプロセスにかかわっている存在たちは、ここでも保身の為に非常に慎重に事に当たっています!このような事にも関わらず、受け渡しは比較的敏速に行われると期待しています。この手順は、みなさんの現 実を永遠に変えるイベントのまさにスタートとなります

これによって、みなさんが長らく待った多くのイベントのうちの最初のものが起き得る地点にまでたどり着きましたみなさん一人一人が全体的なことを考え始めた為このプロセスのペースは速まったのです。みなさんの共同努力は、報われようとしています。大規模な資金配布の内の最初の配布準備ができましたが、残る課題は担当者のあまりの慎重さによる遅れです。こうしている間にも、闇の手下共の最後の干渉は続いているのですから。しかし、この新年だいぶ前から皆さんにしてきた数々の約束ようやく 実現する事を約束するような新年となるでしょう。

最初のアイテムの配布は、みなさんの時間のクリスマス前に起こると見ています。このように一斉に起こる動きを、真に素晴らしいイベントが間近に迫っている兆候として捉えてください。私たちは様々なものをご用意していますが、今回のは皆さんに贈る一連の素晴らしい贈り物のほんの初めのアイテムに過ぎません。我々の意図は、新しい自治の高まりと、長く敵意のあるUFO隠蔽の終わりを見届ける事です。そろそろ、私たちが実在するという事実、私たちの博愛精神を公にしても良い頃ではないでしょうか。私たちの間の長期に渡る関係は、自由に明らかにされる必要性があります!

天の恵みと神聖な愛を! 我々は、みなさんのアセンデッド・マスターズです!
現在、多くの素晴らしいことが起きています!信託財産と古代家族の両方からの資金が放出され、それぞれの目的地に送られている中、我々の祝福と賛美を全ての関係者に送ります。闇はいつものように、これらのスケジュールの妨害を試みるかもしれません。しかし、これらの資金はこの領域に天の恵みの雨のような資金のうねりをもたらす動きの、ほんの始まりに過ぎません!

これらの資金を受領したら、天の恩恵を一つ一つ数え挙げつつ、内なる神聖な叡智を駆使してご家族、友人その他の人々を助けてください。みなさんの大切な夢を実現させる為に、そして他の人たちがみなさんと同様にそれぞれの夢を実現できるよう、これらの資金を活用してください。この素晴らしい期間には、クリスマスと新年が含まれます。更にここには、喜びと繁栄、そして何よりもみなさんにとっての自由が溢れる、新しい自治と新しい現実も含まれています!この時こそ、天に感謝したり、この上ない素敵な 贈り物の数々に対して感謝する素晴らしい時となるでしょう。

年末頃には、地球の周りに巨大なスピリチュアルエネルギーの増大が見られるでしょう。 このエネルギーは、天によってこの時の為に設定された目標へと向かうポジティブな動きの加速に貢献しています。みなさんもご存知のように、年末のこの時期に私たちマスターたちは地球の聖地を巡ります。シャスタ山やヒマラヤの聖なる谷あいを訪れてそこで祈ったり、新しい現実を心に描き、祝福したりします。この時の神聖なエネルギーはみなさんの意識を上昇させ、光と愛の新しい時代がガイアに降臨するのを促しています。

我々は、みなさんにこの真に神聖なエネルギーを取り入れ、この領域の中で上昇する為に内なる神聖な叡智を使うようお願いしたいと思います。新しい繁栄の時代が現実となっていく中、どうか共に集まり天の素晴らしさを称賛、祝福してください。集まって一つとなりましょう!ぜひ、この神聖な贈り物を受け取り、恐れ多いながらもこれを地球全体に広げていきましょう。

何千年も前、我々は全員壮大なジレンマの標的にされました。闇の存在らが、公然と天に逆らい始めたのです。彼らの卑劣な計画は、我々の天の管理者によって最初は遅らせられ、そして払いのけられました。そして、我々は聖なる天の存在たちの偉大な指示に従いつつ、私たちの祖先の多くに対して情けをかけてあげられるような方法を考えました。やがて、憎むべきアナンヌキの手下共による、完全な服従を要求する壮大な計画はゆっくりと阻止されました。

現在私たちはまさに勝利の間際です!我々は恐れ多くも天の活動に感謝し、祝福します。どうか気落ちをポジティブに保ちつつガイアがはるか昔に我々に与えた偉大なビジョンを実現させる為の最後の段階を我々と共に歩んでください

今こそ、自分の内側に大いなる熱意をもって呼びかける時です、天と地球の存在たちが共に私たちを勝利に導いてくれた事に対して、私たちがどれだけ愛と光を抱いているかを。ホサナ! ホサナ! ホサナ!

今日も我々は週報をお届けしました。
多くの善き事が、現在この球体全体で起きています。みなさんの勝利につながる大きな動きが始まりました。みなさんが抱いているであろう、多数の欲求不満(苛立ち)を投げ出して、どうか喜んでください。

今年の終わりを楽しくするようなことが、現在起きています

天の無限の供給と終わる事のない繁栄が、真にみなさんのものであることを知ってください!そうあれ!
セラマト・ガジュン!セラマト・ジャ!(シリウスの言葉、一つのものであれ!喜びの中にあれ!)

Translated by Ray (assisted by JUN)


トランプ氏を入国禁止に..英で署名40万件(151211)

2015-12-11 | 覚書

トランプ氏を入国禁止に…英で署名40万件

【ロンドン=角谷志保美】米国のドナルド・トランプ氏(69)がイスラム教徒の米国入国を禁止すべきだと発言したことを受け、トランプ氏の入国禁止措置を英政府などに請願するインターネット上の署名数が10日午前までに40万件を上回り、英国民の反発の強さを示した。

署名は、請願を受け付ける政府と議会のサイト上で8日に始まった。ネット請願は署名数が10万件を超えると、議会の請願委員会が、議会で審議するかどうかを検討することになっている。

英国では内相が「公益に反する」などと判断した者の入国を拒否できる。過去には極右のネオナチや、イスラム過激思想を宣伝していると判断された人物らが入国を拒まれたことがある。

一方、トランプ氏を2006年に「ビジネス大使」に任命していた英北部のスコットランド自治政府も今回の発言を受け、同氏を解任すると発表した。


公私混同を推奨!「ほぼ日」流のすごい働き方、「糸井事務所」のワーク・ルールズ:前編(151210)

2015-12-11 | 覚書

公私混同を推奨!「ほぼ日」流のすごい働き方

突撃!「糸井事務所」のワーク・ルールズ:前編

木材を多用した温かみのある内装の糸井事務所のオフィス。低いパーティションも、スタッフ間のコミュニケーションのしやすさに配慮されている(撮影:今井康一)© 東洋経済オンライン 木材を多用した温かみのある内装の糸井事務所のオフィス。低いパーティションも、スタッフ間のコミュニケーションのしやすさに配慮されている(撮影:今井康一)

 世界20言語・地域で発売され、日本でも話題作となっている『ワーク・ルールズ!』。グーグル社の人事トップ(上級副社長)であるラズロ・ボック氏が同社の人事労務制度や採用基準、働き方に関する文化、メンタリティに至るまで余すところなく著し、今年のベストセラーになっています。

 同書の刊行をきっかけに、ユニークな会社の「ルール」や「働き方」を持っている日本企業に突撃して、お話を伺うことにしました。第2回目は、東京糸井重里事務所。お話を伺ったのはCFOの篠田真貴子さん、人事を担当している趙啓子さん、コンテンツを担当している永田泰大さん、商品開発の松本絢子さん。「ほぼ日刊イトイ新聞」(「ほぼ日」)のコンテンツや商品はどのように生まれているのか。制度や組織の側面から語ってもらいました。

 ――「東京糸井重里事務所」独特のワーク・ルールズみたいなものは、あるのでしょうか。

 松本:いろんなことがとがめられないことでしょうか。極端なところでは、昼寝とかも。ルールという決まったものはありませんが、事実上そうなっているってことはたくさんあります。

 篠田:たとえば、勤務時間内に映画を見たり、展覧会に行ったり、街をブラブラしても構わない、と考えています。制度としては裁量労働制ですが、その根本の考え方として公私混同を推奨していますね。コソコソ行く必要はありません。

 ――「行ってきまーす」みたいなことを誰かに言うのですか?

 篠田:当社では従業員のことを「乗組員」と言っているのですが、全乗組員宛てのメールアドレスに、自分がどこで何をする予定かを送って共有します。公私混同ということで自由に行動できる一方で、私たちが負う最低限の責任は、ウソや隠しごなく行動を共有することだと考えています。

 ――それは、たとえば2日にわたってもいいような感じですか?

 篠田:まったく仕事と関係ないことをするのであれば、有休を取ります。「堂々と休もう」というスタンスです。たまに「これは出勤と休みどっちですか?」と乗組員に聞かれたときは、「あなたはどう思いますか?」と返して本人に決めてもらっています。

 松本:私は新卒からこの会社にいるので、ほかの会社を知らないのですが、中途で来た人は「業務の共有のされ方がすごい」と驚かれます。今どんな仕事をやっているかを、ほかのスタッフが、それこそ持ち場の違うスタッフもだいたい知っていたり。社内宛のメールが1日100件くらい来ます。

 :電話の伝言メモも全社でやっています。

 松本:だから、伝言メモで「この人、今こういう仕事やっているんだ」とか、「こういう人とやり取りしているんだ」などということは、わかったりしますよね。

 篠田:社内メールの表題の付け方にも、ルールがあります。「誰とどこに行きます」的な行動予定関係は、菱形のマークを表題に頭に付ける、電話の伝言メモは星印、とか。いろんな打合せの議事録も、表題に三角印を付けて共有していますね。

――すべてのメールに目を通しているのですか?

 松本:最近はGmailなど、見出しの横に、本文がある程度読めるようになっていますよね。だから、メールを開かなくてもだいたいはわかります。朝は菱形の行動予定マークで、「体調が悪いので遅れます」とか「休みます」なんていうメールが全員宛てに送られてきます。

 ――面白いですね。それはわかりやすい。

 篠田:あとは、雑談がすごく多いと言われます。席が近い人とは、「今どういうことをやっているの?」といった仕事に関することも、「今は何にはまっているの?」といった雑談も頻繁にしています。席替えを4カ月に1回という頻度で行なっているので、隣の人がずっと同じということもありません。

 ――ほかにどういったものを共有されているのでしょうか?

 篠田:永田のコンテンツ部隊(「読み物チーム」と呼んでいます)は、ホワイトボードのカレンダーに、どのコンテンツがいつから始まるかの予定を付箋で貼っています。あとはお客様からの感想や要望がつづられたメールも、全員が受信しています。自分が担当していないコンテンツに関するメールにも目をとおすことになります。これも大事なことだと考えています。

 ――全社員の予定もお客様のメールも、皆さんがちゃんとチェックされているんでしょうか? みんなで見られるようになっていても、忙しいとか面倒くさいなど、さまざまな理由で見ない人がいてもおかしくないなと思ってしまうのですが、そこをどういう形で、皆さんが見られる状態を作られているのでしょうか?

 篠田:興味が先に来て、自発的に見ているという感じですね。もちろん、見ていないタイミングもありますが。

 松本:「あのメールあったじゃない?」と、後で話題にもなることも多いです。そうすると、メールを見ておこうとは思いますよね。

 ――興味が先に来るというのはいいですね。何かの工夫はあるのですか?

 :私は転職してこの会社に入ったのですが、最初にびっくりしたことがあります。会社で共有する情報というのは、一般的には部署ごとに下りてきたりしますよね。弊社では、待っているだけでは、誰も情報をくれません。私が会社に入ったばかりのときに、「どこに聞きにいったらよいのですか?」と質問したら、「メールにあるでしょう」と言われて、「自分で取りにいくのか」と思いました。このことが、興味を持つきっかけになったというか、そうしないと自分自身がついていけなくなると感じましたね。

 篠田:興味の源は、私たちの事業がB to Cで、インターネットで直接お客様とやり取りをするところにあると思っています。もしリアルの店舗でしたら、店頭でお客様が入ってきたときに、お客様に興味を持たないと、仕事ができない、というのと一緒です。もうひとつの源は、無料のコンテンツであれ商品であれ、お客さんに喜ばれたい、ウケたいと思っていることです。読者の反応を、すごく見たいんですよね。

 自分のコンテンツが公開されたときは、読者の反応を深く読み込むのではないでしょうか。そこを起点に、たとえば「自分のコンテンツ宛てのメールと、同じ日に出した○○さんのコンテンツへの反響は、どうしてこんなに違うの?」など、読者からの反応がすべて共有されているから自分なりに振り返りやすい。読者にも仲間にも見られていることを糧にして、次の面白いコンテンツ、喜んでいただけるものを作ろう、そういうドライブがかかる組織運営です。

 もしかしたら乗組員は、自分は自然にお客様の反響に興味を持ったと思っているかもしれませんが、実は今お話ししたような環境、仕組みも作用しています。

 ――ほかにルールはありますか?

 松本:何かに縛られたりするというよりも、とにかく自立が求められます。日常生活での暗黙のルールって、死ぬほどあるじゃないですか。会社に言われるからそういうルールに従うのではなく、会社でも暗黙のルールで守ってねという感じです。要するに、「ルールだから、これをやります」ということではなくて、「自分から守ろうよね」ということを、糸井に教育された気がします。信頼関係ってそういうところで生まれてくるよねって。

 :私は、入社してきた人に就業規則の説明をするのですが、最初に「自分がアウトプットの出しやすい、自分が働きやすい形で働いてください」と伝えています。自己裁量・自己管理とは好き勝手ということではなく、周りがその働き方を認めて受け入れるところまで含むと考えています。どんな働き方が望ましいかは個々の仕事の内容ややり方によって異なるので、どんなアウトプットがあればいいか、そのために自分がどうありたいか、が問われていると思います。

 ――御社の採用のページがとてもよく読まれているということを伺ったことがあります。何か面白い試みなどは、されていますか?

 :採用ページそのもののことではないのですが……。「ほぼ日」上で採用を呼び掛けるときに応募書類を出してもらっているのですが、課題や提出書類と一緒に、必ずつけてもらっているのが「推薦状」です。今は、誰からでも書式は問いませんので、A4用紙1枚を書いてもらってください、としています。

 ――たとえば、母親が書いてもいいんですか?

 :もちろんです。お父さんの人もいますし、奥さまが書いてくれたり。

 篠田:現職の上司という人もいました。転職する希望があることを上司と話し合えている、ということですよね。

 :推薦状は、採用判断の大切な要素になっています。自分で書いているものより、もっとその人の奥行きが見えてきます。実際に採用した社員の話ですが、結婚して長くて、お子さまもいる社員の奥さまが推薦状を書いてくれて入社したのですが、奥さまが旦那さんのことを「ありのまま」に書いているんですよね。

 「あまり片づけられないし」とか「うちの旦那、ホントにもう靴下出しっ放しで……」的な話が。ともすれば、推薦とは真逆の下げた文章に見えるのですが、奥様の文章からは、長年連れ添ったご夫婦によくある、健全でフラットな視点を感じて、とてもいい印象を持ちました。

 加えて最後に、「ずっと主人が読んでいるほぼ日に応募したいと思ったのを、私は応援したいと思いました」という一文が書いてありました。その人が地方在住で小学校のお子さんがいたため、転勤してもらってまで来ていただいて大丈夫か、ご家族に負担がかからないか、結構みんなで話し合いをしましたが、最終的に奥さんの推薦状が決め手になりました。

 篠田:応募する方も、1人で熱情に駆られて応募するだけでなく、誰かに「自分は応募したいんだ」という話をして、推薦状をお願いしないといけないのですよね。ここが応募される方にとって、大事なプロセスになっているのではないかと思います。もし、大切な家族や友人を説得できなかったから、その応募の動機ってちょっとあやふやだったかもしれない、などと自覚できるのではないでしょうか。不採用をお知らせするメールをお出ししたときには、「推薦状を書いてくれた友人に、改めて感謝しました」とか「家族とこの話ができたことがよかった」などと返していただいたりすることもあって、私たちも感激します。

 永田:特に奥さんが書く旦那さんの推薦文はいいですね。「この人のこういうところがいい」ということがビシッと書いてある。

 :あと、お母さんが息子のことを書くときは必ず「優しい」って書いてあったりとか。彼女はラブレターになっちゃっている(笑)。

 松本:兄弟はなかなかいいものがあります。弟がお兄ちゃんを推薦するとか。

 ――真似する会社が出てくるかもしれませんね。

 :広まったらいいと思います。

 篠田:ただ、この取組みは、こちらの読解力が問われます。私も他社に真似したいって言われたら、「どうぞどうぞ」って言いますが、正直、私たちは日々多くのお客様とコミュニケーションを取っているから、普通の人が書くものの本当の意図は何だろうとか、人柄や内容を読み取る力が平均的に高いチームだと思うんです。かつて私が勤めていた金融機関のように、形式張った職場では、あまり合わないかもしれません。この組織だからこそ、ワークしている仕組みであるとは思います。

 :見る側の価値観が揃っているので、目線が合っているというのもありますね。

 ――一般企業の人事部だけでやってしまうと、ぶれてしまうかもしれないですね。それこそ好き嫌いになりかねない。

 永田:「ほぼ日」で募集をすることが多いので、応募される方々も「ほぼ日」への価値観が揃っているようなところがありますね。

(後編へ続く)