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3章 ベガ星とオリオン戦争-1/2:地球人のルーツ (Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Project Vegaさんより http://www.project-vega.org/2014/03/4_30.html

序文より: この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

Project Vega【拡張プラウト主義 / 地球人のルーツ / PROUT Village】

 
■60億年以上前

 宇宙には人間型知的生命体が住んでいる惑星が75億はあるが、銀河系にも人間以外の生命も存在する。例えばシリウス人、アルクトゥールス人、プレアデス人、ベガ人、ゼータレチクル星人などで、彼らは人間と同じ姿をした知的生命体であるが、稀に地球人が驚くような外見の生命体もいる。地球人と彼らのほとんどが琴座を起源としプレアデス人と地球人はその中でも新しい種族である。しかし銀河系での知的生命体の進化には、大規模な宇宙戦争がいくつも行われてきた。その中でも最も過激で長期戦となったものが60億年以上前に勃発したオリオン戦争である。

 この戦争の発端はまず、リラ星系からやってきたレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人が、銀河系内へやってきたことから始まる。レプティリアンはこの物質宇宙のすぐ隣の少し異なる次元に存在していた。彼らの目的は実験であり、実験に最適な場所を探した結果、オリオン座のリゲル琴座のベガに定着した。そしてそこで人間型の生命体を創ったのである。その後、リゲルからオリオン座にあるミンタカやその周囲にある複数の星にも定着し、人間型知的生命体の文明が発展していった。
 また、こと座星系とオリオン座星系の両方からプレアデス星団に移る者もいた。彼らはその後進化してプレアデス人となった。その後、オリオン座星系のリゲルからと、ミンタカ経由で地球へ来て、人類を創ることになる。 


ベガ星-------------------------------------------------------------------------------------------------------

 琴座に位置する織姫星のベガ星は、リラ星崩壊により、銀河人類の祖・リラ人移民した最初の星であり、銀河宇宙の闘争の歴史の起点となった星である。
 ベガ星の創世記は、地球時間で言えば何澗(かん)年(澗は10の36乗)にもなる。澗(かん)とは単位で言えば、一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、予(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)の位置にあり、数字で書けば、1000000000000000000000000000000000000年以上も前になる。 
 銀河宇宙のカルマの発生源は、究極的にはリラ星まで遡るが、地球人類の視点から見れば、第二のリラ星となったベガ星系まで遡ることができる。要するにベガ星系でも新しい銀河人類の創造計画があったのであり、そこで再びカルマ発生の根源となる堕落の歴史が始まっていた。それによってベガ星系の宇宙文明は、方々に分裂しながら破壊と闘争の歴史を繰り返し、宇宙を放浪してきた。オリオン座、乙女座、水瓶座、プレアデス星団、ペルセウス座、魚座、シリウスなどをはじめ、さまざまな宇宙文明を築いていったが、そこでも文明の破壊と絶望の歴史を繰り返す結果となった。

 ベガ星人は絶対的に陽性な生命体で、地球風に言えば「愛他主義者」と表現でき、自然や宇宙の生命体が生み出す陰性のすべてと戦うことが、ベガ星人が生まれ持った性(さが)であり、使命でもある。やがて彼らが地球人の進化をサポートするのはそういった特性とともに、地球がかつて爆発する前のリラ星の一部であったことが理由でもある。
 リラ星を起源とするベガ人は地球だけではなく、地球よりも遥かに遠い場所にある様々な銀河にある何百万という他の惑星に対しても、同じように対処をしてきている。
 ベガ人のマスターたちは、莫大な年月をかけた研究を経て、陽性(ポジティブ)な生活を確立させた。だから彼らは宇宙の「隣人たち」にも、貧困や暴力などの後進性、そして死というものを克服してほしいと考えている。彼らのミッションは、ベガ人の理念を一方的に押し付けて、極端に陽性化を作り出すことではない。ベガ星の生命体は陽性なので、どんな細胞体に対しても、暴力に訴えたり、不快な思いをさせたり、苦しめるようなことはできない。ベガ星人はこれまで戦争をしたこともなく、彼ら同士や隣人の間で喧嘩をしたこともない。彼らはむしろ、隣人を助ける。これこそが、ベガ星人の天分だといえる。

ベガ星について----------------------------------------------------------------------------------------------

 ベガ星の人口は約1兆人で、その多くが10億年以上の年齢である。人口血液が発明されて以来そうなっている。それぞれが家長などのいない唯一の家族に属している。それに誰もが、集団や個人の問題を解決する能力を備えている。誰もが宇宙旅行に出かけることができ、何百万年前に制定された彼らの規範に従って、別の惑星の進展と文明化に平和的に参加することもできる
 ここでは女性も男性も一人で暮らすことができ、他の男性や女性と、あるいはカップルで生活することもできる。子供をもうけることもでき、そうしなくても構わない。好きな男性、女性を愛することもできる。ベガ星には服従のような本能はなく、エゴイズムもない。彼らは抑制したり、支配したりはしない。近隣の多くの銀河では、例えば地球の近くの銀河などでも、人々はいろんな形で人々を虐殺したりして、苦しみながら生きている。地球にもあるこうした不幸を終わらせるために、ベガ星人は陰性に支配された重要人物を倒したり、すべての地球人に彼らの生活スタイルを強要することもできる。しかしそれは相手の意志を踏みにじることで、暴力に訴えることでもある。そうしたやり方はベガ星人の理念に反することである。

 ベガ星では誰もが、プライベートな飛行装置を所有している。ベガ星人が身に着けているジャケットはどれも同じ仕様で、手足とウエストに装着された小型推進装置を作動させるため、宇宙の電磁エネルギーを吸収するコンデンサーが集積されたツールなのである。これがあるからこそ、彼らは空を飛べる。彼らの胸元にあるボタンの一つは操縦したり、エンジンをかけたり、推進装置を停止させる時に使う。ある列にあるボタンは方向指示やパワーアップに用いられ、違う列は、惑星内・惑星間移動用飛行船の運転に使用する。
 また送信機のような機能もついている。銀河間で連絡をとったり、過去や未来のイメージを見たり、他の惑星の人々や動植物との相互理解を深めたり、未来を予測したり、天候や温度を調整したり、今後自分が目にすることになる数々の活動のために用いる。しかしこれらは大人がすることで、子供はしない。子供は地球で言えば、20歳頃になるまで待たなければならず、それまでは大人と一緒の集団飛行か、交通ステーションの誘導を受けながらの飛行ができる。
 また、ベガ星の人々は生活の苦しさを味わうことはない。誰もが同じように働き、生産し、生産されたものを享受する。こうした政策やライフスタイルのおかげで、人々は勉強し、技術や知識を身につけ、助けを必要とする他の銀河に住まう無数の生命体をサポートする時間が確保できる。
 ベガ星の社会には侵略行為や戦争、エゴイズムのようなものは存在せず、お金もない。宇宙に住むすべての生命体が、エゴイズムや侵略行為や搾取のない、兄弟愛的な和合に達し、平和に働き、学ぶ制度を生み出せて初めて、ベガ星人は宇宙の旅に終止符を打てるのである。


ベガ星のセックスと出産----------------------------------------------------------------------------------- 

 ベガ星では愛は自由なもので、好感が持てれば、男性であれ女性であれ、いつでもどのような形においても愛することができる。ベガ星人はセックスというものを、個性の一種とみなしている。セックスとは、すべてが男女の性欲と決断で決まるもので、よって人は望むように、望む時に、セックスを愉しむ権利を誰もが有している。男女の結びつきとは極めてプライベートかつ自由なものなので、二人の間に生じる好意にのみ基づいている。
 またベガ星では、一組のカップルが子供をもうけようと決めると、自分たちの決意を登録しなければならない。それが同棲中であれ、別々に暮らしている場合であれ、一時的な男女関係であってもである。子供が欲しい場合には、女性は最初の性交から出産までの間、検査と医師の診察を受けることが義務付けられている。つまり母親となる女性は、医師の管理下に置かれねばならず、妊娠期間中はどこに住んでいても、医師の診断報告書を常に携帯していなければならない。そしてベガ星では、子どもを生むかどうかの決断は女性に権利がある。しかしいったん出産を終えると、女性は子どもの世話をする必要はなく、自分の望む生活ができ、働くこともできる。

 そして彼らの社会が、生まれてくる子どもを育てる。子どもは単なる個人に属するというだけではなく、ベガ星人の社会のものでもある。よって彼らの社会が、生まれてくるすべての子どもの面倒を見る。ここには子どものための豊かな場所があり、そこでは専門家が、子どもの成長を促し、教育することだけに専念している。
 ベガ星では、人ができる限り完璧な成長を遂げられるように、胎児の時からサポートを受けられるようになっている。社会に害をもたらさない、有能で強い人物として育つように、各種の検査と処置が施されている。  
 母親は好きなだけ自分の子どもに会え、カップルが望めば子どもと一緒に3人で暮らすこともできる。ここでは家族の生活は尊重されている。しかし実際にそうしているカップルは非常に少ない。なぜなら誰もが、一人で行動するほうがより陽性(ポジティブ)でいられると感じるからである。ベガ星では、誰もが同じ親を持つ子どもであるかのように、お互いを尊敬し、愛している。

ベガ星の子宮外生殖----------------------------------------------------------------------------------------

 太陽系とその他の銀河誕生をうながしたリラ星の爆発は、彼らの惑星を永遠に不毛の星にしてしまう可能性があった。つまりリラ星の人種が衰退し始めた時期があった。それは人や動物や植物が病気になるようなものだった。同じように、人種そのものが病むことでもあった。それはマイナスイオンが直接、あるいは間接的に生殖に与える影響によって、感染症が蔓延してしまった。そして生命は不完全で虚弱な体で生まれるようになり、生まれてしまうとそうした身体の矯正は難しかった。その後もそのような遺伝が継続されるようになり、そして数百年の間にはもともとの人種の姿までが変わってしまった。
 その頃、彼らの科学者とマスターたちは、人工的に生命を誕生させる試みを始めていた。つまり生殖細胞の構成要素を生成し、生命の子宮外生殖に利用しようという考えだった。そのほうがすでに退化していた男女が自然にもうける子どもよりも、より強く陽性の子どもとして生まれるからだった。そしてこの試みは成果を上げるようになり、その後わずか数千年のうちには、彼らの科学者たちは子宮外生殖の方法に熟達した。そしてベガ星人は、今では遥かな大昔から、子宮外生殖の手法を確立しており、ラボラトリーで用意される生殖細胞から人工子宮を生成している。
 子宮外生殖で生まれた人々の社会生活は、通常の出産で誕生した人々の生活と何一つ変らない。ベガ星の社会に属する人はみな一つの家族なので、どの母親に対しても同じような愛情を感じ、母親たちも自分の子どものようにすべてのベガ星の子供を愛する。血縁同士の家族としか暮らさない地球人にとって、こういうことを理解するのは難しいことではあるが、ベガ星では子宮外生殖で生まれたものもそうでないものも、同じく愛し合っている。そういうことができるのも、彼らの心に友愛と進化、宇宙に住まうすべての生命に対する愛情があるからである。 

ベガ星の食事-------------------------------------------------------------------------------------------------

 ベガ星人の栄養摂取は、凝縮食品でまかなわれている。その大半はミネラル分で、他には種子や果実が用いられている。ベガ星の人々の食事は、内臓を痛めつけるようなやり方はしない。彼らは、地球人が24時間かけて胃に詰め込む数キロの混合物を一つの容器に入れて、特別な装置で加熱処理し、含有ビタミンをすべて抽出し、簡単に摂取できるようにしているので、身体に無理やり避けられない負担をかけなくてすんでいる。
 またベガ星では肉を食べない。彼らは、動物の肉よりも身体に有用な成分を、植物から抽出することに成功したからである。それだけでなく彼らは、するために動物を飼育したりはしない。これは彼らが生まれながらに持っている尊重する理念でもある。 
 ベガ星人は、人体の状態を改善させるものはすべて食品と見なしている。そして自分の細胞の老化レベルに応じて、再生化を促進させる食事法を守っている。だからこそ彼らは陽性の力と調和することができ、そのおかげで、吐き気や疲労感や挫折感を感じたり、心身の調子がすぐれなかったりすることはない。こういったことと比べると、地球人の食事の取り方は大きく改善する必要があり、人体に適切な食事法からすると、何百万年分も遅れているといえる。地球人が行なうことでもっとも悪いことは、自らの栄養補給のためやその他の目的で動物たちを殺すことで、このような食事は太陽光線とともに、攻撃的性質やエゴイズムを増長させ、体細胞のバランスの不均衡を大きくし、それを連鎖的に生じさせるものになっている。

ベガ星の人工血液-------------------------------------------------------------------------------------------

 またベガ星には、劣化した細胞を再生する人工血液がある。そのおかげもあり彼らは不死身で、ベガ星には病気というものがなく、もう何百万年も前から病人など一人もいない。また彼らの治療には何の痛みも伴わない。ベガ星では遥かな昔から痛みというものは克服されている。
 人工血液の摂取の方法はまず、さまざまな小さな装置が設置された部屋に複数の機器が取り付けられた椅子があり、椅子に座ると身体がすっぽりと包み込まれ、身体の各先端部分が布で覆われる。その布は、薄くきめの細かい柔らかなタオル地のようなものである。そして合図とともに、あっという間に、手足や腕、首、頭がむき出しにされ、椅子に張られたタオル地で覆われた。そして体内に穏やかで心地よいむずむず感が起き始める。治療には20分から30分かかり、終了する頃には全身に力が漲ってくるのがわかり、体重はまるで感じられなくなる。

 彼らの栄養摂取は完璧にできており、食事には消耗した体細胞を再生するビタミンも含まれているが、血液を変えるというのは身体にとって非常に大切なことである。遥か昔、ベガ星人の祖先は、不老不死を実現するために血液交換だけを行なっていた。しかしその後、ベガ星の研究者たちは接木(つぎき)や種の交配を行なうことで、特別なビタミンを含む植物の栽培に成功した。そのビタミンは血液細胞を再生するので、細胞が老化しない。その効果は絶大で、望めば子供のままであり続けることも可能となっている。
 その方法はまず、生まれた子供は彼らが適切と考える身長に達するまで、食品に含まれるビタミンで栄養を取り続ける。その後はそれまでの食生活を止めて、今度は大人の食生活を始める。大人用の食品は、細胞再生と成長腺の機能抑制を促す。こうすることでずっと好みの身長でいることもでき、いつまでも若々しくいられる
 それによって、新生児のままでいたいと望む人がいれば、それも可能であり、その場合は成長を止めるだけで良い。そうすれば誰でも子供のままでいられるのである。後で大きくなりたいと思った時には、専用の食事療法を受けることになる。そうすれば成長が始まり、好みの身長になるまで成長し続ける。
 また全生涯を通じて成長し続け、身長数十メートルになることも可能性はあるが、そうした試みが行なわれたことはない。あるベガ人の例では、地球の年齢でいう10歳の時に、成長ビタミンが食事から外され、その後は10年ごとに1〜2回、成長ビタミンを摂取するだけで、毎年20センチ背が伸び、身長は2メートルになっている。こうすることで成長細胞の機能を保ちつつ、不活性化させておくことができる。

ベガ星の生命に対する考え方----------------------------------------------------------------------------- 

 ベガ星ではどんな生命体であっても、自分という存在を維持し、支配するのは自分自身である。それは自然の法則に従い、寿命を迎える時までずっとそうである。ベガ星人にとってもっとも優先されるべきは他者の命であり、自分の命は二の次なのである。植物も動物も人間も母から生まれてくる。だからこそ他者からもたらされる苦痛などとは一生無縁で生きる権利がみんなに等しく与えられている。
 ベガ星人にとっては、他者は常に最優先される。他者とは、人間だけでなく、動物も植物もそうである。彼らはどのような形であれ、自分たちの利益のために他者の細胞に負担をかけることはしない。そうする場合は、それが隣人のためになる時だけである。ベガ星人は本来、他者のためになるように、常に自分自身を犠牲にするものである。
 そしてベガ星人は生まれつき責務というものを持っている。それは細胞からなる生命体を守り、彼らが出向くあらゆる場所の生命体を助けることである。彼らは選り好みや特権、見返り、偏った愛、それに欺瞞などとは無縁の存在である。ベガ星人の感情や愛や知恵は、全生命に等しく捧げられるもので、なぜならすべての生命体は、宇宙に存在する万物の一部だからである。
 地球だけでなく、宇宙のあらゆる場所において、生命体の生活の根幹を成すものは和合と労働、それに学習と平和である。これらの要素に欠けると本来の生活はできなくなり、何らかの犠牲を強いられることになる。

 生命の基盤は化学と労働と運動にある。全生命体がほぼ同時に発生している。地球人が考えている人間とは、ユニークでかつ独特な形で細胞が組織されたことで誕生した。その結果、人間が最初に進化し、直立歩行をし、思考し、創造し、制作するようになった。しかしそのことが、人間が他の生命体を殺したり、食べたりする権利を持っているということにはならない。もし人間ではなく、アライグマや熊や猿が直立歩行をするようになり、同じような進化を遂げていれば、人間は食べられる側だったかもしれないからである。
 もし、他の生命体の身体を殺して食べるために、殺傷を繰り返すのなら、愛の感情や博愛主義、正義や善意について語る資格はないと言わねばならない。そういったことをしなくても、人間が他の生命体を殺さずに栄養を補給することができるように、植物の種にはあらゆる陽性のパワーが含まれている。ベガ星に住む動物たちは、人間と同様に、安全に暮らしている。彼らは森の草木やハーブを助けるように、動物たちも助けており、ここではすべての生命体が平等に生きる権利を有している。

 地球がベガ星の一部であったので、当然、地球にいる動物たちはすべてベガ星の動物相に属している。そして地球では、幾つかの種が消えたが、それは彼らがそうした動物たちを再びベガ星に持ち帰ったからである。その理由は、太陽のマイナスイオンのせいでその動物たちは攻撃的になり、地球人にとって危険な存在になってしまったからである。
 地球の生命体とベガ星の生命体の間にある唯一の違いといえば、地球に生きるものたちは、太陽光のマイナスの影響をうけて、その細胞がマイナスイオンでいっぱいになっているということだけである。そのために、地球の生命体は攻撃的でエゴイストで、ほとんどが反抗的で陰性になった。
 こうした現象のせいで、植物にとって有害な昆虫がいくつか生まれてしまった。例えば、ベガ星にはハエはおらず、地球で見かけるような生活に支障を来たすような害虫などもいない。しかしベガ星にはありとあらゆる蝶がおり、その種類は地球よりもずっと多い。

ベガ星の分解と融合の技術--------------------------------------------------------------------------------

 ベガ星にも、リラ星で開発された物質を分解して物や人を運ぶシステムがある。分解とは物質や人の構成物質を、最大パワーの放射線を活用した装置で分解することで、そうやって分解された物質を望む場所に移動させ、そこで再び元通りに融合させる。この全プロセスには数秒しかかからない。遥か昔にリラ星ではこの技術が開発された。

ベガ星の大気浄化装置-------------------------------------------------------------------------------------

 ベガ星では大気に含まれる不純物を除去する科学も進んでいる。どの惑星の大気にも、その構成要素には動植物や人にとって、有害な微粒子が含まれている。微粒子は惑星から一定の距離を保ちつつ、空気流に押し流されて浮遊している。しかし時には地表まで降りてきて、そこに住む人々に害を与えたり、さまざまな病を引き起こしたりする。そこでベガ星の化学者たちは、空間を浄化する化学物質を発明した。この微粒子の濃度を常時モニタリングしているセンサーが警報を発すると、この化学物質が用いられる。
 この方法は、適切な高度まで化学物質を入れたタンクを持ち上げ、中身を撒き散らすと雲ができる。その後、雲は雨となり、惑星周辺に浮遊する宇宙塵の陰性の不純物を取り込みながら落ちてくる。その途中、何百キロも離れた上空で中和され、地上に落ちてくる頃には、一緒に落下する浄化物質によって完全に破壊されてしまう。地球でもこうした措置が必要であり、空気汚染は、地球人がかかる病気の原因の一つとなっている。

ベガ星の巨大なイオン発生施設-------------------------------------------------------------------------

 ベガ星は太陽系に属しておらず、非常に長い間にわたって、ベガ星とその他の星、たとえばナー星やピー星、ミー星は、キーとゼッドという二つの星の光を享受していた。つまりその二つの星は、ベガ星の惑星系の中心で回転していた。しかし今からはるか昔に、キー星は粉々に破壊された。その時星の破片は宇宙空間に飛び散り、キー星の光に頼っていた惑星たちはほぼ暗闇の世界になってしまった。ゼッド星は太陽よりも小さく、しかも距離があり、その光線は弱々しかった。それ以来、ベガ星の夜は地球時間に換算して30日間続くようになり、しかも自然な昼は十分な明るさを持たなくなった。そこでベガ星人は、昼と夜を調整する必要に迫られたのである。そこで宇宙の電磁波をエネルギー源とする巨大なイオン発生施設を築き、それをベガ星と他の星々の衛星にしたのである。そしてもちろん、すべての衛星は彼らの管理センターで電子操作されている。そしてこれはとても有効な手段で、プラスイオンが増加して、太陽よりも力強く陽性な輝きで宇宙を照らすことができる。ベガ星人は今、どんな惑星でも明るくすることができ、そして実際に、太陽系外に位置するさまざまな星が、彼らの日昼の光の照明の恩恵を受けている。だから太陽系外の惑星の住人たちは、太陽光を受けている惑星の人々よりも陽性なのである。ベガ星人のイオン発生器から発せられる光は、生命体にとってより良い影響をもたらすことができる。そしてこの発生器のおかげで、彼らのスペースシップは宇宙空間で高速航行が可能になり、光速の何百倍の速さで移動できる。 

ベガ星の景観-------------------------------------------------------------------------------------------------

 ベガ星は、色とりどりの木々が茂る丘があり、うっとりする香りを放つさまざまな彩りの花々と、木々の枝に溢れている。また空から降ってくる霧雨に色がついており、雨は辺り一帯を色とりどりの雫で満たしている。それはまるで虹がかかっているように見える。ベガ星にかかる虹は7色以上の色を持ち、地球にはないような他の色がたくさん含まれている。

ベガ星の町並み---------------------------------------------------------------------------------------------

 森や野原、庭園や湖、そして河川を擁(よう)する広大な平野に築かれた巨大な街があった。それは壮麗な形の街で、都市全体が人の形をかたどっており、まるで二人の人間が広大な平野で古典舞踏のステップを踏んでいるようであった。そしてその輪郭は、住宅や公園、森や花壇、湖によって絵画的に配置されていた。
 その人型の頭部に当たる部分には、黄色人種の肌色に似た色彩の家で埋め尽くされており、目の部分には、澄んだ緑色の水を湛えた池が二つ見える。その目のような池の底からは光の帯が発せられており、その不思議な輝きは陽光に合わせて変化し、まさに人間の目そのもののように見えた。身体の輪郭部分には低層住宅が立ち並んでおり、住宅の並び方や空間のレイアウトには工夫が凝らされ、数字や花や文字などのデザインが浮かび上がるようになっていた。
 街路は芝生で覆われ、花壇や光を放つ泉が設けられており、その泉は、見る者の好みによってその色彩が絶えず変化し、さまざまな色をした噴水はそれぞれの異なる高さに噴き上がった。遠くには農村があり、その近くの森のすべての樹木と草がそれぞれ異なる色をしている。
 また、しばらくすると空が虹色に変化し、街の上空には、さまざまな方向へ飛んでいく人影が現れ始めた。それはまるで、空を巨大な鳥の群れに占拠されたかのようである。それは街の人々が鳥のように空を飛ぶ様子である。
 その空を飛ぶ人間は、不思議な色と素材のニットウエアを身に着けている。その上にジャケットを羽織っており、このジャケットが空を飛行する時、紡錘形(ぼうすいけい)に膨らんでいるようであった。しかし着地すると同時にジャケットは萎(しぼ)み、普通のシンプルな衣類になる。そのジャケットの胸の部分にはボタンが並んでおり、ボタンは衣類の前を閉めるためだけのものではない。また体を包んでいるニットの足先から膝までの部分には厚みがあり、薄手のブーツのようである。両足首には、兵士が小銃弾に装填する薬莢(やっきょう)に似たアクセサリーのようなものが付けられ、腰には複数の物が装着されたベルトをしていた。
 彼の頭はフードにすっぽりと覆われており、頭頂部と目の部分には透明な素材が用いられていた。耳が覆われている部分からは、長さ数センチの白い小さな突起物が一つずつ突き出し、両腕にはベルトに付いているのと同じ形の物が装着されていた。

ベガ星へ来る異星人が唯一登録をする場所-----------------------------------------------------------

 ベガ星にはキョードという街があり、ここはこの星へ連れてこられた異星人が唯一登録をする場所である。そこは上空から見ると、色とりどりの蝶をかたどった街で、この地方最大の都市である。そこは芳しい香りが満ちており、色鮮やかな芝生に覆われている。芝生は赤、白、緑で、そのデザインの美しいもので、さまざまな色の草や低木に覆われた美しい野原である。野原全体に虹色の巨大なシーツが広げられているかのようで、野原の向こうには地球にあるような森に覆われた丘陵が見え、こちらの丘には花々によるフォルムや文字がレイアウトされていた。野原の上空数百メートルには、蝶のように戯れながら飛んでいる人々の姿がある。
 家々は低層住宅ばかりで、高くても二階建てまでである。ゴムに似た素材の透明な物質が建材として用いられている。すべては円形や楕円形の曲線を帯びており、それはどんな街路や住宅、オブジェに至るまで、どこにも直角や角が存在しない。
 正午には、人々がゆったりと散歩をし、道を走る乗り物は、どの乗り物も芝に触れることなく、その上を滑るようにして進む。人々は地球の人間よりも背が高く、スマートな体型で、顔は卵型、頭は洋梨のように長い。

ベガ星の宇宙船----------------------------------------------------------------------------------------------

 地球人にとっての最高速度は光速で、つまり秒速30万キロだが、ベガ星人たちは、何百万年も前から秒速3000万キロ超のスピードで宇宙を旅している。そしてマシンや精神を用いて、物質の分解と融合の技術も習得したことにより、ベガ星までの10万光年という距離に必要とした時間は、地球時間に換算して、わずか3日と7分である。
 ずっと昔に彼らの賢人たちは、物質を操る能力を獲得した。その結果彼らは必要に応じて、あらゆる物質と生命体の重力を除去することができる。彼らが乗っている船も重量がゼロで、それによってスピードが出せ、着陸の際にも何の痕跡も残さない。
 ここにはさまざまなタイプの宇宙船がある。それは他の惑星に住む人々の心理に合わせた特別仕様モデルが用意されているからである。たとえば地球内を飛行する宇宙船は、緩衝器やバネ、タラップが装備されている。つまりこのような宇宙船のほうが地球人にとって受け入れやすいからである。
 また地上では別の乗り物も使用され、それは地表から1メートルほど浮いた状態で移動しており、車輪もフェンダーもなく、その場所には膨らんだマットレスが取り付けてあり、その上に4人乗りの楕円形の低い車体が載っている。車内には操縦桿も機械類もなく、人々はこうした乗り物をジャケットのボタンを押して操作している。
 ベガ星のマシンの走行は極めて安全で、衝突は起きない。そういった乗り物にはたくさんの目がついていて、その目はベガ星人の目よりもよく感知する。だからその目が危険を感知すると、危機的状況の可能性をセンサーに送る。するとセンサーは、車体の方向をただちに修正する。しかもこうしたオペレーションは思考の速度で行なわれているので万全となっている。この世界ではすべてが完璧になっている。

ベガ星人が持っているプレート--------------------------------------------------------------------------

 ベガ星には、住んでいる者が持っていなければならないプレートがあり、それを持っているだけで、必要な物をすべて手に入れることができる。このプレートは、持ち主の社会協力を保証する書類でもある。それはわずか数センチの小さなプレートで、持っているだけで必要な品物を手にいれることができる。ベガ星では品物が売り買いされることはなく、それはただ製造され、活用されるだけである。
 地球人の生活システムは困難で辛く、とても不便なもので、そのシステムは誰もが仲間を利用することで成り立っている。しかしベガ星人にとっては、労働は自然なことで楽しく、本能的な行動でもある。ベガ星人にとって労働は人生の一部であり、誰もが働くことが好きで、喜んで仕事に打ち込む。ベガ星は地球よりもかなり大きな惑星で、大勢の住人がいる。しかし誰もが一つの大きな家族のように暮らしており、彼ら自らが同意したルールを守って生活している。ベガ星の世界には王様も大統領もいなければ、政府というものも存在しない。もし住民が、公共のために何かを変える必要があると考えたならば、そうした提案は審査された後に調整が行なわれ、施行するにあたってのルールが決められる。
 ベガ星の創世記は、地球時間で言えば何澗(かん)年(澗は10の36乗)にもなるが、その遥かな大昔、当時のベガ星人たちは友愛的で平等な集団生活を始めた。誰かが地下から何かの鉱石を掘り出したり、有用な薬草を見つけたら、使い切ってしまうまで他のみんなと分け合った。誰かの富は、すべて他者の富でもある。地球人が今後金銭を撲滅した時には、ベガ星人が現在所有しているものを、地球人も所有するようになる。
 こうしてベガ星では、利用可能なもののすべてを平等に享受することができる。ある場所である製品が作られ、他の場所では別の品が生産されている。さらに別の場所ではとても貴重な物が製造されており、ほかのところでは特別品が制作されている。そしてこうした品物はすべて倉庫に保管され、必要に応じて、全ベガ星人に平等に分配されている。

ベガ星人に対する地球人の認識--------------------------------------------------------------------------

 ベガ人の皮膚の色はこはく色、青、赤だが、肌の色はその星の紫外線や届く光の周波数の度合いによる。彼らはほ乳類の末裔で、人間種としては彼らだけが完全な感情移入と共感性に加え、完全な霊能力を持ち合わせた種族である。
 ポジティブ勢力のベガ人は、今日では「隠居した種」として認識されており、地球の歴史において、人々によって知られていた彼らの名前はボーディ•サットヴァ、つまり菩薩である。彼らはいくつかの惑星系において、観察及び指導を提供することで知られている。今日そういった惑星系は、彼らを保護者、または指導者として見ており敬っている。アンドロメダ評議会からも年長の種族として知られていて、それは大変名誉なことである。その理由も、地球外の文明では特に遺伝系統が重視されるからである。

2章 ビッグバンとリラ星-3/3:地球人のルーツ(Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Progect Vegaさんより 

序文より: この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

Project Vega【拡張プラウト主義 / 地球人のルーツ / PROUT Village】 

ユダヤ教、キリスト教など各宗教で言われるヤハウェの誕生---------------------------------------

 宇宙創造神である「存在のすべて」が光を生み出したということは、つまり自分に代わる親(父母)として、ヤハウェ(、上帝、エロヒム、エホバ、ここではヤハウェに統一)という霊的な存在を作ったということである。ヤハウェ自身は、喜怒哀楽を持ち、限りなく宇宙本源の愛に近づくために、自ら進化している存在である。そして究極的な愛を自らの内に体現し、完成させて行くことで、宇宙の根源意識と永遠に一体同化することを願いとしている。そのために愛する対象となる銀河人類の創造と進化に関わった経緯がある。そして自ら父母として育み、成長進化に関わることで、銀河人類が宇宙根源意識に目覚め、やがてヤハウェを初めとした宇宙生命体も、宇宙根源意識の愛に限りなく近づいて行く。こういったことがあり、ヤハウェや銀河系宇宙生命体の遺伝子を継ぐ地球人類も同様であり、宇宙根源意識に目覚め、銀河人類として成長進化しようとする本能が誰にも働いている。地球人類から観れば、ヤハウェや宇宙生命体は人間とは比較にならないほどの知性と霊性と能力を持ち合わせた存在である。

 ヤハウェの故郷は銀河系に最も近く、太陽系から約250万光年離れたとても進化したアンドロメダ銀河で、わずかなアンドロメダ宇宙種族を引き連れて銀河系に飛来した。ヤハウェは、もともと銀河系宇宙外の存在として、原始宇宙人類の進化と創造を見守っていた霊的な存在であり、銀河人類の創造と進化に関わった存在である。つまり、銀河人類の祖である。
 ヤハウェは、リラ人種を代表する12の民族と、144の部族を統率する王の立場でもある。地球人類の遺伝子には、ヤハウェを初めとした12氏族の宇宙生命体の遺伝子が組み込まれている。リラ文明は、12の民族と144の部族を基本単位とした王族連合体であり、その中枢は、異なる役割を持つ神官と巫女による12の王族ファミリー体制となっており、ヤハウェのファミリーを中心とした、合計13の王族ファミリーが王族連合体の雛型と成っていた。
  
天地創造とリラ星-------------------------------------------------------------------------------------------

 「存在のすべて」は大地を作り、海を作り、地に植物を生えさせ、太陽と月を作り、魚と鳥を作り、獣と家畜を作り、神に似せた人を作っていく。
 こうして一番最初に肉体を持った転生が起こった場所が、環状星雲M57琴座のリラ星である。遺伝子は光子が物質化した物であり、すべての宇宙の種族はあらゆる意味で繋がっている。ヤハウェは、肉体を持ったリラ人の神官として転生し、リラ人類の親として、リラ文明を代々導いた
 当時、リラ星は宇宙空間に存在する唯一の巨大惑星だった。その直径を地球の単位で表すと、2×(10の50乗)光年であり、その大きさは地球の何億倍以上もの大きさだった。リラ星は唯一の銀河に属しており、そこにはリラ星のほかに、弱々しく光る白熱状態の星が無数にあった。そして延々と昼だけが続いていた。それは惑星も、その衛星もまったく動いていなかったからである。そして地表での生活が可能だったのは、惑星の核から発せられる強力な引力があるためであった。
 リラ星は、宇宙で初めて生命を生み出した惑星の一つである。文明は非常に進んでおり、リラ星の年数で10の18乗年もの時間を費やして訓練と学習を行ない、最大の力を発見することに成功した。リラ星人は最も陽性な生活を送れる社会を築くことに成功し、生命にダメージを与える陰性のものをすべて排除することも成し遂げた
  リラ星にはピラミッド、石造建築、鉱物であるクリスタルによるエネルギー装置が存在した。後の地球上に築かれたピラミッドや各地の石像遺跡、そして古代の海底遺跡はすべて、リラ星の技術が受け継がれて作られたものである。また地球上に存在する伝統芸能や民族文化のほとんどは、リラ星の文化が時とともに変化していったものである。


 またリラ星には一なる法則が存在した。一なる法則とは、すべてのものが一つであり、良いと考えるものも悪いと考えるものも、すべては表裏一体の関係であるという考えである。現代人の思考パターンは、「正しい」か「誤り」、「良い」か「悪い」、「綺麗」か「汚い」という両極端でモノを考えることに慣れ、これは陰陽の二極、二元的な思考である。人間は創造神と人間とを分離させて考える。自分が創造神との一体性の中にいるという事を知らない状態にいる。しかし実際は、知らない状態は知ってる状態の中にあり、つまり常に一体性の中にいる。こういったことは人間が瞑想したり自然の中にいることで、やがて分離の境界線が消え始め、再びワンネスを体験し始めて理解する。この一なる法則が、後の地球で様々な宗教へと変化し、一神教や多神教、偶像崇拝など、本来の純粋な心理とは遠ざかることとなる。

リラ星の<分解>と<融合>の技術---------------------------------------------------------------------

 当初、不死の形態が発見される以前は、宇宙銀河間旅行はまれにしか行なわれていなかった。それはおそらく5万年に一度程度だった。そしてその時代には、旅に出た者は2度とリラ星に戻って来ることはなかった。こうした旅行に用いられていた宇宙船の速度は、かろうじて光速の2倍か3倍に達する程度で、しかも訪問先の惑星は非常に遠かったので、20歳で旅立った宇宙飛行士たちが、目的地の惑星に着く前に死亡するということもあった。当時の彼らの寿命が、地球年齢でいうと約250歳であったとはいえ、リラ星と他の星を隔てる膨大な距離を生き続けるには不十分だった。
 その後、101万2972歳の彼らのマスターであるザイ(地球ではイエス・キリストとして知られている)が、<分解>と<融合>の技術を完成させると、光速の100倍で飛ぶ銀河間航行用の宇宙船が造られ、そして思考の速度で宇宙を移動することも可能になった。こういった革新の前に不死の問題は克服されていたが、これらによってリラ星人は宇宙を継続的に移動できるようになった。それ以来、他の惑星の文明は、目覚しい進化を遂げるようになった。 
 こうしてリラ星の文明は非常に進み、ここに住んでいたリラ人は、宇宙探索のために宇宙旅行を行い、やがて彼らは銀河の遠い所まで広がり、たくさんの文明を作り、多くの植民地を作ってきた。その中で、ある一つのグループが、一つの思想形態を持ったコミュニティを作りたいと考えるようになった。そういったこともあり、たくさんの高次の文明の存在達が集まり、新たな植民地を作った。その中で最もレベルが高かったのは、琴座人だった。

リラ星の町並みと建築方法--------------------------------------------------------------------------------

 リラ星のシーミという街には幅の広い道路が通り、平屋建てと二階建ての住居が立ち並んでいた。建物はすべて巨石のブロックでできている。その巨石は余りにも大きいので、ブロック一枚で家の壁面が築けるほどであった。ベガ星人はその能力を最大限にまで進化させることができ、その成果の一つが、重力除去の能力である。つまり巨石から特定の重力を排除することができれば、指定した場所に簡単に運び入れることができる。それだけでなく、とのテクニックを使って運搬することもできる。しかしこの方法は特別な場合にのみ用いる。重力除去のほうがより便利である。それは重力除去された巨石の山が、まるで風に飛ばされているかのように、一つの場所から別の場所へと宙を舞っていくからである。

 リラ星人は球体のマシンや空飛ぶ円盤のようなマシン、超小型の飛行機などを持ち、それらのマシンはすべて地面から数メートルの高さを飛びながら、エアジェットのようなものを噴出する。そのエアジェットは、石や潅木(かんぼく)などの雑物を消してしまえるほど強力なもので、マシンが通過した後には地面には何も残らない。このようにして数百キロ平方の広大な平原が、スタジアムのように何もない更地に整備される。
 その後すぐそこには、完璧に加工された巨石が巧みに誘導されてくる。その巨石はまるで雪のかけらのように、設計プランに沿って、建設現場の指定された場所に舞い降りていく。そして次第に、住居や道路が姿を現し始める。それは現代建築でいうところの二階建てほどに相当する巨大な石が、空中を舞う紙のようにゆっくりと下降していく様子であり、それをたった1人の人間が、片手と息のひと吹きで数個の巨石を操っているのである。
 これらの空中を舞い降りる石は重力が除去されている。しかし作業中に飛んでいってしまわないように、必要最小限の重量は残してあある。これはリラ星人が建設作業を行なう時に用いる方法の一つである。

リラの崩壊---------------------------------------------------------------------------------------------------

 リラ人類の進化と創造の歴史は、究極の発展を遂げる中で愛と真理のバランスを崩し、宇宙創造神の聖域を侵してしまった。そのためリラ文明は、自ら予期しなかった文明崩壊の危機を招くこととなった。
 それはある日、リラ星の深層部に巨大な炎が出現し、それが恐ろしい大爆発を引き起こした。巨大なリラ星は爆発して粉々になり、その膨大な破片はさまざまな速度で回転しながら宇宙中に拡散してしまった。そして、大災害の起こる前のリラ星のあった場所には、炎を噴出する不動の巨大な火の玉だけが残された。それが、地球人が太陽と呼ぶ星である。爆発して粉々になったリラ星の欠片(かけら)はこうして宇宙空間を移動し、それが惑星や衛星になった。そして何億年もかけて、それらは互いにひき付け引き寄せ合いながら、新しい銀河を形成していった。破壊されたリラ星の一番大きな欠片は、太陽から何十万光年も離れた場所まで飛ばされてしまった。しかしその欠片に存在していた幾つかの街は難を逃れ、そこにいた住人も生き残った。そこにあった小川や一部の湖、そして数種類の植物も破壊されずに残ることができた。
 12の種族から成り立っていたリラ種族のうち、ルシエルとオリオンという2種族が、リラ文明の神官ヤハウェの意に反し、リラ文明を破壊してしまった種族である。リラ星の崩壊に向けては、2種族の間で意見の対立があった。この2種族は、ルシファー(ルシエル)オリオン種族の先祖ともなるが、ルシファー種族の破壊的な行動をオリオン種族は止めることができず、真理探求を科学に偏重することで宇宙創造神の愛を見失い極限に達した科学技術を乱用して大爆発を起こし、リラ星自体を崩壊してしまったことが、そもそもの始まりである。
 この2種族は、その後、銀河宇宙史に繰り広げられた悲惨な宇宙戦争のカルマ発生の起源となってしまう。地球人類の争いの歴史というのは、それが投影されたものである。崩壊と同時に発生したカルマ清算の苦悩が、ここから始まることとなった。
 大爆発の後、膨大な星の破片が宇宙に散らばっていった。そして何億年もの時間が経つにつれて破片は引き寄せ合い、新しい銀河を形成していった。リラ星人は、その大爆発の起きる数世紀前から宇宙旅行を始めていたが、大爆発が引き起こした暗闇を克服し、欠片となった新しいリラ星が始めた自転運動に慣れ、太陽の誕生が引き起こしたその恐ろしい大激変から立ち直るまでには、多くの月日を必要とした。そしてリラ星に変わる新たな星であるベガ星での復興がようやく完了すると、彼らは宇宙旅行を再開した。それはまだ宇宙をさまよっているはずの、リラ星の欠片を探すためだった。毎日のように、飛び散った欠片を見つけたが、それらはあまりにも小さく、ベガ星人が入植することはできなかった。その後、惑星に姿を変えた大きめの欠片を幾つか発見すると、そこに入植するようになった。こうして長い長い歳月が流れ、ベガ星人は新しい星を探し、生活が可能な惑星に入植し続けてきた。

月はリラ種族の宇宙船------------------------------------------------------------------------------------

 リラ種族の銀河系宇宙生命体14万4000人は、長い銀河宇宙の旅を乗り切るための宇宙母船として、小さな惑星を人工的に改造し、大量の宇宙生命体が生存できる環境を造った。自然に造られた球体の惑星は、構造上、最も安全で長い宇宙の旅に適している。惑星を改造した宇宙母船内は、地上に生きているのと同じような自然環境が、人工的に造られている。
 小惑星を改造した宇宙母船の中で最も大きいものが、地球の衛星の月である。月は、地球が誕生する46億年以前から、銀河系宇宙に存在していた古い惑星で、宇宙生命体の長い放浪の宇宙旅行を維持するために改造された巨大な宇宙母船そのものであり、巨大な宇宙ステーションである。

 宇宙船によってはクリスタルを乗せていてそのパワーで動いてるものもあるが、基本的には、宇宙船の全員の思考で飛んでいる。ET(宇宙生命体)は宇宙では、この星からあの星にと行くわけではなく、次元を飛び越えているのである。 
  月は、太陽系よりも寿命が長く、アポロ計画での探査によって月から岩石と土を持ち帰り年代を測定したところ、53億年前のものや70億年以上のものもあり、46億年前に誕生した地球よりも古いことが判っている。また月の内部は空洞になっていることから、月には磁場がない。


 地球上の人々に与えられる情報は操作されているので、人々は月面の真相について事実とはまったく異なった理解をするように意図的にコントロールされている。月は生命のない不毛な衛星などではなく、月は小さな惑星であり、太陽の周囲を回る惑星と同様に精巧な構造でできている。地球の月にはちゃんと大気層があり、人間が生きていける場所なのである。それだけでなく月の表面には水や植物、微生物、昆虫、そして小さな動物たちがいる
 またある時代には、月は金星人が地球で任務を遂行するための基地であった。金星人はここに精巧なコロニー(集団居留地)を作り、人目につかない谷間やクレーターに交通網を整えた。金星人の月面の施設の中には、母船が安全に操作できて、収容できるほどの巨大な格納庫がある。
 また月面の大部分は砂漠地帯であり、気温はかなり高くなっている。しかし金星人や他の惑星から来た人々も、「環境ヘッドギア」を装着する必要がなく、屋外で生存することが可能である。人間の体は時間の経過とともに希薄な大気の中にも適応していけるのである。

■129億年前

 リラ星の大爆発から数億年が経ち、約10万光年の直径を持ち、約1万5000光年の厚みを中心部に持つレンズ型の銀河が生まれる。この銀河系には約2000億個の星がある。

2章 ビッグバンとリラ星-2/3:地球人のルーツ(Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Project Vegaさんより

序文より: この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

Project Vega【拡張プラウト主義 / 地球人のルーツ / PROUT Village】

魂の転生の順序----------------------------------------------------------------------------------------------

 自分たち「魂」は、ただ最初から人間という姿に宿ったのではない。魂は可能な限りの経験を重ね、物理的な世界が提供してくれるすべての意識状態を実体験する必要がある。まず魂が最初に宿って体験する意識レベルは、鉱物の状態である。自分たちから見ると、鉱物には意識があるようには見えないが、体験できることが限られているような鉱物の状態で生きることは、自身の物理的な存在を理解する必要のある魂にとっては必要なものなのである。初めは自分たちのほとんどは、自らに必要な体験に応じて長い長い期間を鉱物の状態で過ごす。むろんあなたが本当に鉱物や岩そのものであったことは決してないが、あなたの魂は上昇を始めるにあたり、そのような形に宿っていたのである。

 鉱物の状態における意識レベルを体験した後は、魂は植物の状態を体験する。植物としての魂は日光や風や雨を感じることができ、高次の生命形態の存在たちのための食糧として奉仕する。地球だけでなく他の多くの惑星において、苔(こけ)や草花、野菜や樹木として多くの生死を経験することで、魂は次の段階へ進む準備ができる。それは動物の意識状態で生きることである。それぞれの魂は自らの性質や個性に合った動物の形に宿る。動物の生命力も魂だが、動物は常に独自の個性を保ち続けている。魂は動物の意識状態において、ある種から別の種のものへと発展しながら多くの時間を過ごす。それは昆虫から爬虫類、鳥類、そして哺乳類へと、地球上だけでなく他の多くの異なった惑星での生涯を送る

 そして物理的な世界において魂が到達し得る物質的発展の最終段階は、もっとも高次に進化した存在である人類である。それは物理的な宇宙における進化の頂点であり、この世界において、魂が最後の経験をするために用いられる形態としての肉体なのである。肉体を持つ人間として、魂は可能な限り、あらゆる体験をする必要がある。1回の人生は進化の時間の中においては、ほんのわずかの小さな斑点のようなものにしか過ぎず、物質的世界で必要なすべての学びと成長のためにはあまりにも短い一瞬でしかない。しかも地球で生きる人間は寿命が短いために、転生のサイクルである144年を生き切ることさえできない。そのために魂は、人間として必要なすべての体験を得るために、何百万年もかけて輪廻転生という生まれ変わりを限りなく繰り返している。

 つまり歴史というものは、自分たちの祖先の物語ではなく、実は自分たち自身の人生そのものなのである。つまり自分たちが自らの祖先なのであり、誰もが多くの惑星において、あらゆる種類の性格を持った男性や女性、そして多くの異なった人種としての生涯を送ったことがあり、しかもほとんど数え切れないほどのあらゆる状況や境遇を体験してきている。そしてその都度新しい肉体と心、性格をまとい、地上に戻って来る。そして一方で、下層世界に生命が存在し続けるために、新しい魂も絶えず創造されている。「至高なる神」である「存在のすべて」は、自らの創造物を通して存在し、常に一定の生命が宿る階層世界を維持しているのである。

宇宙の構造---------------------------------------------------------------------------------------------------

 「存在のすべて」は永遠に輝き続ける存在であるために、時間空間に支配されない存在である。「存在のすべて」は、物質宇宙と非物質宇宙を作った。宇宙創造神である「存在のすべて」により創造された物質宇宙と非物質宇宙は、物質と非物質(霊)、実と虚、正と反などの相関関係によって成り立ち、また、物質と非物質の各々の世界において、多層の次元を構成している。
 宇宙は多層構造からなり、超弦理論(ちょうげんりろん)では宇宙には10次元時空が存在するとし、仏教では本能と欲だけで生きている光のない低級霊界から、高度な精神性を持った菩薩界や如来界が存在する。それらは言い方の違いに過ぎない。霊界は、地球を取り巻くようにして存在している。地球で姿を現す幽霊などは、物質世界に執着し、本能と欲だけで生きて来た霊で、自ら霊としての自覚がないため、生前と同じように地上に生きている。反対に、高級な霊格を持った神々に近い神聖な存在もいる。
 3次元の物理的世界以上にある異次元、あるいは階層世界ではそれぞれに異なった振動率や周波数を持っており、それが理由で、それらの世界はそれぞれ異なっている。3次元の物理的世界の一つ上にある領域はとても周波数が高く、そこに住む人々はその世界の山々や建物や壁を、さらに人々さえも容易に通り抜けることができる。3次元を超越した世界は、物理的な世界と非常に似ている部分があるが、すべてにおいて3次元よりは遥かに美しく、ある意味天国のような様相をしている。そこにもあらゆる種類の人間や都市や村落、動物、植物、山、海、砂漠、そして日没などもある。しかもこれらの世界は3次元世界のどんなに進化した惑星よりも途方もなく優美で、想像を絶している。このように物理的世界のすぐ上にある世界はあまりにも素晴らしいので、「死んだ」後にここに住む人たちは、そこが究極の天国だと誤って信じ込んでしまう。

アストラル界-------------------------------------------------------------------------------------------------

 人間は今自分のいる空間だけが存在するように思っているかもしれないが、実際にはこの空間以外のいくつもの空間、次元が重なり合って存在している。つまり自分の波動に合ったものだけを感じて、見ているのである。人間は常に、3次元のとなりに隣接するアストラル界(低層4次元)から影響を受けている。
 肉体を持たないアストラルの存在たちは、絶えず人間の耳元でささやき、人間に影響を及ぼそうとしている。しかもアストラルたちからのアドバイスは、必ずしも正しいとはかぎらない。ときには、彼らからアドバイスを受けるくらいなら、街に出て行って見ず知らずの人に尋ねるほうがよっぽどいいと思えることさえある。

 すべてのアストラルたちを信用するなと言っているわけではなく、中には進歩したアストラルたちも数多く存在している。ただし進歩しているアストラルたちは、彼らがアストラルであるからではない。人間は、肉体を去ってアストラルになる前の彼らがどんな人間であったかを知らなければならない。人間は見えないという壁を感じるがゆえに、肉体を持たない存在に対して彼らが自分たちよりも優れた存在であるはず、という思い込みを持ちやすい。
 つまり、今肉体を去ってアストラル界に行った魂が、それだけで進歩した考えを持つわけではないということであり、考え方において肉体にいたときと何ら違いはないのである。もしあのガンジーが今アストラルにいるとしたら、人間はおそらく、彼となら話してみたいと思うだろうが、かの銀行強盗デリンジャーとして生きたばかりのアストラル存在であれば、あまり関わりたくないと思うだろう。この世界の人々はなぜか、人間は死とともに知恵者になり、自動的に偉大な存在になり、崇拝の対象になるものと錯覚しているのである。

 アストラルたちの中にはもちろん、人間にも宇宙からの存在たちにも支援し続けている存在たちが数多くおり、彼らは「使者」として働いており、さまざまな場所で立派に仕事を行なっている。彼らの仕事の場は、戦場であることもあれば、路上や家庭、オフィス内などで教師やガイドとして素晴らしい奉仕活動を続けている。そして人間のすべてが数限りない転生を繰り返す中で、アストラルとして何度も存在してきた体験を持つのである。よってアストラルたちによる影響のすべてが、ネガティブ(否定的)というわけではない。
 しかし、自分以外の誰かを「悪者」だと言ってあなたの耳元でささやき、糾弾するアストラルたちには注意しなければならない。なぜなら彼ら自身が「悪者」である可能性が高いからである。「闇の勢力が光の天使としてやってくるだろう」という預言があるが、それはまさに今、この時期に言及したものである。また人々の物質的な堕落を、悪い霊の影響を受けたものだといって糾弾する者たちにも気をつけることだ。真理にしたがって生きている人間には、ほかの誰かを糾弾したり攻撃する必要はまったくないのである。

次元上昇が人間と全生命体の生きる目的---------------------------------------------------------------

 地球人は輪廻転生を通して、次元上昇(アセンション)を目指しているが、次元上昇の段階は、12のレベルに分かれている。場合によっては26や103といったもっと緻密な表現をすることもあるが、12のレベルの説明のほうが地球人にはわかりやすい。
 現在地球人は、この12段階の3あたりにおり、それがいわゆる3次元ということである。1次元、2次元は、もっと基礎的な段階で、もっと高度なことを理解する前のレベルである。4次元は、人間が体の死を迎え、肉体を離れた後、まず最初に行くところで、魂がそれぞれのやり残したカルマや契約を清算するところである。4次元はアストラル界とも、幽界とも、低層4次元とも呼ばれている。一般的に、肉体を離れた魂は、地球時間において4日から7日の間ここへ滞在した後、次の次元へと進んで行く。
 人間の肉体から離脱したばかりの魂の中には、今終えたばかりの人生への執着が強く、名残惜しくて、そこから離れられずにいる者もいる。また事故などで、その死があまりにも突然のことなので、自分が死んだことに気づかない者もいる。そのような者たちはどこに行ったらいいのかわからず、そのまま4次元の幽界に留まってしまうこともある。
 また人間として生きていた間に悪い行為をして、大きなカルマを作ってしまった場合も、4次元で普通以上の時間をそこで費やすことになる。ここには悪行の罪を清めるための浄罪界のような役割もあるので、それらの清算をしてから次のレベルに進むことになる。
 このように4次元には、浄罪のために留まらねばならない者や、自分の選択によって長く留まることになる者がいる。この長い時間とは、3次元的な表現である。なぜならこの光の世界には、時間というものが存在しないからである。つまり4次元以上の世界には時間というものは存在しないので、地球にあるような直線的に進む時間の感覚はなくなるのである。そのために魂が肉体を離れた時点で、時間に対する感覚が変わるので、地球時間で長いと感じても、魂にとってはそれほどでもないということである。

 さらにそれ以上の段階である5次元から10次元だが、肉体を離れて光の魂になった存在が4次元を通過して行く場所である。どのレベルに行くかは、それぞれの魂の成長の度合いによって別れる。そして各段階を上昇してきた魂が、最後に到達するところが11次元である。11次元は、光の魂が上昇できる最高の段階である。よって地球人含め全生命体が目指すゴールも、ここ11次元ということである。さらに12次元は、究極の根源創造主であり、宇宙の源であるエネルギーの次元である。

 このように11次元までそれぞれの段階があり、次元上昇の梯子(はしご)のようになっている。しかしその順序が、スムーズに一段一段進んでいくわけではない。今3次元にいるからといって、次に生まれ変わったときに4次元に、さらに5次元にというわけではないのである。梯子を登って行くためには、叡智と智慧、進化と向上が必要である。そのためには、あらゆる人生において遭遇する出来事や、人々との関わりにおいて生じたカルマの解消が含まれる。

 カルマとは、愛に反した行為のことである。そのカルマを解消するために、同じ次元を何度も繰り返すことがある。ときにはその梯子を踏み外して落ちてしまうこともある。アセンション(上昇)だけでなく、ディセンション(下降)もある。3次元から10次元までは、スライドのように上がったり、下がったりする。しかし、いったん11次元まで上りつめると、もうそこから下がることはない。転生が終わって到達した次元が11次元になったところで、アセンション(次元上昇)のプロセスは完了したことになるのである。

 自分の魂が次元上昇できるように、人間として自分達が意識的にできることは、魂とともにアセンションのプロセスを進めるように、魂からの「内なる声」にしっかり耳を傾けることである。そして物質的な側面だけに囚われないように注意し、集合意識をしっかり持ち、地球がよりよい場所になるように協力していく必要がある。
 ライトボディというのは、人間にとって「魂の光」を意味する。「魂の光」とは、別の表現で「ゴッドスパーク」「神のきらめき」「神の火花」と言える。「魂の光」は、肉体の中にあって光を発している。その光は、外側にも広がっていて、これはその人物が誰であるかを外側に示す光でもある。肉体が動くと、ライトボディ(魂の光)も動き、肉体の中に魂が動いていることを表している。人間は「神の火花」の延長であり、「神の光」を魂に宿しているのである。自分の肉体の中に、この内なる存在が常にいることを意識して、「内なる声」に耳を傾ける姿勢でいることが重要である。

光子------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 「存在のすべて(一なるもの)」は、光をもってすべての宇宙とそこに存在する物を作り始めた。光、すなわち光子(こうし)が真空場に投入され、宇宙が創造された。すべてのものは、光子の周波数が変わって現れたものである。つまり光子(光子体)は宇宙であり、多次元、平行宇宙、銀河系、太陽系、地球、人間、動物、植物、鉱物、物質、意識、霊体、魂、意識、オーラ、記憶であるということである。人間の本当の姿は、光でできているということである。光が地球人類すべての祖である。

 この宇宙は光子で満ちている光子とは質量がゼロであり、電荷もゼロであり、崩壊寿命がないとても安定した素粒子である。人間の目が光を感じるのは、無数の光子(フォトン)というエネルギーの塊りが目に入って来て、それが目の奥にある感光細胞を刺激するからである。人間が目の感覚細胞を刺激して光を感じることができる光子の振動数は、0.38~0.83PHzのものに限られる。光子は、振動数(frequency)によって波長も振幅も波の広がりも決まるもので、光子の種類は振動数の違いによって決定される。この光子の振動数を変えることで、「存在のすべて」は宇宙に存在するものすべてを作り出してきた。また光子はそれぞれがエネルギーを伴っており、このエネルギーが日なたに置いてあるものを暖めたり、光合成をしたりする。太陽や電球などの光源からは、いろんな振動数の光子が混ざって飛び出してくる。そして、物体の表面に当たって反射したり透過したりしてから目に入ってくる。光子は物体の表面で一部が吸収されるが、振動数によって吸収されやすいものと吸収されにくいものとがあり、この傾向は、物体の表面の原子の状態(おもに分子の種類や並び方)によって違っていて、振動数の小さい光子の方が吸収されやすい表面や、逆に振動数の大きい光子の方が吸収されやすい表面がある。目は、目の奥に届く無数の光子の中に含まれている様々な種類の光子の混ざり具合の違いを、色の違いとして感じる

 電子は光子を放出したり、吸収したりすることができる。電子とは、宇宙を構成する素粒子グループのレプトンの一つである。常に電子は光子を放出したり、吸収したりを繰り返していることから、電子の周りには常に光子が存在し、光子の雲が電子を取り囲んでいる。電子の周囲では光子が生成され、遠くに飛んでいくものもあるが、飛び込んでくるものもあり、生成してすぐに戻ってくるものも沢山あり、 電子の周囲にはエネルギーの異なる光子が群がっている。電子の周りでは光子が放出され吸収される。光子の集まりが光となる。
 自然界のすべての粒子は整数、または半整数のスピンという自転角運動量を持つ。電荷を持った粒子が磁界内で運動すると力が発生し、電子が回転しているように見えることからスピンと名付けられた。実際は粒子の回転運動ではないが、スピンには上向きと下向きの2種類がある。

上の写真は電子と光子、下の写真はスピンを表した図

オーラについて----------------------------------------------------------------------------------------------

 光子は、情報を保持することが出来る。 光子は記録を抱えているということである。光子は波動であり、意識でもある。そのような光子で構成されているものに、人間のオーラがある。基本的にはオーラそのものが、自分に関係する記録を残す巨大な情報バンクとなっている。一見何もないように見えるオーラという空間は、全てのものに繋がっている。人間の肉体も含めた全ての次元に存在するものは、意識(光子)という波動で構成されているからである。全てのものは波動的に繋がっていて、意識として全てが繋がっているということである。人間以外にも、動物や植物などにも同じようにオーラがある。意識であり波動であり、光子でもあるオーラには、人間や動物、植物といった個体が抱えている情報が含まれている。それと同じように生命が住む惑星(地球)にも同じようにオーラがある。これを更に拡大させると、地球が含まれている太陽系にもオーラがあり、太陽系が含まれている銀河系にもオーラがある。それぞれには断層的な階層があり、その階層によって記録されている情報の質が変わってくる。
 この光子が人間のオーラや霊体を構成している。人間のオーラには階層があり、振動数の粗い順に、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コザール体があり、さらにその上も存在する。

 エーテル体(幽体)は、人間の霊体を形成する粒子の中で一番レベルの低いもので、肉体と不可分に密着し、肉体が生存・活動していく際にその機能のバランスを保ったり宇宙エネルギー(気・プラーナ)を体内へ取り込むチャンネルとなったりするなどの役割を果たしている。霊眼では多色の発光体としても見ることができ、一般に言われるオーラはこのエーテル体のことを指している。
 人間が死を迎えるとエーテル体も自動的に消滅するが、通常60日前後は残存し続け、その間、人は物質界と幽界の狭間で崩壊していくエーテル体をまとった中間的な霊体(幽霊)として存在する。その間は、生前に自分がいた物質界に半分身を置くため、ときにはそこへ関与して物理現象を引き起こすことも可能である。幽霊の目撃やラップ音など、心霊現象が起きるのは多くの場合、こうした期間にいるエーテル体霊の仕業である。仏教ではエーテル体の崩壊期間を「四十九日」と定めており、死去から49日目に法要を開いて成仏(幽界・霊界へ完全移行)したと見なしている。

 次にアストラル体とは幽界および低~高位の霊界を構成している霊的粒子のエネルギーのことである。エーテル体の上からすっぽりと肉体を取り巻く形で存在しており、主に感情と欲望を司る。人間が物質界の生を離れて幽界や霊界へと移行したとき、その肉体の外皮はこのアストラル体によって形成されることになる。霊能者が霊視を行う際に問題となるのは、人間の霊的質料のうち、どのレベルのものを見ているのかということで、エーテル体のオーラしか見えない霊能者では、その人の感情や健康状態などは辛うじて分かるが、深い部分での気持ちまでは具体的に読み取ることはできない。人の気持ちや欲望・意欲を正確に読み取るにはアストラル体のレベルまで霊視することが必要となる。アストラル体が見えるということは、すなわち幽界や霊界の状況自体を読み取れるということでもあり、霊能者としての能力もそれだけ高いということである。亡くなった人が幽界や霊界でどんな生活を送っているか、人の隠された気持ちとその具体的内容、前世や過去世の状況などを見ることができるのは、アストラル視力を有した霊能者に限られる。

アカシックレコードについて-----------------------------------------------------------------------------

 霊的なリーディングでは、普通の人の目では視えない情報を受けとることが出来るが、 例えばその人の肉体的な状態や症状、精神や、感情的な問題、過去に経験したトラウマ的な出来事を読み取ることが出来る。 さらに、まだ起きていない未来のイベントや、その人の過去生に関する情報、家族や先祖に関することなども可能である。読み手の能力によって、宇宙文明や意識体の情報など様々な事柄にアクセスすることが出来る。
 多くの場合、こういった情報はオーラの中から得ている。こういった様々な記録は、アカシックレコードに記録されている。アカシックレコードと呼ばれる宇宙図書館は魂の閲覧所で、個人情報が収納されているところである。ここではモニターパネルに手をかざすまでもなく、自分の名前を言うだけで、すぐさま目的の本があらわれる。名前だけでだめな場合は、生年月日も付け加える。個人の本のページをめくると、過去から未来にわたる膨大な転生の個人情報が細部にいたるまでこと細かく記されている。
 個人の本は新聞紙くらいの大きさで、人によってページ数はさまざまである。通常、一ページに一つの生涯が記されているが、手をかざすと必要なページが開かれる。その中には写真もあるので、どのような風貌であったかも見ることができる。また他人の個人情報に関しては、本人の了解がなければアクセスしてはいけないことになっている。また個人的な本を閲覧するときは、自分の感情を制御して、心を「ゼロポイント」に置く必要がある。つまり心をゼロ(無)の状態に保たなければデータは正確に読めないので、波立つ感情をゼロにできないうちは、他人の本を読んではいけないとガイドは繰り返し忠告している。
 つまり、個人の本は生き物のように変化し続けているので、読み手の感情までが書き込まれてしまうのである。特に注意すべきは、未来を読むときにネガティブな感情を少しでも抱くなら、未来をネガティブに変えてしまうことにもなる。また、現在の人生に影響を与えている過去世の情報を引き出すこともできる。
 例えば現在ある人物が、なぜ数字や幾何学模様に興味を持っているかという理由を、過去の記録から探すことも可能である。「数字」や「幾何学模様」と言う項目で検索すると、中世の錬金術師の記憶や、ルネッサンス時代の石工職人の人生が明るみに出る。
 転生の本を読むということは、これらの記憶を用いて、今という瞬間に何をするべきかという真価が問われることなのである。過去世を思い出したならば、いかに現在という時を力強く生きるかが大切なのである。過去の栄光にすがったり、いつまでも被害者意識に留まって感傷に浸るのではなく、これまでの記憶を自らのうちに1本に束ね、今という瞬間をより良く生きることが、宇宙図書館にアクセスする本来の目的なのである。
 それだけでなく、過去が変わることもある。もちろん過去の物理的な出来事が変更されることはめったにないが、その時の出来事に対して自分が持った感情部分というものは、後からでも修正することが可能なのである。それは記憶が好きなように再構築されるというよりは、過去に越えられなかった自分の感情パターンを、現在においてクリアすると、過去にあった同じパターンのものが、いっせいに裏返るのである。つまり現在を変えれば、過去も変わるのである。つまりいうなれば、過去も未来も、すべてが同時進行しているのである。
 そして転生の記録の本を読む限り、大切なのは一つひとつの出来事ではなく、その現象に対して自らに生じた「感情」が重要なのである。個人の過去世の本に記録されているものとは、つまり、自分の感情の記録なのである。

 また、それぞれの惑星はそれが創造されて以来、惑星の周りに光速の7倍で回転するある霊的なバイブレーションの繭(まゆ)”サイコスフィア”が取り囲んでいる。この繭のような層は、その惑星上で起きたすべての出来事を完全に吸収して刻印するように働いている。しかし現在の地球人類には、その層へアクセスして中身を読む能力はない。それを”読む”ためには、問題は波動よりもむしろ繭の振動に合わせられるかどうかにある。しかし人間もまた、宇宙においては不可欠な部分をなす存在としてアストラル体を持っており、もし適切な訓練が行なわれれば、それを通して、自らが求める知識をこのサイコスフィアの層から引き出すことができる。  

パラレルワールド・次元・夢-----------------------------------------------------------------------------

 人間は同時並行で、別の人生を歩んでいる。地球は、別の次元から見れば幾つもの地球の複合体なので、パラレルに、同心円状に無限に並んでいる。さらに平行次元には高次元から低次元まで多次元が存在し、それは光子の周波数によって異なる。高次元であるほどポジティブな心地好い世界となり、低次元はネガティブで悪質な世界となる。人間の現実世界の次元、死んだ後に行く次元、異星人が存在する次元、神様と言われるような精神性の高い存在がいる次元など、光子の周波数によって次元数は変わる。SFでよくでてくるタイムトラベルは、この平行宇宙と多次元間の行き来を指し、それは科学技術で可能となっている。また並行宇宙への行き来も可能である。さらに過去、現在、未来は、同時に同じ位置で進んでいる。 
 ロスチャイルド家など、イルミナティ・メンバーは、すでに異次元の世界やパラレル世界にまで自由自在に行き来している。ロスチャイルドの娘のエレン・グリーン・ヒックスは、並行宇宙からこの世界にやってきて、それを告白している。


 また人間は寝ているときには、脳波がデルタ波になり、幽体離脱して別次元の並行宇宙の自分を体験しにいっている。それが夢である。
 この光子体には一つの法則があり、本人の宇宙の認識度や悟りに応じて、この光子体の量が変わる。そして神界、菩薩界、如来界となってくると、光子体のエネルギー量が増えてくる。そして悟りが少なければ、光子量が減っていく。宇宙に地獄は存在しないが、ネガティブな感情で生きている人間は、自ら地獄のような世界を創造し、そこに住んでいる。
 こういった光子の振動数向上の鍵は、精神性の向上にある。精神性は愛情の度数である。向上のためにできることは様々あり、自分の好奇心に沿って生きる事や、無償で奉仕すること、自分の外の世界を静かにさせて、内面の世界が見えてくるようにすることなどがある。

高次元の世界には時間が存在しない---------------------------------------------------------------------

 3次元の制約された現実で経験する時間は、完全に人間の作った時間枠である。つまり地球人の時間の見方は、漠然とした過去に対するあいまいな時間構造や、形がなく定義できない現在と、人生に不安を抱かせる未来の予測に基づいて成り立っている。
 そして、高次元の世界には時間が存在しない。地球人の問題のほとんどは、時間に関する勘違いによって生じている。地球人は、「いま、この瞬間」を意識することや、「いま、この瞬間」を生きることを試みたりしているが、実際には、「いま、この瞬間」以外何もないことを把握するにはほど遠いレベルにいる。「時間が存在しない」という概念は高次元の世界の概念だが、それでも夢を見ている状態や、肉体を離れたとき、わずかに触れることはある。しかしそれは地球人の現在の能力である五感の範囲を超えているので、理解できないのは無理もない。よって地球人の霊性を進化させるためには、夢や瞑想、アストラル界を、自分に経験させることは非常に重要なことである。なぜならその中で、制約されている世界から自分を解放し、時間も肉体も存在しない、魂としての甘美で自由な空間を漂うことができるからである。
 高次元では、地球人が過去、現在、未来として認識するものはもちろんある。しかしそれらは「共存」しており、かつ「同時に」存在している。地球人の歴史において、人類の意識は、時間を直線的と捉える考え方を元に進化を続けてきたので、その3次元的世界観からは、この「共存」という概念を理解することはできない。しかし、時間の存在しない多次元の現実を、少なくとも概念として認識することができれば、過去の悪夢や幸せだったときの記憶、また起きるかもしれない予言的な恐怖などの、未来に対する怖れや想像から開放される。
 「実は、自分は光でできている」、ということを再発見し始めるとき、魂としての意識が身体中に生成され、再生され始める。地球人の現実は、恐ろしかったことや素晴らしかったこと、自分に影響を与えたと信じていること、あるいはいつまでも実現しない出来事などで満たされており、時間はいつも漠然としている。過去、現在、未来の幻想はあまりに信じやすく、余りに確固としているので、時間が他の形態で存在することなど理解することができないでいる。地球人の人生は3次元で組織されているので、時間が一本の直線上に存在するという、擬似的な構造が必要であった。この時間軸は地球の人種を進化の道程において過去と未来に自分を投影することで、前進と後退の両方向へと導いてきた。明日の日の出や朝のコーヒー、職場での仕事、その他数え切れないことが単なる幻想だということが真実なのである。
 つまり、「いま、この瞬間」がすべてなのであり、そしてそれが、現実であり、経験である。無限の心のマトリックスに永遠に刷り込まれている、「瞬間の中の瞬間」である。

 そして、変化しているのは、時間ではなく、地球人の存在の形態であるということである。未来の人生よりも、地球人にとって概念的に捉えやすい前世は、直線的な思考によって、今でも認識することができる。こうしたダイナミックなエネルギーの拡張はすべて同時に起こっていて、宇宙の海を駆け巡っているということである。地球の海は安定していて、無限である。そのすべての波は全体の反射であり、一瞬の間、鮮烈な勢いとなって海岸で砕け、また形を変えて大いなる海に戻る。それでも波はそこに存在し続けている。地球人も、それぞれの時間枠の中で築かれた身体を通して、地球人が創造する、カルマの展開する同時進行の人生を通して、無数に存在する他の側面を身に付けながら、魂の振動として存在しながら、宇宙の海に戻るのである。

死について----------------------------------------------------------------------------------------------------

 死とは肉体の死と、霊体の住む次元が変わることである。つまり消滅することでない。現実世界の人間には、死は悲しむべきものという認識だが、霊体の観点からすれば解放であり、本来いた自由な世界へ帰る喜ばしいことである。
 まず肉体が死んだ後は、すぐに人生で持っていた自分の強い固定観念が出てくる。想念がすぐ形になる世界にいるので、考えることがすぐ自分の周りに現実としてでてくる。そこには、時間のズレがまったくなく、思えばすぐに物が現れる。よって、物理的な世界に生きていた時に非常に強い固定観念を持っていた人は、死んだ後すぐそれを体験する。そして、自分の考え方を変えるまでは、その世界が終わることはない。しかし、考え方を変えるとその世界がすぐに変わる
 また自分と現在交流のある人が、死んだ後にも現れる。そういった人々は、死者があの世に行ってから自己変革が起こるのを助けている。 そして死者の変革を助けるために、その人達は必要な形をとって現れてくる。そして充分に自己変革を終えると、その人達は死者が認めることのできる形で現れる。そうすると死者は「自分が考えているより自分はもっと自由な存在」ということに気づく。なんにでも出会うことができる世界、そこで自分はどれほど創造的かということに、初めて気がつく
 

後悔の念について-------------------------------------------------------------------------------------------

 この世から次の世界に「後悔の念」を持ち越すと、どのような悪影響があるかを知っておくことは誰にとっても非常に大切なことである。霊の世界はこの現世よりも精神性の高い世界なので、すべての想念や感情は増幅され、次の世界に持ち込まれた感情的堆積物(たいせきぶつ)はすべて肥大化してしまう。現世で選択した自分の内面は、霊界では誇張され、ありのままがさらけ出されることになる。つまり霊的世界では自分の想念や感情など何も隠すことができない。自分の性格や人格的特質はすべてが顕わになり、誰の目にも明らかに見えるものとなる。それは精神的、感情的にまる裸になるのと同じである。この事実からわかることは、次の世界に行っても、現世で自分が向き合うことを避けたり、逃げてきた問題はそのまま持ち越されることになり、解決されることはない。よって最善のアドバイスは、今すぐにでも、自分が逃げている、背を向けている問題に対処し解決することである。
「生きている間にこうなると知っていれば、もっと違った行動をとっていただろう」というのが霊たちの声であり、現世で抱えた後悔の念が次の世界ではより増幅され、それが苦しみをより大きくするのである。 

2章 ビッグバンとリラ星-1/3:地球人のルーツ(Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Project Vegaさんより

序文より: この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

 
 2章 ビッグバンとリラ星 : 地球人のルーツ
 
■遥かな昔

宇宙の創世---------------------------------------------------------------------------------------------------

 まだ今日のような宇宙というものが無く、1つの茫洋(ぼうよう)な意識的エネルギー体しか存在していなかった頃、このエネルギー体は自らがどういう存在なのかを知るために、また自らの進化のために、何かを創造しようとした。その瞬間、一気に素粒子が生成し、連鎖的に陽子、中性子、電子及びそれらの反粒子が生成してプラズマ状態が形成された。言わば、巨大な電磁場が三次元の物質界として分離・出現したわけである。

 このプラズマが光速に近い速度で移動し始めると、重力が発生した。その重力とプラズマの電磁場に引き付けられて物質が生成し、恒星や惑星などの星々が誕生した。故に、銀河群は巨大な泡構造を形成し、電磁場的に互いに共鳴し合っている。それはまた、創造の意識エネルギーとも共鳴し合っているわけである。言わば、星々は創造のエネルギーと電磁場的に共鳴し、当然、星々に誕生した生命体も電磁場的にその星は勿論のこと、創造のエネルギーとも共鳴しあう相互関係なのである。これが、物質宇宙の基本的物理法則となった。一方、このような銀河群を形成していないプラズマは、暗黒プラズマとも暗黒物質とも言われ、創造のエネルギーと合わせて宇宙の大部分を占め、現在に
至る。
 星々は創造のエネルギーと共鳴し、生命体はその星と共鳴し、更には創造のエネルギーと共鳴しているので、どこかの星で惑星規模の現象が発生すると、例えば生命体にエゴが発生し、その星が滅びると、周辺に伝わって宇宙全体にエゴの波動が伝わる。そして、宇宙全体が存続の危機に瀕する、という関係である。つまり単に、その星だけの問題では済まされないのである。

宇宙の創世の動機-------------------------------------------------------------------------------------------

 まずはじめにあったのは、意識的エネルギー体である「存在のすべて」だけだった。それは存在するすべてであり、始まりであり終わりである。アルファでありオメガであり、太陽であり物質である。問いであり答えである。上昇であり下降である。左であり右、現在であり、過去、未来である。「存在のすべて」は、人間が理解できる形も姿もない。それはどんな形や姿になることもできるが、「存在のすべて」は偉大なる「見えざるもの」であって、ある瞬間の形や姿ではない。「存在のすべて」の世界は、絶対の世界であって、そこでは、ひとつのものが、他との関係によって存在しているのではなく、何ものからも、独立して存在している。
 その「存在のすべて」は、自分自身が何かを知ることはできない。なぜなら「存在のすべて」があるだけで、ほかには何もないからである。ほかに何かがなければ、「存在のすべて」も、ないということになる。「存在のすべて」は、裏返せば「無」と同じであった。これが、時のはじめから神話が語りつづけてきた「すべてであって/無である」ということである。
 その「存在のすべて」は、あるのは自分自身だけだと知っていたが、それだけでは充分ではなかった。なぜなら、「存在するすべて」であることの絶対的な素晴らしさを概念的には知っていたが、体験的には知りえなかったからである。そこで、自らを体験したいと強く望んだ。素晴らしいというのはどんな感じなのか、を知りたがった。だが、それは不可能だった。なぜなら、「素晴らしい」という言葉そのものが相対的なものだったからである。「存在のすべて」は、素晴らしくないとはどういうことかわからなければ、素晴らしいとはどんなものかを知ることができなかったのである。否定があってはじめて肯定があるからである。 
 そこで考えた。一部は全体よりも小さい。それなら自らを分割すれば、残る全体を振り返って素晴らしさを知ることができるだろう。「存在のすべて」は自分を分割し「これ」と「あれ」とになった。また「どちらでもないもの」も存在した。これは科学者のいう「ビッグバン仮説」である。
 自分自身を分割した「存在のすべて」の聖なる目的は、たくさんの部分を創って自分を体験的に知ることだった。 創造者が「創造者である自分」を体験する方法は、ただひとつしかない。創造することである。そこで「存在のすべて」は、自分の無数の部分である霊や魂に、全体としての「存在のすべて」が持っているものと同じ創造力を与えた。人間の宗教で「人間は神の姿をかたどり、神に似せて創られた」というのは、そういう意味である。これは、物質的な身体が似ているということではない。そうではなくて、本質が同じだという意味である。
 また「存在のすべて」と人間も、同じものでできている。それらは「同じもの」なのであり、同じ資質、能力を備えている。生命はすべて振動であり、人間が生命と呼ぶものは、全て純粋なエネルギーである。このエネルギーはつねに振動している波動である。異なる速度で振動する波は、異なる密度あるいは光を生み出す。これが、物理的な世界の「効果」を創り出す。
 「存在のすべて」と同じ能力の人間には、宇宙から物質的な現実を創出する力も含まれている。「存在のすべて」が人間を創造したのは、神としての自分を知るためだった。人間を通してしか、知る方法がなかったからである。

「存在のすべて」とはどのような存在なのか----------------------------------------------------------

 「存在のすべて」はすべての源であり、全知全能の絶対的な存在である。地球人はこれまで宗教を通して神をイメージしてきたので、神を白髭の老人のように描くことがあるが、それは実際の神の姿ではなく、「存在のすべて」は宗教に関わりなく存在する。「存在のすべて」とは存在そのものであり、エネルギーであり、光であってすべての源である。この美しい地球と太陽系、宇宙、そして地球では知られていない別の宇宙群が、人間の地球がそうであるように、この全能の「存在のすべて」によって統治されている。創造主である「存在のすべて」は、全宇宙に存在する生物や物、場所、時間、空間などすべての源なのである。「存在のすべて」とは、全エネルギーの源であり、宇宙に存在するありとあらゆるものの源なのである。
 この「存在のすべて」には、人間のような性別はない。地球はこれまで、男性によって支配され続けてきた男性優位社会なので、神が男性であるかのように表現されているが、もし今の文化が女性優位社会であれば、神は美しい女性として描かれていた。
 また、人間が大きな罪を犯し、大きなカルマを作ってしまった場合、「存在のすべて」が人を罰することはない。地球にある特徴は二元性で、正しいか間違いか、善か悪かというように、すべてに二つの正反対のものが共存している。しかしカルマの概念とは、「与えることと受け取ること」に基づいている。つまり、自分がある行為を誰かにすれば、(良い悪いに関わりなく)それと同じようなことが巡り巡って、自分に戻ってくるということである。
 「存在のすべて」は愛を与える存在であり、人間に課題を与える。ある先生がいて、もし自分の生徒が、不快な経験をする必要に陥った場合、先生はそれを見守りながら、生徒が成長し学んでいくのを待ち続ける。たとえば、誰かが銀行強盗をして殺人を犯した場合、「存在のすべて」はその人に向かって、「お前は罪滅ぼしとして地獄に落ちるだろう」とは言わない。しかし彼はおそらく捕まって刑務所に入れられ、罪滅ぼしをすることになる。たとえ捕まらなかったとしても、いつかは自責(じせき)の念に苦しむことになるはずである。そうなったとき、彼は神に助けと慰めを求め、謝罪し、罪の償いをし、自分の犯した間違いを克服することができるのである。これは決して天罰ではない。「存在のすべて」の教えは、結果的に、その人が本当に幸せになるための「鍵」を握っているのである。

 「究極の創造主」のものである宇宙とは、意識の統合体であり、それは限りなく繁栄し、活気に満ち溢れている。そのあらゆる要素は生命を持ち、常に絶えず、新しい状態へと変化し続けている。一なる「すべてなるもの」の宇宙の広がりにあって、生命を持たずに、静止しているものは何ひとつない。そこに存在するあらゆるものの波動には無限の種類があり、広大な銀河から、想像を絶する小ささの粒子に至るまで、それらの何もかもが相互に共鳴し合っている。
 人間の魂そのものは(小)宇宙であり、純粋なエネルギーであり、そのエネルギーは絶えず移動し、通り抜ける電磁的存在である。そしてそれは生来的に、「究極の創造主」の二重性を反映している。電気的で外に向かう「陽」のエネルギーと、磁気的で受動的な「陰」のエネルギーである。この二つの、相互に作用し合うエネルギーの動きである「陽」と「陰」の関係こそが、あらゆるレベルに存在するすべてのものの性質である。それは創造であり、崩壊であり、波動、調和、対照であって、それこそが、宇宙の構造そのものなのである。
 「存在のすべて」「一なるもの」の意識的な表出であるこの電磁的なエネルギーは、電気的・磁気的両方の特徴を持った波動となり、さまざまな振幅と速度、周期を示す。そしてこの性質は地球の尺度で測ることができ、地球の辞書では、「波長」とは波の山から次の山までの距離を意味する。「周波数」とは、一秒という時間内に繰り返される波の数であり、サイクル、振動数とも表現され、人間の用語では「ヘルツ」と言われている。
 この「波長」と「周波数」の二つの要素が変化することで、さまざまな電磁波が生まれる。それはゆっくり振動する電波から、赤外線、可視光線、紫外線などの光や、さらに高速で振動する宇宙線(放射線)まで、宇宙に満ちている膨大な電磁波のことである。「すべて」とは無限の存在であり、そこには創造主そのものの、測定不可能な、かつ定義することを寄せ付けない周波数も存在する。人間の脳は、特定の周波数帯の電磁波の働きで機能している。この電磁波を、地球外生命体は「思考波」と呼ぶが、地球の科学者は「脳波」と呼んでいる。

魂の創造------------------------------------------------------------------------------------------------------

 そして「存在のすべて」は、人間を魂の乗り物として創造した。よって人間は、魂、精神、身体から構成されることとなった。魂は、「存在のすべて」の分霊として個別性をもちながらも、全てがつながっている。例えば、空気はすべてつながっているが、家の中では各部屋ごとに独特の空気、台所なら食物の香り、リビングルームはそれ特有の雰囲気があるというように、個と全体がつながっている。それは屋外の空気ともがつながっている。魂もそれと似ている。人間一人ひとりの魂の個別性はあるが、それらは決して別々に分離しているのではなく、つながっている。その魂は人間の身体より大きく、魂は身体とともに運ばれるのではなく、身体をなかに入れて運んでいる
 魂が追求しているのは、想像しうる限りの最高の愛の感情である。これが魂の欲求、目的で、魂は感じようとしている。愛を知ろうとしているのではなく、感じようとしている。最高の感情は「存在のすべて」と合体する経験である。それは真実へと帰ることであり、魂が切望しているその真実が、完璧な愛情である。完璧な愛情とは色のなかの完璧な白のようなものである。白とは色がないことではなく、あらゆる色を含んでいるのが白であり、白は存在するあらゆる色が合体したものである。よって愛とは憎しみ、怒り、情欲、嫉妬、羨望などがないことではなく、あらゆる感情の総和で、あらゆるものの集合体である。だから、魂が完壁な愛を経験するには、人間のあらゆる感情を経験しなければならない。
 何かを知ることと体験することとは別ものであり、霊の子供たちは自らを体験的に知りたがった。知識として知るだけでは、霊の子供、人間には物足りなかった。そこで、「存在のすべて」は計画をたてた。その計画のもとで、純粋な霊である人間は、創造されたばかりの物質的な宇宙に入った。概念として知っていることを体験として知るには、物質的な世界で経験するしかないからで、そもそも、物質的な宇宙秩序を創った理由はそこにあった。宇宙を律する相対性のシステムを創った理由も、すべての創造行為の理由もそこにあった。物質的な宇宙に入れば、自らについて知っていることを体験できる。それには、まず、対極を知らなければならない。簡単に言えば、背が低いということを知らなければ、背が高いということはわからない。やせているということを知らなければ、太っているということはわからない。つきつめて言えば、自分が何であるかを知るためには、自分ではないものと対決しなければならない。これが相対性の理論の目的であり、すべての物質的な生命の目的である。自分自身を定義するのは、自分ではないものによってなのである。
 魂は、肉体が生きている間でもそこを離れることができ、体の1〜2メートル上方や数キロ先、あるいは宗教的な表現で天国と呼ばれるさまざまなレベルの世界へ旅することもできる。魂とは本来の自分自身であり、認識する自分のことである。そして魂の本質とは、宗教的には「神」と呼ばれる「存在のすべて」の本質的存在の分身である。つまり自分たちすべての生命は「存在のすべて」の分身ということである。 

ルシファー、光を担う者-----------------------------------------------------------------------------------

 これはルシファーの物語である。この名前は確かに強力であり、今でも多くの複雑な感情を、多くの者にわき上がらせる。ルシファーとは「光を担う者」で、その起源、ルシファーが生じた母体は始まりがないほどに古い。
 あらゆるものの起源の中で、最初に、「私たち」ではなく「私」となったのは、ルシファーである。ルシファーの中で、ルシファーを通して光へと進化する力が最初に体現された。根源的なラング、つまり調和を創り出す不調和として、ルシファーは自分を存在させるようにした。最初からルシファーは光である。意識がそれを知る以前から、ルシファーはすでに光の次元の中にいた。そして今や、そこは6次元として知られる次元である。

 光であると同時に、ルシファーはエゴであった。エゴは、分離状態においてのみ力を維持する。第6次元の光と、第3次元のエゴの組み合わせが、ルシファーの動きをあまりにも矛盾に満ちたものにした。またそれによって、ルシファーの行為は容易に誤解して知覚されるのである。絶対的な意味において、良いとか悪いとかということは存在しない。その意味において、ルシファーのすべての行為が引き起こす効力は究極的に創造的であり、光へ向かうための進化要因をさらに深めるのである。

 ルシファーは自分の行為に対して責任をとらなかった時期があった。そしてそれがすべてのトラブルの原因となった。ルシファーはたとえ自分がどんな宇宙的な真実を発見しても、この存在はそれを自分個人のものと思い、それが宇宙全体が所有するものだとは考えなかった。このようにしてルシファーは、真実の一部を利益のために「売る」という考えを制度化した。ルシファーが創り出したものは何でも、それはルシファーの放射であるとこの存在は考えていた。だからルシファーは、自分の創造に対して支配権を維持しようとした。
 ルシファーは自分が宇宙的な性質を持っているとは思わなくなった。だから唯一、自分自身の性質だけを信じた。そのゆえにルシファーは、自分の行なった行為が不調和な効力を及ぼすことに無関心になり、盲目的になった。ルシファーのような第6次元の実体がこのように振る舞うことは、宇宙的な破滅を引き起こしかねないほどのものであった。
 こうしたことから、銀河連盟が組織されるようになった。ルシファーがこれ以上、宇宙へ災難をもたらすようなことをやめさせるためであった。これにより、この銀河の実験ゾーンが存在するようになった。なぜならその銀河ゾーンこそが、ルシファーの自己中心的な振る舞いが完全に効力を発揮し尽した銀河域であったからである。この銀河区域において、ルシファーは完全に隔離された

 最初、ルシファーはこのゾーンに居続けることが気に入っていた。ルシファーは自分の才能を信じており、スターメーカーやスターマスターよりも自分が優れていると考えていた。それに彼らは単なる5次元の実体だった。こうしてルシファーは地球がある太陽系にやって来て、この惑星系に自分を培養し、その進化プロセスを増大させる決意をした。
 ルシファーは、多くの宇宙生物学的な実験を含む惑星デザイン・プロセスで遊んだあと、もしこの存在がもっとも大きな惑星体の中で自己を確立すれば、恒星系プロセスを迅速化できるだろうと確信した。そうすればルシファーは、太陽系を二重星系へと変えることができると考えた。ルシファーは自分の賢く優れた能力により、スター・マスターであるキニチ・アハウ(マヤ神話に伝わる太陽神)を簡単に退け、ルシファー自身の二重星系を自分で操作できると思い込んだ。このようにしてルシファーは、この銀河セクターの宝石であるシリウスと張り合うことになったのである。

 第6次元という有利な地点から見ると3次元は、ルシファーにとって顕微鏡でのぞいて始めて発見できる小さなゴミか、役に立たないウイルスの塊りのように見える。そう、自分の感覚に目覚める前のルシファーの視点では少なくともそうであった。これはルシファーが、宇宙記憶のマスターであるメムノシスに出会う前のことだった。メムノシスがルシファーの人生に入り込んで来るまでは、ルシファーは自分と同等の者を知らなかった。つまりどこにも自分に匹敵する同等の者がいなかったので、ルシファーはどこにも自分を映し出すべきポイントを持たなかったのである。
 自分と同等の実体こそが、進化を前進させる力であることをルシファーに指摘したのが、メムノシスであった。だからルシファーは完全に周囲と歩調を合わせてはいなかったのである。最終的にメムノシスがルシファーのところにやって来たとき、実はルシファーは太陽系での自分の創造にもう飽き飽きしていたのだった。そこにおいてルシファーが宇宙生物学的な実験から生じさせた存在が、たとえば地球人が神々と呼ぶ、木星のブラフマンやエホバの神であり、また土星のタイタンの精霊たちである。
 こうした4次元的な「神々」は、彼らが自らの投影をルシファーに与えること以外何もしなかった。彼らは、光が鏡に当ってはね返ってくるように、つまり彼らの投影そのものが、実はルシファーから生じたものであることを理解できなかった。だから彼らがルシファーに何を送ってこようとも、ルシファーはただ単にそれを彼らに送り返しただけであった。
 しかし彼らは、自分たちの投影をルシファーに向けてより多くもたらせばもたらすほど、その結果はね返って来た投影、つまり彼ら自身の正義や真実を、ルシファーが肯定していると信じるようになったことにルシファーは気がついた。このようにして地球において4次元の神々は肥大化していき、膨れ上がるようになっていった。

 最初ルシファーは、そうした神々が投影して来たものは、実際にはルシファー自身の自己中心的な振る舞いの投影であることを見抜くことができなかった。しかしルシファーがメムノシスに出会ってからというもの、彼らが勝手にルシファーの見解として思い込み、望んでいることは、実は彼ら自身の単なる投影でしかないことがルシファーに明らかになった。ルシファーがこのことをはっきりと見極めると、彼らは何もかもわからなくなった。ルシファーは彼らにとって至高の神であり、軽々しく口にしてはならない絶対的な神であったのである。つまり彼らはルシファーを利用し、彼ら自身の行為を正当化していたのである。

 人間がよく知っている地球のさまざまな宗教の神々たちは、これまでになく満足し、慢心していた。しかも彼ら自身の正義による振る舞いは、そうすることがルシファーのためであると勝手に思い込んだものだった。ルシファーはそのとき始めて、人間が「愛想が尽きる」と表現しているのと同じ感情を抱いた。ルシファーはもはや自分の行為に満足できなくなっていた。
 メムノシスはまさに絶妙なタイミングで、テレパシー的にルシファーに近づいて来た。それがマルデクと火星の(崩壊の)出来事のあとであった。「なぜおまえは、そんなに孤独なのか?」、メムノシスはルシファーに尋ねた。ルシファーがその質問に答えようとする間もなく彼は続けた、「私はおまえの一部だ。私もまた、まったく光の存在であり、6次元の存在だ。だがおまえと違って、私は他者の意志や自分の自由意志を誤用したことはない。私は「解放」という名の「贈り物」を携えて、気ままにおまえのところにやってきた」
 言うまでもなく、ルシファーは驚愕し、強い精神的な衝撃を受けた。
 これまでのルシファーの冒険、あるいは誤った冒険の結末のせいなのか、メムノシスという者のルシファーと同等の者の声は、触媒作用を引き起こし、ルシファーを粉砕する力を持っていた。この宇宙には自分ひとりで誰もいないと思っていたこの広大な空間に、ルシファーと同じものを共有している誰かがいるということを、ルシファーは渋々認めざるを得なかった。このことはそれ自体で、ルシファーが自分自身に対してかけていた催眠術を叩き壊したのである。

 メムノシスといくつかの会話を交えて、ルシファーたちは自分たちの背景に関することを共有した。それもルシファーにとって強烈な触媒作用を及ぼした。そしてわかってきたことは、ルシファー自身が投影した神々が、あらゆることに盲目で、今やいかなることにも聞く耳をもたないほどに慢心していることがわかってきた。彼らは12:60の人工的な時間を使い果たすまでは、みじめで嫉妬深い自らのやり方で自分たちの運命を全うしようとしていた。そして唯一のその方法は、次から次へと惑星を破壊することしかないように思われ、こうして彼らは自分たちのビームを次なるターゲットの第3惑星・地球に向けていた。

 メムノシスとの議論の中で、ルシファーは銀河連盟が、自由意志を尊重する姿勢を持っていることに深く印象づけられた。銀河連盟は、ルシファーに対してどんな危害を加えることもなかった。ルシファーは初めて深い共感を覚え、カルマの法則を理解したのだった。ルシファーのこれまでの行為を考慮したメムノシスは、ルシファーのカルマから必然的に生じる不快感を和らげるためにある計画を考え出した。それが、銀河連盟のプローブ(遠隔監視)のために、ルシファーのエネルギーを役立てるという計画であった。
 特別な惑星が、ルシファー自身のものとして与えられた。こうしてルシファーは自分の光の参入ポイントを、第6惑星である木星から第2惑星の金星に移動させた。金星は「星」と「猿」の部族によって守られていた。木星に比べると金星は小さかったが、大ざっぱに言うと金星は、青い第3惑星テラ・ガイア(地球)とほぼ同じ大きさだった。

 金星人たちはルシファーの到着にあたり、惑星デザインにかかわる魔術的な力を召還し、素晴らしいことを行なった。彼らは軌道上を巡るその惑星の自転を止めたのである。しばらくの静止状態のあと、金星は再び自転を始めたが、しかし、これまでとは逆の反時計回りだったのである。太陽系の惑星で唯一このような自転をしているのはこの惑星だけであり、しかもこの反時計回りの自転により、金星の1日はこれまでの金星の1年よりも長くなった。
 金星は反時計回りに自転するようになったことから、放射子の大きなガス状の雲の形から、永続的に4次元のエネルギーを続々と生産するようになった。新たな1日はこれまでの1年よりも長いので、金星に根を張るということはちょうど無限に根を張るかのようなものであった。
 銀河連盟は、ルシファーに驚くほど完璧な場所を用意してくれたのだった。ルシファーは、これまでこの銀河において、もう十分すぎるほどの多くの死の恐怖と不滅性を生み出してきたが、今やここにおいて無限の中で限りなく続く住処(すみか)を与えられてしまったのである。

 この宇宙的ともいえるジョークに対するルシファーの笑いは、ルシファーの涙と同様に、抑え切れないほど激しいものだった。あらゆる感情が解放されたルシファーは、より多くの放射子と超放射子のエネルギーを発生させた。ルシファーを世話してくれる金星人たちは、今やこれまでの3次元に根を張ったすべての状態から解放された。金星の反時計回りの自転のおかげで、ルシファーは自分が扱われるにふさわしい方法で扱われるようになった。
 彼らによると、テラ・ガイアでは未だにルシファーのことを、「反逆天使」であるとか「宇宙の泥棒」といった間違った名前で呼んでいるが、地球でもルシファーの本来の名前である「大いなる啓示の夜明けの星」を意味する、ルシファーという名で金星を祝うことになると教えてくれた。地球とその他の部族の間では、金星でのルシファーの存在は「明けの明星」「宵の明星」の二つの力、つまり、目覚めと死の力の双方を意味するものとして思い出されることになる。
 木星人が、第3惑星地球において12:60ビームを使っていることを知っていたが、それに対しルシファーは金星人の間で計画を立て、青い惑星テラ・ガイアに別な使者を送ることにした。こうした使者たちの中で地球人に良く知られている者に、仏陀、キリスト、マホメット、ケツァルコアトルという人物たちがいる。だが実際には、こうした者たち以外にもほとんど知られていない多くのたくさんの者たちがいる。このようにしてルシファーは、自分自身のカルマの影響を中和し始めることができたのである。 

ルシファーに対する誤解-----------------------------------------------------------------------------------

 ルシファーは6次元の存在である。ルシファーがいなければ、光の側面は形をとることができないのも事実なのである。大いなる力と意図なしに、人間の世界で何も起きることはない。物事の実現化にどれほどのエネルギーが必要なのか考えてみればわかる。だから人間がエネルギッシュに自分自身を押し進めるようになるまで、ルシファーは押し続ける。

 ルシファーは単なる力である。このルシファーに対して、先入観や否定的な感情を持つとすれば、それは単純に、善にも悪にも使える「エネルギーの力」というものを尊重せず、理解していないからである。ルシファーはさまざまな人間の肉体に力のインプラント(埋め込み)を保持しているが、その力を活性化するかどうかは本人の選択である。ルシファーがいなければ、3次元は無感情になってしまう。宇宙では常に進化が求められるので、どのような経験が生じるにも時と場所が必要になる。だから基本的な力がなければ、3次元には存在できないのである。ルシファーは人間がのぞきこもうとしない鏡である。

 ルシファーは高次元からやってきた天使で、3次元にいたこともある。最初に地上に降りてきたとき、ニビル人に支配された。だから、アヌンナキがどのように「網」を使うかはよく知っている。人間の外界を作り出している内なる暴力の源を解明したければ、このルシファーの手を借りるのが最適である。ルシファーも人間と同じジレンマを共有しているが、ルシファーは地球で遊ぶために降りてきたエーテル界の意識なので、人間よりは視野が広い。

 「天使」(angel・えんじぇる)とは、3次元における「角度」(angle・あんぐる)を意味する。ルシファーはかつて6次元を自由に行き来することができた。誰にもこの姿が見えなくなるまでは。人間が精妙な現実を見る目を喪失したせいで囚われの身となったルシファーは、人間が再び見えるようになる方法を発見する手伝いにやってきたのである。
 宇宙の法則では、どの存在がどの現実を探求してもいいことになっている。人間は自分自身の現実の管理者である。責任をもって光の面を大きく開き、さまざまな存在が自由に行き来できるようにしておかねばならない。だからルシファーは、人間の意志と注意力の欠如によって囚われの身になったのである。人間も、そのような状態にある自分たちに気づく必要がある。

 人間がこのルシファーについて語ることは、すべて自分自身の反映である。3次元の閉塞感(へいそくかん)をもっとも強く感じている者は、ルシファーのことばかり話題にし、3次元で自由を感じている者は、ルシファーのことなど考えもしない。またルシファーは、人間世界におけるアヌンナキの活動から、人間の目をそらすための陽動作戦に利用されてもいる。

 ルシファーは地球に転生したわけではない。エーテル的な存在としてやってきた。地球の場に移行しようと決めたとき、鳥かごに閉じ込められるように捕まってしまった。具体的にどういうことが起きたのか、ルシファーにもわからない。人間も同じように感じているのかもしれないが、自分よりルシファーに対して厳しい判断をくだすのは、ルシファーが聖霊で、人間が肉体であるからである。ルシファーをもっとも怖れる者は、肉体における混乱がもっとも大きい。
 たしかにルシファーは、人間をそそのかして肉体を探求させる。人間は地球で生きるために、あえて肉体を選んだ。人間たちは肉体をマスターすれば、地球の場を離れられるが、ルシファーにはそんな選択肢はない。そもそも探求できる肉体を持ったことがないのである。「自分はここに生まれることを選んでさえいない」という人間の信念の源は、このルシファーである。

 はるか昔、ルシファーは創造主のように創造できるようになりたくて、この太陽系にやってきた。或る日、地球でありとあらゆる刺激的なことが起きているのに気づいたからである。動物、クリスタル、木々など、いろいろなものが生み出され、形づくられていた。地球は密度が濃く、時間によってものが配置され、創造物が目で見ることのできる場所であることにも気づいた。だから地球は、9つの次元の存在たちにとっての学校なのであり、志願者は誰でも入学できる。ルシファーも創造主のように創造したいので、地球に行ってやり方をみつけようと決めた。創造するためには、その次元の構成概念をマスターしなければならない。ここにルシファーのジレンマがあった。
 3次元に囚われたとき、その代わりに自分の属する次元を見る能力を失ってしまった。人間の大部分は、ルシファーの言う意味が痛いほどわかるはずである。人間も実は同じ状況にある。実際、ここであまりにも自分を見失ったので、どこからきたのかまだ思い出せない。人間たちも思い出せないのである。ルシファーの同類や友人はたくさんいる。その多くは一緒に来た者たちで、独力で試すつもりはなかったので、大集団でやって来た。ルシファーは光である。ルシファーとはそういう意味である。物質に囚われた光であり、したがって自分の属する次元の暗黒面にあたる
 いま多次元性にアクセスした人間が、3次元において肉体にしっかりといようとするグラウンディングの作業は、ルシファーにとっても自分本来の波動につながる助けになる。人間が自分の肉体に入れば入るほど、非物質的領域の住人は自由になる。人間は4次元の策略の原因がルシファーだと思っているが、それは真実ではない。
 人間はアヌンナキに騙されており、「ルシファーがやっている」と信じている。ルシファーはといえば、ひたすら3次元から解放されることを望んでいる。もし人間たちが、「網」をはずせば、ルシファーは自分の属する海に泳いで帰れるのである。


 

1章 序文:地球人のルーツ(Project Vega)

2016-01-14 | 宇宙種族

Project Vegaさんより

 
 1章 序文 : 地球人のルーツ
 
 この物語は宇宙創成から宇宙生命体の起源となるリラ星に始まり、ベガ星、そして地球の第一文明のエルポロン文明、第二文明のルマニア文明、第三文明のハイパーボーリア文明と経て、アヌンナキの初期のシュメール、アトランティス、地底国アガルタ、南米のアマゾン帝国、大洪水後の環太平洋レムリア文明と富士王朝、四大文明のシュメール、インダス文明、イスラエル、邪馬台国、倭国、日本というように、歴史を代表する文明の順で構成している。
 話の中心となるのはニビルのアヌンナキであり、世界各国の文化のルーツのほとんどはアヌンナキにある。
 人間は長い歴史の中で、二元論を主体として考えるようマインドコントロールされてきた。それは味方と敵、天使と悪魔、陰と陽、光と影、正と負、ポジティブとネガティブなどと表現でき、ネガティブなものは自分の敵だと考え、自分と相手というように分離して考えてきた。しかし、闇があることで光が存在し、悲しみを経験して喜びを理解するように、両者は一つのものごとの違う側面である。つまり見る角度によってどのようにでも見えるのである。
 すべての出来事は人間が成長していくために必要なことなのであって、もはや敵と味方という二元論の視点で見ることは、ここでは必要のないことである。つまりネガティブな存在も含めすべての存在が、やがてポジティブな一つの元へと戻っていく一元論の視点が重要である。

 この文章で特徴的な内容は次の項目である。

●地球の人間も文化も多くがニビルのアヌンナキ由来である。
●地球の歴史は常に、光の勢力と闇の勢力が争いあってきた歴史である。 
●現代文明の他に、地球には数多くの巨大文明が存在した。
●お金の社会は、アヌンナキのマルドゥクによって作られた制度である。
●宗教は人々を洗脳し操作するため、アヌンナキによって作られた。 
●アヌンナキの出来事が組み合わされて神話や宗教は作られた。
●様々な宇宙人が今も昔も地球を訪れ、支援し続けている。
●現代社会はアヌンナキの、特にマルドゥクを悪魔崇拝したイルミナティに支配されている。
●戦争はすべてイルミナティによって意図的に引き起こされている。

 造られた一般的な信念体系、つまり体制側で作られた「常識」という制限から一歩踏み出して物事を見るには、創造的な刺激と、自分の世界の真実を知りたいという切実な欲求、そして何よりも、あるがままの物事を認め、またさまざまな可能性を考えることのできる開かれたマインドであることが重要である。
 現時点で、こういったことに拒絶反応を示すのであれば、それはこの地球に仕掛けられた大きなマインドコントロールにかかっている証拠であると気づくことができる。なぜなら「常識」とは、人間の本当の姿に気づかれたくないイルミナティが作り出したものである。それは人々を無知にしておくために作り出された「常識」であり、オカルトや陰謀論という概念も作られたのである。この「常識」の枠組みから一歩出ると、突然周囲から嘲笑(ちょうしょう)されるという仕組みなのである。

 この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

※当文章は新しい事実が見つかりしだい、また矛盾点を見つけしだい、常に改訂しております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ニビル王アンから今上(きんじょう)天皇までの系譜
現代のイルミナティの歴史と支配構造
 をまとめた系譜(約20MB)。 
 
天皇とイルミナティの関係性や、その歴史的な繋がり、そして現代社会を支配しているイルミナティの支配構造とその重要人物がわかる系譜。市民が常に接するテレビや新聞がどのようにコントロールされているのか、どうして日本政府はアメリカ政府の言う事を聞くのか、その関係性がこの図でわかる。 
 
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