私たちが存在する物質界からほんのちょっとだけ異なる物質世界が存在しています。本当に”少し”だけの波動差があるのみのこの世界では、多くの存在との交流が、この場で交わされているのだとバシャールは話しています。何故ならば、私たちが住む物質界は非常に密度が濃いため、最適なコミュニケーションを持たせる事が非常に難しい事にあります。また私たちの心の軸が外側に設定されている事もあって、心と心のコミュニケーションがなかなか取りにくいのも大きな要因の一つとなっています。
この”ちょっとだけ波動が異なる物質世界”に行く時、貴方の平均体温(米国人では平均体温37度)は通常よりも低くなり、33.8度と低体温を示すようになります。これは3次元密度の世界でも同様、温度が低い方がエネルギーの伝導率が高率になるので、無意識に体温を下げて”受信モード”に切り替えている事にあるのです。この次元に存在している時の貴方は、物質界の意識半分と非物質界の意識(ハイヤーマインドの)半分を持ってハイヤーマインドの”目”で見て”耳”で聞いて感じる事ができるのです。しかしまだ慣れていない波動域でもあるので、とても不安定で、なかなか満足いくようなコミュニケーションをする事が出来ないかもしれません。波動が一気に上がりすぎてしまってメッセージを物質界に持ち帰る事が出来ないなど、受け取る側の”受け取り体制”も重要な鍵となります。