天下泰平さんより
2017年01月20日
イタリア中部で頻発する地震とバチカン終焉のカウントダウン

イタリア中部では18日、強い揺れの発生はこれで3度目。ローマの歴史景観区でも揺れは感じられた。リアノーボスチ通信の特派員が現場から報じた。
最初の揺れはマグニチュード5.3、2度目は5.7。
3度目の地震の規模はマグニチュード5.6と発表。震源地はローマの北東106キロの地点。ヨーロッパ地中海地震学センターが明らかにした。 震源地はローマから東に100キロ以上離れた地点。ローマでは地震後、地下鉄で乗客の避難が発令されている。 目撃者の証言によれば地震によって建物が倒壊している。人的被害についての公式情報はまだ出されていない。 イタリア国立地球物理学火山学研究所は「地震は8月24日に発生したとのと全く同く、 カピティニャーノとモンテレアーレ ( ライクラ県のコムーネ)の間の地域で起きている」と発表した。(転載終了)
いよいよ日本時間の21日の真夜中、アメリカでは大きく歴史が変わるトランプ大統領の就任式が行われます。
個人的にはブッシュだろうがオバマだろうがトランプだろうが、表舞台の政治家には実質的な権力や決定権はないものと思っており、その背後にいる勢力が一体どこであるかがポイントであると思っています。
大統領にしても、彼らはパフォーマンスをする役者であり、良いことにしろ悪いことにしろ、大統領や首相の発言に一喜一憂して感情を揺さぶられるのはあまり好ましくはないことだと思っています。
ただ、今回のトランプ大統領の誕生は、その背後にいる世界での大きな変化の象徴であり、明らかにこれまでの世界を牽引してきた旧勢力の力が衰え、新たな勢力によって世界の流れを大きく変えようとしている動きが強まっているのを感じます。
その旧勢力の中心にいる1つが、世界最小の国であり世界最大の力を持っているバチカン市国。
現在まで続いている宗教文明の中心にいる国のような組織体であり、その背後にいるイエズス会をはじめ、この世界を大きく動かしているメンバーはバチカンを中心に動いていると言っても過言ではありません。
トランプ就任後、アメリカもバチカンとの関係をどうしていくのか注目ですが、ここ最近のニュースでなんとなく気になるのは、このバチカン近郊であるローマ周辺地域で大きな地震が多く発生していること。
イタリア中部のアマトリーチェでは、ここ数年地震活動が活発化しており、つい先日もM5以上の地震が3発連続発生したことで世界中ニュースになっています。
地震大国日本にいると、M5程度の地震だと日常茶飯事の出来事でありますが、海外においてはM5でも大事であり、時に大きな被害を生み出す場合もあります。

とはいえ、イタリアは地震が起こりやすい国ではベスト10入りするほど割と地震国家であり、大きな地震が発生することも珍しくはないのですが、その原因は地下にある大陸プレートの影響。
イタリアは、ちょうど南側のアフリカプレートと北側のユーラシアプレートがぶつかり合う位置にあり、その影響でイタリア半島は火山帯が結構多くあります。


その中でも有名なのは、ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡。
今から2000年前にヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知られる古代都市であります。
一夜にして火山で消えた悲劇の古代都市ですが、2000年の時代を経て、こういったことが今の時代に再びどこで起こってもおかしくはなく、その中で再びこのナポリ近郊に対して、火山や地震を研究する世界中の専門家達が注意を呼びかけ始めてもいます。


それは、世界で最も危険な火山のベスト3に入るイタリア中部にある「フレグレイ平野」が動き始めているからです。

フレグレイ平野では、年々地下の温度が上昇しており、カルデラの一部であるポッツオーリ湾が次第に沈降している一方、ナポリ西方10kmほどの町ピアヌーラで急速な隆起が見られたりと異変が起こっているようです。
また近郊での地震も増加しています。

このフレグレイ平野の火山が目覚めると、それはかなり大規模な火山噴火となり、ナポリを始めイタリア全土、ヨーロッパにも大きな影響を与えるものと言われています。

ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ、彼はさまざまな苦難の中で羊たちを司牧するだろう。
そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。
ファティマ第三の予言と同じく、バチカンが恐れる2つの予言の1つ「聖マラキの予言」。
これは1100年頃にアイルランド出身のカトリック聖職者の聖マラキによって書かれたもので、その中で歴代の「ローマ法王の氏名を特定する簡単な情報」を伝えており、1100年代の当時から現在のローマ法王に至るまで、驚くことに112人すべてを当てている驚異的な予言として有名です。
そして、113人目の法王はおらず、マラキの予言では現在のフランシスコ法王が最後の法王となり、また最後の法王の予言に書かれる「7つの丘の町」とは、一般的にローマを指すと言われて、これはバチカンの崩壊を指し示すような予言とも言われています。
7つの丘の町ローマの崩壊、そして恐るべき審判とは一体どういったことになるのでしょうか。
2000年前に起こったポンペイの悲劇のようなことが起こらなければいいですが、いずれにしてもアメリカのトランプ政権が始まり、現在の宗教文明はこれから先に大きく変化することは間違いありません。