天下泰平さんより
2017年03月12日
手放す方も手放される方もまた、どちらも新たなステージへと進むチャンス「乙女座満月」
2017年3月12日23時54分は、乙女座満月。
地球の元旦は、旧正月や立春も過ぎてすでに始まっていますが、宇宙元旦と言われる2017年の本格的なスタートは3月20日の春分と言われています。
春分前の最後の満月、宇宙のタイムラインでは大晦日直前であり、古い時代から新しい時代に切り替わる最終ステージとなります。
今回の乙女座満月のテーマは「不要なものを手放す」「調整」であり、春の新シーズン到来前に様々な面において整理整頓をするタイミングとなりそうです。
「2017年以降、自分にとって本当に必要かどうか・・・」
仕事や物であれば、わりとバサッと割り切って手放すことができるかもしれませんが、これが人間関係となると難しいもの。
特に男女の恋愛においては、頭で「このままではダメだ」と思っていても、簡単に関係性を整理できるものでもなく、それが長年慣れ親しんできたカップルや夫婦ともなればなおさらです。
また男女の恋愛に限らず、家族関係、友人関係、仕事におけるビジネスパートナーなど、人間関係におけるあらゆる面でも今は「本当に今の関係性で良いのか?」と問われる時であります。
春分前の最後の新月であった2月26日の魚座新月(金環日食)の激しい浄化から始まり、この乙女座満月をピークとして、春分までには1人ひとりの関係性に方向性が見えてくると思います。
そして、手放すものは手放し、受け入れるものは受け入れる結果になるでしょう。
3月は卒業の時期。誰かとの関係性においても、お互いが次のステージへと向かうための卒業であり、表面的にはネガティブな出来事のように見えても、それぞれが必要な周波数の未来へ行くためのプロセスで、結果的に双方、関わる人すべてにとって良い結果となると思います。
ただ、手放し方がポイントにもなり、これからは統合の時代、調和的に進んでいくには白黒はっきりつけるのではなく、中庸のスタンスで手放すのも大切だと思います。
いきなり「バサッ」と切り捨ててしまうのが得意な人もいると思いますが、これからの時代は「ここまでは受け入れるけど、これ以上は受け入れられない」とバランスを保つことが良い人間関係やビジネスパートナーシップを組む秘訣であり、相手の言い分を尊重しつつも、自分の主張をはっきり伝えることが大事だと思います。
陰陽統合の時代。火と水を上手く使い分けて中庸となり、流すところは水に流し、一方で相手を燃やし尽くして完全に切り捨てるのではなく、自分の内側にある情熱や信念に火を灯して本音は伝えて引かない強さを持つ。
そうやって人間関係も無理なく整理整頓をして調整していくと、2017年がより一層飛躍して進んでいきそうです。
手放す方も手放される方もまた、どちらも新たなステージへと進むチャンスであり、これから春に向けて何があっても、すべて必然で良い方向へ進むプロセスとして捉えることが良いかもしれませんね。
皆様、素晴らしい満月の夜をお過ごしくださいませ。