フィリピン火山地震研究所(Philippine Institute of Volcanology and Seismology)の発表によると、ソルソゴン州のブルサン火山周辺で
過去24時間に最大23回の火山性地震が記録された。
17日に入り現在まで6回の火山性地震が発生、30トンの二酸化硫黄を噴出、150mまで噴煙を上げている。
フィリピン火山地震研究所によれば、この数字は過去2週間に記録された20回の火山性地震に比べて多いという。
ブルサンの二酸化硫黄と噴煙の放出量はいずれも低いままであるが、上空は警戒レベル1のままである。
これは火山周辺の半径4キロの永久危険地帯への立ち入りが禁止されていることを意味する。
突発的な水蒸気噴火や水蒸気爆発は航空機にとって危険であるため、航空関係者は火山山頂付近を飛行しないよう勧告されている。
一方、ネグロス島のカンラオン火山周辺で4回の火山性地震を記録した。
カンラオン火山は1日あたり3,935トンの二酸化硫黄を放出し、噴煙の高さは250メートルで、噴火警戒レベルは2の継続中です。
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