Don’t vote for pro-China candidates in May elections
マルコス大統領の盟友である2人の下院議員は昨日、5月12日の選挙で、西フィリピン海における中国の行動を支持する地方および国の候補者を拒否するよう有権者に呼びかけた。
ザンバレス1区のジェイ・コンフン議員とラ・ウニオン1区のパオロ・オルテガ5世議員は、地方と国のポストに親中国議員を選ぶことの危険性を警告した。
オルテガ下院副議長は、中国船がザンバレス近郊のフィリピン沿岸警備隊(PCG)船に対して音波装置を投入したとの報道を受けて声明を発表した。耳をつんざくような騒音を発するこの装置は、フィリピンの職員の健康と安全に深刻な危険をもたらした。
「これはもはや西フィリピン海だけの問題ではありません。中国に甘い候補者を支持することは、フィリピン沿岸警備隊への嫌がらせや天然資源の搾取を支持することと同じです」と付け加えた。
オルテガ氏は、中国とフィリピン沿岸警備隊との間で最近起きた事件を「大胆な侵略行為」と非難し、中国の行為を容認し続ければ国の主権が危うくなると警告した。
一方、コンフン氏は、最近のパルス・アジアの調査で、フィリピン人の73%が親中派と思われる候補者を拒否するという結果が出たことを受け、国民の感情を反映した声明を発表した。
「国民のメッセージは明確だ。最初から中国を支持する候補者を受け入れない。今年5月の選挙は、主権を売らないことを示す一つの機会になる」と語った。
同様に、OCTAリサーチが昨年3月に実施した調査では、フィリピン人の76%が中国を国の「最大の脅威」と認識しており、領土保全と国家安全保障に対する大きな懸念が浮き彫りになった。
こうした調査結果を踏まえ、コンフン氏は、外国の侵略に対抗する強固で団結した姿勢の重要性を強調し、有権者に対し、自らの選択が国家の将来に与える影響を認識するよう呼びかけた。
「私たちの一票は、中国に利用されることを許している候補者たちに対抗する武器です。私たちの未来を壊さないようにしましょう。私たちが国として団結していることを全世界に示すべき時です」と、下院基地変換特別委員会委員長でもあるコンフンはさらに宣言した。
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