アリス・グオ市長は中国人郭華平と判明、捜査も最終段階を迎えた。
リサ・ホンティベロス上院議員がNBIに指紋鑑定を要請していた指紋照合について、NBI組織犯罪・国際犯罪部門による比較調査と分析を経て昨日発表した。
停職処分を受けているタルラック州バンバンのアリス・グオ市長と中国国籍のグオ・ホア・ピン氏の指紋が一致し、同一人物であることが証明されたと、国家捜査局(NBI)が指紋鑑定報告書で発表した。
この検査は6月25日から27日にかけてケソン市にあるNBIの指紋検査部門で実施された。
使用された標本は、NBIマスターファイルから取得された2006年3月28日付の外国人指紋カードに貼付された郭華平のものと、
指紋取得日が2021年3月10日であるNBI情報通信技術部門からの生体認証プリントアウトに貼付されたアリス・グオ市長の
指紋照合が行われた。
報告書は、郭華平とアリス・リーアル・グオの指紋は同一人物によって押印されたと結論付け、アリス・リーアル・グオと
郭華平指紋が一致同一人物であることを確認した。
上院議員らは指紋照合に先立ち、アリス・リール・グオという名前で同じ誕生日と出生地を持つ別の人物がNBIの身元確認
システムに登録されていたことから、グオがフィリピン人の個人情報を盗んだ可能性があることを明らかにした。
提出した文書によると、郭氏は10代の頃、郭華平という名前のパスポートを使い、国籍を中国と特定してフィリピンに入国した。
郭華平は市長選に出馬した際、選挙管理委員会に提出した立候補証明書に、1986年7月12日にタルラックで生まれたと記した。
また、NBIの身分証明書にも同じ詳細を記した。
しかし、郭華平の中国のパスポートによると、彼女は1990年8月31日に福建省で生まれた。
書類によると、郭の母親はフィリピン人のアメリア・リールではなく、中国国籍のリン・ウェンイと判明した。
盗まれた個人情報
上院の調査により、郭華平がタルラックの公設市場の販売業者の身元を盗み、鴻勝ゲーミングテクノロジーの設立者を偽造した
疑いがあることが判明した。
水曜日に上院による違法なオフショア賭博活動に関する調査が再開された際、タルラック在住のメルリー・ジョイ・カストロさん
は、司法省(DOJ)に対する郭華平の人身売買告発に自分も含まれているという知らせを聞いて、ホンティベロス氏の事務所を
訪れた。
彼女は、ホンシェンの法人設立書類に記載されている自分の名前の署名と納税者番号(TIN)が自分のものではないと否定した。
ホンシェンは、郭華平がバンバン市長に選出される前にPOGO代表だった。
「会社を作る手段がないので、会社を作ることについては何も知りません。仕事に行って家に帰るだけです」と、
カストロさんは述べた。
カストロさんは、郭華平に対する告訴について聞いたとき、自身の名前の横にロウェナ・エヴァンジェリスタ氏、
テルマ・ララナン氏、リタ・イトゥラルデ氏という設立者とされる人物の名前が見覚えがあると感じ、カストロさんは
公設市場で彼らを確認した。
エヴァンジェリスタは野菜を買う屋台を出しており、ララナンは市場で朝食用の食べ物を販売し、ユトゥラルデは焼肉を
販売していた。
内国歳入庁の弁護士ラルバート・ティバヤン氏は公聴会で、カストロさんの実際のTINが、鴻昇の設立者としての
彼女のTINと一致しなかったことも確認した。
人身売買対策機関協議会の責任者でもある司法省次官フェリックス・ニコラス・タイ氏は、カストロ氏や他の市場の売り手は
当局と連携し、盗まれた身元について証言できると述べた。
ホンティベロス氏は郭華平に対し、次回の公聴会を無視すれば侮辱罪で告発されるだろうと警告した。
郭華平は「ストレスがたまりすぎている」ことと、委員会によって「有罪と先入観で判断されている」ことを理由に、
水曜日の公聴会を欠席した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます