ニュービリビッド刑務所(首都圏モンテンルパ市)内にある「豪華監房」の撤去問題。撤去を断行した場合、収監者自治組織が所内で暴動を起こすとの情報が浮上している。
「監房撤去で賄賂が受け取れなくなることを恐れる一部刑務官が偽情報を流した。私利のために司法長官を欺いた」などと指摘する司法省矯正局関係者の話を報道。長年放置されてきた刑務所内の不正と利権にメスを入れる現政権の試みは一筋縄では行かないようだ。
ここまで腐っている、いや腐敗している。
これが正しい表現かも知れません。
収監者自治組織。
素晴らしい社会復帰に向けた?
決してそんなことはございません。
単なる牢主の遊びみたいなもの。投獄生活するために内蔵を売り、権力闘争を行って利権を得る。
単なる刑務官が犯罪者のこういった組織を利用して賄賂を得、肥大化しているだけ。
その昔、この刑務所を訪れたとき。この刑務所内の消防隊に友人がおり誕生日パーテーィーに招待された時だ。
全く考えられないことが平気で起きていた。
収監者が私服に着替えて参加、その数も一人二人でない。
煙草は吸う酒も吸う。あげくの果てに二次会のカラオケにまで参加。
しかも皆さんよくお金を持っていらっしゃる。
つまりは、自治会と称した牢内やくざ組織のトップグループ。刑務官などはなんとでもなると豪語。
もちろん、特殊房内では、売春まで存在。もちろん金さえあれば家族を呼び簡単に面会もできる。もちろん家族と一夜も明かせる。
大笑いは、この消防官の友人が射撃を誘ってきた。もちろんこの施設内。
ターゲットまで用意してあった。そしてその弾丸を込めるのが収監者。
外面は塀に包まれた刑務所。しかし、内部は単なる街。これほど自由な刑務所?
知事様が刑務所から首都圏にでて生活していたように、脱走などいとも簡単かもしれない。然ういった刑務所内をコントロールしているのも牢主様。
江戸時代じゃあるまいし、あげくの果てに暴動説でかき混ぜられているこの笑い話のような刑務所へメスを入れる。この近代に未だにこのような恥を世界に知らせる国の行政。
マルコス以前の時代から利権で放置されてきたモンテンルパ刑務所。トライシクルでさえ自由に出入りができ、中にはなんでもある刑務所。
豪華監房が撤去されることによって賄賂が受け取れなくなるなど笑い話もいい加減にしろと余計なお世話。
不正と利権。これが無くなったフィリピン共和国。その内またどっかの国の植民地にならなければよいのですが?
それとも中国、フィリピン自治区??
シンガポールに統合されたらスゴイことになるかと(笑)
自治区もしくは州。なるほど。ただし、内政の問題はじめ、そういった先進国がただ単に領域確保のために行ったとすれば、ますます奇特な話です。
独立後これだけ低迷している。やはり、植民地時代が長過ぎたので、自立性がないのかも。誰かがやってくれるなのかも知れません。
モンテンルパについて書かれた藤野眞功氏の「バタス~刑務所の掟」という本をお読みになられましたか?
お金さえあれば死刑囚でないかぎりそこそこの暮らしが出来る事と、
刑務所内で韓国サムスンが日本の祝儀袋を作っている事に驚かされました。