10月24日深夜2時過ぎに同国北東部イサベラ州へ上陸した台風20号。
フィリピン政府は数百万人の人々を守るため、災害対応に緊急に必要な施設を除き、ルソン島全土の学校やオフィスを2日目に閉鎖した。
台風20号によるフィリピンの大規模な洪水と土砂崩れで死者・行方不明者の数が100人を超え、大統領は土曜日、多くの地域が孤立したままで人々が救助を必要としていると声明を出した。
台風21号により、少なくとも81人が死亡、34人が行方不明となっている。今年とウナアンアジア地区で、台風で最も死者数が多く、最も破壊的な嵐の一つとなった。
これまで孤立していた地域からの報告が入り、死者数はさらに増えると予想されている。
台風20号により200万人以上が被害を受け、その中には家が破壊され安全な場所に避難している村民7万5,400人が含まれていると発表した。
ビコル地方を中心に1,000軒以上の住宅が被害を受け、洪水や土砂崩れ、倒木により300本近くの道路や橋が通行不能となっている。
フィリピン沿岸警備隊によると、この台風により120以上の港で島間フェリーの運航が停止し、乗客と貨物作業員約7,000人が取り残された。
大しけのなか泳ぐフィリピン人
毎年、約20以上の台風がフィリピンを襲う。
2013年には、世界で記録された台風の中でも最強クラスの「台風ハイエン」が襲来し、7,300人以上が死亡または行方不明となり、村全体が壊滅した事がある。
1日も早い復旧を祈念いたます。
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