フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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9.27 1年目

2010-09-27 | フィリピン
9.27
マリキーナを始め首都圏に大きな傷あとを残した台風オンドイによる豪雨被害。
早いもので1年を迎えました。今年は、ラニーニャ現象にもかかわらず、大型台風による災害再発の可能性は低いとフィリピン気象庁が発表しています。
確かに、台風の方向は、中国大陸、日本方面が多いようです。
2009年台風1号は5月3日に発生。合計22の台風が発生しました。
5月ー2
6月ー2
7月ー2
8月ー5
9月-7
10月-3
11月ー1
やはり9月が一番多いようです。
2010
3月ー1
7月ー2
8月ー5
9月ー4
例年になく今年は台風も少なく過去3番目に少ない年のようです。
オンドイ
フィリピン首都圏を襲った台風の被害の傷あと。
首都圏マリキナ市では確かに復旧も多少はすすんでいます。但し、マヤマンの皆様。
洪水が再度発生することを懸念、家の建替えを行う市民は、3階建てにするなど、市民による工夫と復旧が一部すすんでいるようです。
首都圏マリキナ市のマリキナ川の川岸に位置するトゥマナ地区。バランガイ(最小行政区)この地区は全体が私有地で、ミンダナオ、ビサヤ両地方およびルソン地方ビコール地域から仕事を求めて移住してきた約5万6千人が暮らす違法占拠地区。貧困層が大半を占める住民らは、大洪水被害から1年たった現在も、その影響を引きずっていて、家など修理する余裕もなく、廃材をかき集めた雨をしのげる程度の家で暮らしています。どこからともなく異臭が。
まだまだ、こういった一般国民への対応が遅れているフィリピン。
アメリカ訪米中のアキノ大統領。屋台のホットドックを食べれば、野党上院議員、「ホットドッグは心臓病や肝臓肥大の原因に」と大統領に苦言を発したり、最近なって時期早々、アキノ大統領暗殺計画が出始め、国軍がその情報源収集に奔走しているようです。
この国は利権が絡む私物化国。今回は、米国にて腐敗を徹底してなくすと発言したアキノ大統領。なぜか予定外のオバマ大統領との首脳会談も急遽行われるようになったようです。
政治機能が不全はこの数十年間続いているのですが、盟友を従えての訪米。先行き非常に難題の多い国であることは確かですが、いまだに現状維持が続くピナツボ火山の傷跡をはじめ、自然災害がもたらした傷跡は、全く手も加えられずといった状態で、自然保護されているようにも。
東南アジアの象徴。貧富の差。これが年々開けば開くほど、現実としてこういった状態が改善されないのかも。
アレだけの援助支援金は何処へ。そして各国からいただいた支援物資はいまだに倉庫に眠っている。さすがに私物化国だけのことはあるようです。

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2 コメント

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筋違い (PP)
2010-09-28 09:50:19
nga-nga様
MMDA出現に必ず紛争あり。
違法占領区。必ず火事になります。なぜか最近はこういった部分の貧窮地区を意図的にやっつけているようにも思えます。
大きな災害で得たノウハウ。しかし、救援物資の横流しのノウハウのほうが上手なのかも。アレだけの物資、一体どこへ行ったのやら。いまだにパサイの倉庫に眠っているとは・・・・・そんなことはないですね。大笑い。
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こりない面々 (nga-nga)
2010-09-28 07:16:51
 まったくねー。
首都圏開発局長さん、「ハイ、何も対策してないよ。」らしいですね。亜炉よさんが引き出した災害対策費どこへ行ったでしょうね?
 経験から学ぼうとしない体質、発展があるわけない。この体質、一人政府だけじゃない、比人そのものの濃い血みたい。
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