フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

この国は本当に生ぬるい

2007-05-03 | フィリピン
邦人恐喝の警官7人を停職処分
昨年8月に違法職業あっせん容疑で逮捕した日本人から50万ペソをゆすり取ったマニラ本部の警部と部下6人に対して、首都圏警察は90日の停職処分とした。
この警部の部下がマカティ市の賃貸アパートにいた日本人を逮捕し、女性30人と共に警察に連行した。日本人は逮捕した警官に50万ペソを渡して釈放されたという事件。その後、警察を訴えて事実が明るみに出た事件。
確かに違法職業斡旋容疑なのだろうが、何故SOUTHERN POLICE DISTRICTの管轄へMANILA POLICE DISTRICTがのこのこと。確かに犯罪であれば当然共同で摘発をすることもあるのだが。
なぜかフィリピンの警察はじめNBI各位は50万ペソがお好きなようでも。
罰金はこの国でも国庫収納金。
今までに、ハリソンプラザはじめエージェンシーへ「ジョブオーダー」違反として相当の日本人がこのような金銭を要求され、放免料のような金額を搾取され釈放されている。
必ずこのような場合には、金銭を支払えば直ぐに釈放される。もし支払わないと刑務所で服役することになる。そこで相談。個人的な話をいたしましょう。筋。
警察官が、いの一番に刑期を言うのもおかしい。そして、釈放料を個人的に受領するのもおかしい。
もしこれが正義感の強い警察官が見たら、金銭要求する警察官は公金横領と恐喝罪。そして日本人は贈収賄罪になる。
警察官が金銭を要求してそれを支払う。これって袖の下と同じことでも。
フィリピンとは本当によい国です。
これだけの犯罪を、国民を守る警察官が行っても休職90日。こんな生ぬるい公務員管理をしている国はおそらくフィリピンくらいなのかも。
日本大使館の対応も何となく同国人を保護しかねるのか、全く時間がないのか。保護という言葉には以前の日本兵問題みたいなことで民間人を信用していながら、このような悪事的なことで犠牲になる民間人保護には疎いようにも。
確かに、ここはフィリピン。よそ様の国。その国のルールはきちんとあるのですが、大統領府へきっちり申し出るべきこと。金銭ばら撒くのばかりが外交ではない。自国民保護のためのガイドラインもきっちりと申し出るべきとも思う。
ジャパユキがらみの摘発で相当件数、このような金銭を搾取された方が多いと思います。その殆どは泣き寝入り。
一般常識など通じないこのフィリピンではあるのですが、金銭搾取が見え見えの場合にはスムースな邦人保護があっても良いように思える。
金次第で何でもできる国フィリピン。最近はマカティ市などでは一応当たり前のことを目できるような状況になってきているようですが、マニラ市警視かもステーション5あたりの悪徳警察官が相変わらず金強請りをしているようです。
これから気をつけなくてはいけないこと。
現在は、中間選挙中です。この次期は誰しもがきれいごとを言ってやさしい時期です。この時期が過ぎると、様々なことがおきます。
我々日本人は、外国人です。この国では銃に麻薬、そして未成年者買春など相手に都合よく解釈されるような犯罪には決して手を染めるべきではないと思います。たとえ金で解決できるからといっても、最低限のルールを守ることが楽しい海外生活であり、楽しい旅行であると思います。
 

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