些細なことが大惨事

観光バスの運転手射殺

　首都圏マニラ市エルミタで25日夜、外国人観光客を乗せた大型観光バスの男性運転手(37)が警備員に射殺された。警備員はバスの駐車場所をめぐり運転手と口論となり、携帯していた拳銃で運転手の胸など３カ所を撃った後、逃走している。
これが銃社会の怖さ。すなわち、我々外国人が実際に直面している最も恐ろしいことです。
このマニラ市エルミタ・マビーニ・マラテ地区には連日、30台くらいの外国人観光客を乗せた大型観光バスが違法駐車している。夕食時、この近辺のレストランで食事、カジノなどでひと時を楽しんでいる間、バスは我が物顔でこの狭い路上にところ構わずに違法駐車を繰り返している。
フィリピンという国、結構フレンドリーな国と思っている方が多いのですが、実際には本当の無法国というのが正しい表現かもしれません。自己都合で何でも自己解釈。自己解釈を咎められない様にフレンドリーな態度をするのかも。
このような事件でも分かるように、なぜかフィリピン人は外国人を乗せると棒弱無人な運転をし、何でも大丈夫と口にする。日本人世代がドーナツ化減少の影響で首都圏から消え始めた現在、やたらと韓国人を乗せた大型バスが目立つ。
パンパシックホテル・ＭＥＧＡＳＴＡＲレストランはその良い例で、あの狭いマルバー通りに大型バスが駐車。観光客よりもお土産売りが多いように人人人で溢れかえる。午後8時くらいから11時くらいまでは、マラテ・マビーニ地区は大渋滞ゾーンに変わる。
駐車場所をめぐり確かに運転手とガードマンが口論しているのは日常茶飯事。
運転手は、日雇いで1ペソたりとも金は出したくない。方やガードマン。ドア開けただけでチップがもらえると当然のように振舞っている。このあたりに喧嘩の要因があるのだと思う。
個々へ駐車したら出入りが難しいので移動してください。丁寧な言葉使いであれば揉め事は起きないのだが、とにかく口の聞き方が非常に悪いのもフィリピン流。当然、ガードは権力を行使して監視料たるものを請求する。そして、お互いフィリピン人同士でそんな請求をするのか！で大喧嘩になり、今回のような銃殺事件に発展する。
外国人を乗せた車。床が抜けるほどブレーキを踏むしぐさをした経験をお持ちの方は殆どかと思います。
この国の特色です。安全第一やここへこのようなことをしたら等の配慮など全くない民族です。
はっきりと相手に物事を伝えるのがトラブルの解消方法でもあります。遠慮など要りません。はっきり意思伝達をしましょう。