ますます

フィリピン首都圏の下方向にある近郊都市カビーテ州。
この近年、各進出企業はじめ発展が著しく、最近では首都圏のベットタウンでもある。確かに大きな州です。
交通網も発達凄まじい渋滞もありますが高速道路を利用すれ主要地区へはわりと早くいけるようなって来たようです。

韓国人がこのフィリピンへ、英語研修はじめ事業投資、そして観光と昨年度だけで５４万人。ついにアメリカを抜いて第一位になりました。この首都圏でも良く見かけますが韓国人学生が多く見かけられます。
マラテなどのコンドミニアムには多くの韓国人学生が共同生活をし始めています。
韓国国内のバブルで各国へ観光はじめ事業投資・観光と多くの方々が出かけているようです。このフィリピンは物価が安いこと。時間も４時間程度と恵まれた立地条件から英語習得の学生も、第三国へ出る前のヒヤリングトレーニングをするために短期滞在する方も多く見受けられます。
今マニラ初め首都圏は建設ラッシュ。多くの高層ビルコンドミニアムが建てられています。

その中でも最も注目される計画がカビーテ州にあります。
施設名称：ACADEMEE CONDOMINIUM
建築予定地：CONGRESSIONAL EAST ROAD DASMARINAS CAVITE
敷地面積は１００００平米以上の広大な土地。
１６階建て４棟を建設。
１階から３階までを商業複合施設にして語学学校も併設。４階から１６階を住宅用コンドミニアムにする。
各棟、１フロアーに４８室を設け４棟合計２４９６室を建設するというもの。
すでに建築用の図面も出来上がり、テロ対策等が解決次第建設が始まる予定らしい。
図面を見た限りでは、公園などを配置自然を考慮した贅沢な設計。
友人の建築士の話から、工費１室に１００万ペソ程で、２４億９０００万ペソ６２４億円＋１階から３階までの複合施設費でおそらく７００億円くらいの大工事になるとのこと。
在住者はおそらく韓国人中心であるので、新しい形のコリアンタウンになるのかも。
マラテでは最近「誰もいないレストラン」が開店後わずかで売りに出されている。倒産したようです。またファウラのブルゴギレストランも売りに出されるなど、観光客が多いわりには韓国レストランの閉店も多い。
このマニラへ来る韓国人は、
アメリカ系のレストラン、日本食、日本式焼肉に目が無い様で、最近は日本人よりも韓国人客が刺身、寿しなどに舌包みを売っている光景を見かけます。
このカビーテ構想を見たときに、首都圏への投資は終わったのかも。そして、極限られた方相手の商法もまもなく明かりが消えるのかも。
ますますドーナツ減少がすすむ首都圏。これからの投資には慎重な前調査が必要な時期が来たようです。