フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

フフフ?

2007-04-11 | フィリピン
やさしすぎる

このフィリピンには、殆どの企業、銀行、事務所、量販店、飲食店等に拳銃やショットガンを持ったガードがいる。
出入りのチェックと強盗などから守るのが主な任務。
一般企業などではガードは決してよい収入ではない。ホテルなどもそうだが精々6000ペソから10000ペソ程度。
一番人気のあるガードの勤務地がカラオケ、レストラン、安ホテルの玄関警備。そして、小さなショッピングセンターなどの駐車場警備です。
カラオケなどであれば、玄関ドアーを開けただけでも50ペソから100ペソものチップを得ることができる。
したがって、荷物は持つ、タクシーのドアーは開ける、確かに親切に見える。
車のドアーを空けるのがこれまた余計なお世話。フィリピンのドアーが結構壊れているのはこれが起因しているのかも知れない。
ロックをかけているにも関わらず力いっぱいドアーをあけようとする。確かにドアーあけただけでチップがえられるのであるから当然といえば当然。
駐車場はじめ小さなショッピングモール、そしてレストランやカラオケのガード。大きなお世話が目立つ。ここでも癒着ができる。ガードに100ペソも支払えば、たとえ駐車場が無くとも駐車禁止の場所へ車を止め特権扱いをしてもらえる。その一番の例がニノイアキノ国際空港。このガードどもは権力を行使して駐車禁止の場所へ堂々と駐車させている。警察から違法駐車を問われても「カイビガン」と一言言えば咎められることもなく。
マラテ界隈で一番五月蝿いのがパンパシフィックホテルの白いタガログバロンを来たガード。部屋まで着いてくるほど執拗。
一番真面目に勤務しているのが、マビーニ通りのシャブシャブやのガード。なんと客引きを兼ねて店の警備から駐車場の整理、交通整理までこなしている。チップは日本人はたくさん揚げると思っているのですがフィリピン人の中途半端な金持ちはとんでもないほどチップをはずむ。日本人は50ペソか100ペソ。現地人はその倍以上を平気で。さすがにチップ社会に長年生きてきているだけの事はある。
ガードたちは客に頂いたチップをまとめて帰社する際に均等割りにして毎日持ち帰るのようですが、毎日日給よりもチップが多い場合が多いとか。三流ホテルなどであれば1名で300ペソ以上くらいのチップが稼げ、そのチップが食事代、交通費に充当されているようです。
これでなぜに余計なお世話と思えるほどガードマンが優しいか分かったとお思います。
チップ社会に生きていく以上、この国では避けられないことです。

チップ金額(あげる上げないは各々の勝手です。)

ホテルのチェックイン時、荷物を部屋まで運んでくれたベルボーイ:50ペソ
駐車場の余計なお世話係:10ペソから20ぺそ
飲食料金支払い後:つり銭の一部。但し、殆どのレストランではサービスチャージ10%を取っていますから、厳密にはチップはいらないとも考えます。
散髪店等で技術提供を受けた場合:技術料金以外に携わった方1名に付き20ペソ程度
その他、その事情にもよりきりですが、多額のチップは必要ないと思います。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 麻薬王は外国人 | トップ | 新手 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チップは難しいです (551)
2007-04-12 02:13:35
時給を抑えられている分、チップに期待する気持ちは判りますがチンタラと、又、気配りも無く仕事をされてもチップをはずむ気にはなれませんね↓
 態度の悪い店員に限って「もっとチップ出せ」的な顔をするのも困ったもんです
返信する
コメント有難うございました。 (PP)
2007-04-13 00:02:24
>551様 本当ですね。全く見るからに見え見えの金乞食が多いのもならではです。ホテルのハウスキーピング。この連中は最悪。在室中は本当に一生懸命。しかしいないときには果たしてどこ掃除したのかな?が多いようです。イヤハヤ
返信する

コメントを投稿

フィリピン」カテゴリの最新記事