1月から10月にかけてデング熱の症例が82%増加
フィリピンへお出かけの際は、虫刺され防止のクスルリをあらかじめ用意、室内はもちろん、外出時も肌に塗布されてください。
5スターホテルといえども部屋の中で「ブーーーン」と血を求め襲いかかってきます。
保健省(DOH)は、今年1月1日から10月4日までのデング熱の症例記録が2023年の同時期と比べて大幅に増加した。
保健省は声明で、今年の上記期間中にデング熱の症例が269,467件記録されたと発表した。
これは昨年の同時期の147,678件から82パーセント増加している。
保健省は、これらの症例のうち2,856件(1.06%)が重度のデング熱に罹患していたと指摘した。
一方、デング熱による死亡者は702人で、致死率(CFR)は0.26%となり、昨年同時期の0.37%より低かった。
保健省は、一部の地域からの報告が遅れたため、これらの数字はまだ変わる可能性があると報じている。
デング熱に対する「4S戦略」に従うよう国民に再度注意を促した。
蚊の繁殖地を捜索し破壊する
自己防衛策
症状が現れたら早めに相談する
地域のホットスポットエリアでの噴霧または散布を支援する
デング熱はフィリピンで風土病である。
デング熱の主な発生原因は、水系感染症、天候の変動、洪水、汚染された水の蓄積により、雨季の初めにピークを迎える。
国が一丸となり、スラムをはじめとする、汚染された川の清浄、一般家庭の自然浄化式下水の廃止、河川敷の改良工事による洪水の防止。もちろん生活環境の改善を徹底しない限り、フィリピンの風土病と言われるデンゲ熱は撲滅できない。
保健省は国民に対し、警戒を怠らず、自分自身と地域社会を守る努力を続けるよう呼びかけている。
すべての人に予防策を実践し、デング熱の症状が最初に現れたら医師の診察を受けるよう奨励する。と保健大臣は声明で述べているが、医療費も満足に払えない方が多くいる国。
デンゲ熱の発生源「蚊」を徹底退治する方策が先のように感じます。
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