などと質問されたときに、人はどう答えてるのでしょうか。普通
は、状況によって自然に返されています。発信者側も受信者側も、
ほとんどが無意識に処理される場合が多いと思います。発信者から
すると、どのような返答があるのかはある程度予測ができます。
「元気か」との声かけに、普通は「はい、お陰様で(実際には、
持病を抱えていたとしても、それば個人的なこと=オフシャルでは
ないので、言わない)。」と答えるようですね。声掛けした方も、
相手の健康状態を本人の口から知りたいわけではないのです。^^;
単なる挨拶程度なのかも知れませんね。TVドラマの「相棒」でも、
隣の課長が「暇か?」そう言いながら、コーヒーを注ぎに来ます。
それを、「いいえ違います」なんて返されたら驚いてしまいます。
その人の体調もさることながら、その人の心理上、立場上の状態を
考えてしまいます。^^;
昔、職場のある若者が転属の後に遅刻を繰り返しました。「朝に
起きられない」のだとか。そこで、「早く寝るようにしなよ。」と
注意しました。治りません。
遅刻を繰り返すのは、今の役割や仕事の内容には納得していない
可能性があり、周囲が仕事の環境などに配慮する必要があります。
その人の場合は、仕事内容の「ミスマッチ」だと本人が感じていた
のです。でも、企業側にすぐに別の役割や職場を準備できない場合
があります。
就職に際して、仕事内容を事前に把握できない場合もあります。
それと、先ずは本人の(潜在的な)能力や、本人らの決意とか自覚
が大事なのですが、ミスマッチが起こり得ます。社会や企業側が、
新たな人を受け入れる体制にあることが今後も重要であることは、
間違いありません。
結局、その人は職を変えたあとに、家業を継ぎました。その後、
そちらにて順調に活躍されているようです。