今は隆盛を極めているリチウム電池は、資源量
が減少しつつあり、埋蔵地も偏在していますので
このまま製造を続けるわけにはいきません。
アルミニウム原料であるボーキサイトの資源量
はリチウムよりも多く存在しています。ただ精錬
には多くの電力を使いますがね。それでも身近な
金属です。
リチウムが運べる電子は 1つで、アルミニウム
は 3つも運べます。単純に考えても三倍の電荷量
ですから、蓄電量が多くなるわけです。
https://emira-t.jp/topics/10331/
アルミニウムを用いだ電池には幾つかあります
が、それぞれ性能が異なるようです。
いずれにしても、安価で手に入りやすいアルミ
を使うことで、資源の偏在による国家間の諸問題
に左右されずに済むのではないでしょうかね。
他にも様々な材料で電池を造る試みがなされて
いますが、なにも最強のもの一つに絞らないで、
それぞれの特徴に合わせて利用すべきでしょう。
何よりも、取扱いが難しいとか、希少な元素を
使わない蓄電池が望ましいですよね。
それと、リチウム電池はもっとリユースを進め
ても良いと思います。車に搭載していたものは、
容量が減ったものであっても交換されます。それ
を、地上据え置き型に転用すれば、充分に使える
はずです。ビルや住宅用のバックアップ用の電池
として再利用すべきではないでしょうか。
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