一部の地方では、鉄道とトラック輸送業者と
連携して、ある拠点までは鉄道で運んで、顧客
まではトラックで、という事業も行われている
ようです。鉄道路線の活用により、地方の路線
の利用頻度が上がり、地方路線廃止の歯止めに
なるのではないか、とも思います。ローカルの
足は確保せねばなりません。
学生の頃には、列車に荷物用客車を繋げたり
客車の一部を仕切って荷物を運ぶことができる
ようになっていました。学生の頃に、飯山線に
乗車した時に駅の手前で列車が止まりました。
窓から前方を見たところ、列車の前方に繋いで
いた貨車を、機関車が入替え作業を行っていま
した。前方の貨車の後に客車が連結されていた
のです。一度客車を一度切り離してから、貨車
の入替え作業を行っていました。のどかな時代
でした。(^_^)
こういった列車のことを、混合列車と言って
いました。
今でも電車の一部をシートで囲って業務用の
荷物を運んでいるようですね。昼間の西武線で
見かけました。こちらは貨客混載と言います。
同じようにして、北陸新幹線では富山から新鮮
なブリを運んでいます。この場合では、客席に
持ち込んでいますが、車内販売のカートなどを
収納するスペースを、外部から直接出し入れが
できるように改造すれば、よりスムーズに荷物
の出し入れが可能でしょうね。
なんと言っても、鉄道の貨物量は、トラック
の20倍ほどありますから、もう一度荷物/貨物
の輸送に、鉄道を利用することを考えるべきだ
と思います。速達性には鉄道はトラックに負け
ますが、大量に輸送できます。要は棲み分けを
上手にすれば良いものと思います。
prairie@mbh.nifty.com
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