人間にとって、電話で情報伝達(意味)が個人
より異なるものです。
情報の価値とは、ひとによってはその重要度が
変わるものなのです。
一人暮らしのおばあさんが猫を飼っていた場合
に、その猫が行方不明になったとします。すると
離れて生活している家族や介護担当者に、その旨
を電話で訴えたとします。
他人にとっては猫が一時行方不明だとしても、
「それは猫の気まぐれ」と思うかもしれませんが
そのおばあさんにとっては、家族がいなくなった
と同じなので、心配でしかたがないのです。です
から、猫がいないことは、他人にとっては些末な
ことかもしれませんが、そのおばあさんにとって
重大な出来事で、緊急事態なのです。
あるいは、遠く離れている恋人同士に電話では
たとえ、無言の間でも多くの”情報”が交わされて
いることと思います。”無言”であっても、重要な
情報交換が行われているのです。
こういうのは、単なる”情報量”として計ること
ができないものなのです。今で言う情報量とは、
単なる文字数の量のことで、内容の質ではないの
です。
情報には、価値の”有りなし”や重要さを比べる
ことはできません。これはなにも電話だけのこと
ではありません。会話でも同じことですので子供
が「あのね、」と話し始めたら、ちゃんと聞いて
あげましょう。
”無駄話”だと言えるのは、学校の授業中で生徒
同士のおしゃべりくらいでしょうかね。^^;
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