TVやエアコン、調光可能な LED照明などは赤外線でコントロール
します。玄関ホールや階段の照明、あるいは風呂の自炊きなどは、
単にSWを指で押すだけです。電気ポッド、電気こたつ、扇風機など
も、SWを押すだけですね。こういう器具が家中に溢れています。
つまり、スマートホームを実現するためには赤外線の光り具合と
単なるSWのON/OFF、電源コードの差込口のON/OFFが制御できれば、
大方の家電のコントロールができると言うわけです。しかもこれら
がスマホで指示できれば、スマートホームが実現できて、出かけて
いても、家庭内機器の制御が出来ることになります。
赤外線リモコンを使用している家電は、ハブを経由し、スマホの
間はWifiで、ハブとTVやエアコンなどの間は赤外線で接続します。
よって、TVやエアコンなどの位置を見極めた上で、ハブの設置場所
は最適な場所を探さねばなりません。
幼児はリモコンが大好きなので、どこかに仕舞ってくれますので
小さなお子さんがいるご家庭では、スマホ制御にした方が良いかも
しれません。その場合は、リモコンの電池を抜いておきましょう。
単に電源のON/OFFのみで良い場合は「SwitchBot プラグ」を使用
します。これらはWifiに繋がっていれば、出先からハブ経由で制御
が可能になる、という仕組みです。電熱器など電流の大きいものを
出先からコントロールするのはNGです。何かの都合で火災になると
大変ですからね。
他に玄関ドアの鍵のロック/解錠ができるものとか、カーテンの
開閉ができる装置もあります。これはタイマー仕掛けで開け閉めが
出来るようです。
なお、外出する機会の多い方は、部屋の照明、カーテンの開閉を
タイマー仕掛けで操作するのも良いかもしれません。在宅している
ように見せかければ、泥棒対策になるかもしれませんね。
まあ、様々なものの制御が可能ですが、あれもこれもといっぺん
に導入すると、かえって不便になるかもしれません。導入行動自体
が目的化してしまう可能性があります。徐々に進めるべきですね。
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