・グレー水素
石油や天然ガスなど化石燃料から抽出して取り出した水素のこと
です。
・ブルー水素
グレー水素で排出されるCO2 を地中に埋め込むなどして得られた
水素のことです。
・グリーン水素
水力や風力、太陽光など再生可能エネルギーを用いて発電された
電力にて、水を電気分解して得られた水素のことです。
しかし、これらの水素を得るために、余分な絵練ギーを消費して
しまいますので、多大なコストが掛かってしまいます。^^; しかも
グリーン水素以外では、製造の過程でCO2 を排出してしまうことも
あって、折角電気自動車を利用しても、CO2 の削減には寄与しない
ことになってしまいます。^^; グリーン水素を利用しようとしても
そう多くの発電量は得られないでしょう。(:_;)
更にもう一つ赤色水素(まだレッド水素とは言わないようです)
とがいうものがあると、日本国内で研究が始まりました。これには
原子力の高温ガス炉を利用することによって得ることができます。
一般の原子炉の場合は冷却材として水を使用しますが、高温ガス炉
は冷却材には安定的なヘリウムガスを使います。しかも高温で運転
しますので、効率が良いという特徴があります。
この炉は安定して動作し冷却には水を必要としない(自然冷却)
ために、福島原子力発電所のような爆発事故が起こらないとされて
います。当然のことながら、他の水素発生方法よりもコストが低い
という特徴があるそうです。水を二段階の反応を経て、水素と酸素
に分解するとのことでした。それでも、核廃棄物が発生してしまう
ことに、変わりはありませんけれどもね。
https://www.youtube.com/watch?v=HAi2vR7qsIc
世の中、全てが電気で動いているわけではなく、生産の現場では
まだまだ炎を用いた熱源が必要なのです。そういった燃料も、水素
利用に切り替わることでしょう。
Web で「赤色水素」で検索すると、幾つかの記事が見つかるもの
と思います。
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