エアコン

　ある新聞記事に「１８度に設定しても室温は
３２度」とありました。娘（仮）も拙宅に来た
際に、外出していて暑かったとみえ、設定温度
を下げてしまいます。^^; しかし、エアコンは
設定温度をいくら低くしても、冷えるスピード
が早まるわけではないのです。
　早く涼しくしようと、設定温度を低くしたく
なるのはわかりますが、冷え方は一定スピード
ですから、いくら設定温度を下げても、冷える
温度が変わるわけではないので、意味はありま
せん。低く設定すると、その温度になるように
長く一定の能力で働くだけです。電力を無駄に
使うことになります。
　これ、何度説明しても、理解してくれないの
ですよねぇ。(:_;) 暑くて頭が上手く回転して
いないのかしらねぇ？

　そして、あまりにも外の気温が高くなると、
冷房機能は低下します。
　エアコンは、屋内の熱気を冷媒に吸収させ、
室外機で放出することで、機能を発揮します。
で、外気の気温があまりにも高いと、室外機で
熱を放出できないのです。エアコンは設定温度
を低くするのではなくて、他の方法も併用し、
涼しく感じるように工夫しましょう。

　なお、冷媒の動きを逆回転させると、室内機
から温風が出てきます。これを”ヒートポンプ”
と言います。熱を吸い上げるという意味です。
ほとんどのエアコンにこの機能は付いています
よね。

　除湿は、「再熱除湿」という方法があって、
一度冷房して除湿を行うと室温が下がるので、
再加熱して温める方法となる場合があります。
消費電力が大きくなります。この辺に事情は、
各エアコンの取扱説明書で確認してください。

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