毎日新聞 4/1の記事のタイトルです。
https://mainichi.jp/articles/20230401/k00/00m/040/052000c
近畿大学入学式に在校生も出席したという記事
です。内容にはとやかく言うものではないのです
が、入学式が門出というタイトルに引っかかりを
感じました。まあ、新しい生活の始まり、と言う
意味のことを記事にしたのだと思いますが、門出
と言うと、入学式より卒業式の方がしっくりくる
と思います。
門出と言うと、これから新たな生活に向かう姿
が思い浮かびます。門出には周囲の人は、去って
ゆく姿が思い浮かびます。逆に入学式ではこちら
に向かって歩いてくる姿や式典会場に入って行く
姿が思い浮かびますよね。つまり人が去って行く
姿か、先に向かって行く人の姿を思い浮かべるか
の違いがあるものと思います。間違いとはいえま
せんが、なんか、気持ちが悪いですねぇ。^^;
新たな生活が始まるのですから、学生にとって
は、ターニングポイントなのに違いはありません
が、私ならば「門出」よりも「歓迎」とかを使い
ますね。このタイトルで良く編集長や校正係がOK
を出したものだ。
毎日新聞編集者は、産経新聞のコラム「日本語
メモ」を参考にしてはいかがでしょうか。
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