日本人は、夏に風鈴の音を聴くと周囲に涼しく
感じます。風鈴が鳴るということは、風が吹いて
いるのだと認識して、その連想から涼しいはずだ
と思うのでしょうね。実際に涼しいのかどうかは
わかりません。風鈴が鳴った → 風が吹いている
はず → きっと涼しいに違いない、と感じるので
しょう。
風鈴というものがない西洋の人たちにはおこり
そうにもない反応でしょうね。^^;
しかし、最近は家屋の密閉度が高く、この暑い
盛りに、窓を開けておくことはあり得ませんから
実際に窓の軒下に風鈴をぶら下げているご家庭は
ないものと思います。風鈴を見かけるとすれば、
何かイベントで、沢山の風鈴が下げられている所
にたまたま出くわしたという場面が多いような気
がします。沢山の風鈴が鳴ると、うるさいのです
がね。^^;
変わった風鈴として、鍛造で固く仕上げた鉄製
の火箸を何本かをぶら下げたものがありました。
火箸そのものの需要がないでしょう。偶々叩いて
みたら良い音がしたので風鈴としたのでしょう。
これが売れて鍛造の技術が継承されることを祈り
ます。
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