埼玉県熊谷市に単相2線式から単相3線式の切り替え工事(単3切り替え)で伺いました。
依頼者の方は神奈川にお住まいでこちらはご実家でリフォームをして賃貸として貸す予定らしいです。
その前に家全体をリフォームしたそうです。
取付点からメーターまで、メーターから分電盤まではすぐ近くです。
窓の上に分電盤が有ります
こちらが単相2線式(単2)の分電盤です。
配線は殆ど新しく引き直したみたいで回路数が増えた為普通の単2の分電盤では回路数が足りない為
分電盤の横に増設用分電盤が付いていました。
浴室乾燥機の回路も有りますが
浴室に乾燥機は付いていませんでした。
配線は残っていたので仕様変更が有ったのかもしれませんね。
分電盤から増設用分電盤まで渡り線が入っていますが・・・
漏電遮断器を通っていません。
危ないですね・・・
因みにアースも各回路に引いてあったのですが大元のアースは取れていませんでした。
(アース工事もやっていなかった)
お客様は30A以上に変更を希望しているのに東電に電話すれば切り替えられる、と間違った説明が有ったり
間違った工事をやっているので素人のリフォーム会社の人が電気工事をやったと思っていたのですが
普段は新築の電気工事をやっている人が工事をやったという事です(真偽は不明)
屋外の配線前に分電盤は外してしまいました。
屋外の単3用の幹線を引きます。
垂れ下がっている単2の幹線はすぐ撤去できるようになっています。
メーター板も樹脂製に交換して単3用幹線を引きました。
単相3線式10回路空き2の分電盤を設置しました。
絶縁抵抗値を確認しました。
電線や配線器具が新しくなっているので絶縁抵抗値は良好でした。
浴室乾燥機の電線は分電盤内に入れてますが繋いでいません。
増設用分電盤の穴はカバープレートで塞いでおきました。
これで完成です。
綺麗になりました。
後日東電側の工事が終わって初めて単相3線式に切り替わって30A以上の契約が出来ます。
※東電工事後調査も有ります。
ご依頼頂き誠に有難うございます。