埼玉県川口市に伺いました。
4年くらい前に単3切り替え工事を行ったお客様から連絡が有りコンセントから煙が出て消防に連絡をして
ちょっとした騒ぎになったそうです。警察も来て全部で15人くらいの人数で同じ質問を何度もされたようです。
結局大事にはならずコンセントを外してブレーカーを落とした状態で撤収したようです。
ブレーカーは電気屋さんに見てもらってから上げて、と言われたので以前工事を行った当店に
電話を頂いたという事です。緊急ですのですぐ伺いました。
ここから煙が出たそうです。。
長年熱が加えられて劣化していたと思われます
ねじ止めタイプなので締めが不完全だと熱を持ってしまいます。
絶対に失敗してはいけない作業なんですが流れ作業で慣れてくると失敗する可能性が有りますね。
今回の場合は固着していて確認は出来ませんでした。
絶縁抵抗値を確認して分電盤のブレーカーを上げました。
単3切り替えをご依頼頂くお宅は回路数が少ないことが多くこちらも4回路しか有りませんでした。
うち1回路はエアコンなので3回路で家全部を賄っています。少ないですね・・・
単3切り替え工事をご依頼頂いた際提案すれば良いのでしょうが、言い過ぎてしまうと強制されているように
感じて押し売りになってしまいますのでこちらもさじ加減が難しいですね。
殆どのお宅の場合絶縁抵抗値に異常が有れば当然その部分を有償で修繕をお勧め(強制)するのですが
特に問題が無くお客様から申し出が無ければこちらから提案はしていません。
予算の関係も有るでしょうから。
コンセントスイッチの交換やコンセントの増設を勧めると工事金額が嵩みますので。
この日はコンセントを交換して作業を終えました。
電線自体の変色など異常は無さそうで今回の場合はコンセント本体の劣化だと思われます。
因みにこのコンセント自体での家電使用はそれほどでは有りません。
問題は回路数が少ない故の送り配線の先の使用状況だと思います。プラスネジの緩み。
後日エアコンやキッチンのコンセントを増設に伺います。
ご依頼頂き誠に有難うございます。