手乗り猫はじめました

手のひらサイズのリアルな猫人形製作記
猫人形工房Progress Unlimitedのブログ

シロのヘッドモデル壁掛けタイプ

2022年03月20日 16時39分59秒 | シロの人形

オーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。

前回の記事の新作グラスアイを使用しヘッドモデルを製作しました。
モデルは今は亡きウチのシロさんです。
シロさんの人形は今までに2体製作しているのですが、どちらも植毛無しの作品だったので、
今回は植毛ありでの製作にしました。


植毛前のスフィンクス状態です。
この段階で耳には色を付けてあります。
作業しやすいように持ち手の棒が付いています。


新作グラスアイのテストが第一の目的だったので、
頭部のみ、更に前半分のみでの製作にしました。


新しいグラスアイは追視感も弱く、眼差しが自然で良い感じだと思います。

 



ダイソーのフォトフレームとセリアの木の箱を組み合わせて額縁を作り、
その中に入れてみました。
壁の穴から、ひょいと顔を出しているようなイメージです。
顔だけでは少し寂しかったので、前足も付けてみました。


壁掛けなんですが、厚みがあるのでフォトフレームのように自立します。



壁に掛けるとこんな感じです。



手乗り写真



自作グラスアイ 新作

2022年02月23日 21時22分19秒 | 製作途中

オーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。

猫人形に使用する目は、パソコンのお絵描きソフトで虹彩の絵を描き、
家庭用プリンターで印刷した物の上に半球状のガラスを接着して製作しています。

半球状のガラスは、スワロフスキーのラインストーン(現在は廃番)や、
市販のガラスカボションを使っているのですが、
ほとんどは半球の高さが直径の1/2程度のぷっくりとした物で、
追視感が強く、虹彩が奥まりすぎているように感じ、それが不満でした。

「猫ヘッドモデル2体目」では実験的に高さの低いガラスカボションを使用してみました。
追視感は改善されたのですが、光を集める力が弱いのか目の色が暗く、深みも少なく感じます。

ぷっくりした物と高さの低い物の中間くらいの物が欲しいのですが、
なかなかちょうど良い高さの物は売っていません。
そこで、ぷっくりした物の底をダイヤモンドやすりで削って高さを低くした物を作ってみました。
最初は目の粗い180番から削り始め、目的の高さに近づいたら順に目の細かい物に替えていきます。
2000番からは超精密研磨フィルムを使用し、最後はガラス用の研磨剤で磨きました。
はたして何時間かかったのかも分からなくなるくらい、ひたすら削り、ひたすら磨きました。


↓ 左から、猫ヘッドモデル2体目で使用した高さの低い物、今回の新作、スワロ12mm。
全て直径は約12mmで、高さは左から3.6mm、4.1mm、5.3mmです。

 


↓ 左から、今回の新作、削る前のカボション、スワロ12mm。


↓ 削る前のガラスカボションは直径が12.8mm、高さ6.6mmなので、
2.1mmも削った事になりますね。


多少、追視感はありますが、気になる程ではありません。




 

もう少し高さがあっても良かったかもしれませんが、
とりあえず、このグラスアイを使用し、ヘッドモデルを1体製作してみようと思っています。

猫ヘッドモデル粘土版12mm目

2021年07月11日 10時49分50秒 | 粘土 猫

オーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。
今回も前回に引き続き、粘土を使って猫の顔を作る練習です。
以前に製作した「猫ヘッドモデル粘土版13mm目」のグラスアイを
「猫ヘッドモデル2体目」で使用した12mmの追視感の弱い物に交換しました。

 

目のサイズが小さくなったので、
それに合わせて顔全体も作り直しました。

 

このグラスアイは眼差しが自然で良いのですが、
厚みが薄くて光を集める効果も弱いのか、
以前の追視感の強い半球のアイに比べると、
目の明るさが暗くなり、目力が弱く感じます。
(画像では撮影の為に照明を当てているので、実際よりも明るく見えています)
追視感の強い物、弱い物それぞれに一長一短ありますね。

 

手乗り写真



粘土版ヘッドモデルをアップデート

2021年05月29日 02時22分25秒 | 粘土 猫

オーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。
今回は猫の顔を作る練習です。
以前に製作した「猫ヘッドモデル粘土版10mm目」に
スワロフスキーを使用した自作グラスアイを入れてみました。

 

グラスアイは以前に製作した失敗作(色が少し薄かった)を再利用しました。
ほぼ半球状なので、追視感が少し強いですね

 

新たに入れた目に合わせて、顔の各部分も修正しました。


手乗り写真



羊毛フェルト かめたん

2021年05月21日 20時59分50秒 | 羊毛フェルト 猫以外

普段はオーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。
ですが、今回の作品はリアルではなく、しかも猫ですらありません。
マザーガーデンのアザラシのキャラクター「しろたん」の友達の「かめたん」です。
「しろたん」のぬいぐるみを愛用する、亀が大好きな友達への誕生日プレゼント用に作りました。
1年ほど前に製作したのですが、撮影だけしてブログにUPするのを忘れていました。
個人的には、甲羅の部分が気に入っています。

 

 

 

使用した材料はハマナカのアクレーヌなので、
虫に喰われる心配はないのですが、
ホコリを気にせず飾れるように
100均のセリアで売っていたケースに入れてみました。
土台の木製部分は、同じくセリアのコースターです。
地面の草部分もセリアで購入したフェイクグリーンです。

 

ケースの中で自立するように針金でスタンドを作りました。
首と甲羅の所にハマっているだけなので、ケースから出して遊ぶこともできます。

 

手乗り写真