子猫1号ではハサミが上手く使えずトリミングで失敗しましたので、子猫3号と4号では新兵器を投入しました。
猫人形のトリミングをするには本物のペットのトリミング技術を学ぶべきだろうと思い、いろいろ検索をしてみました。
すると、本職のペットのトリマーさんも結構、電動のバリカンを使っているのです。
そこで、家にある人間用の電動バリカンを試してみるとキレイに刈れたのです。
しかし、20cmを超えるような大きな作品ならともかく、流石に10cm以下の手のひらサイズに人間用は無理があるので、もっと小型の物を探しました。
安全カミソリに電動トリマーが付いた物(シック クアトロ4、女性用もあります)や、男性用のヒゲ専用トリマーなど3,000円以下で買えるような製品がたくさん見つかりました。
現物を一度も見ずに通販で買うのは抵抗があったので、近所の家電量販店を片っ端から回ってみたのですが収穫はなく、ダメ元で行ったドン.キホーテで下の画像の物を見つけました。
日立フェイスシェーバー BM-547 mayucrie(マユクリエ)
在庫処分品なのか、元の2,980円の値札にバツがされて新たに1,000円の値札が付けられ、レジに持っていったら500円になりました。
女性用のマユ毛や顔の産毛をお手入れする物です。
もしかしたら生産終了しているかもしれませんが、同等品がドン.キホーテのオリジナルブランドで1,200円くらいでありました。
単四電池1本で駆動し、長さ125mmとコンパクト、重さも27.4gと軽量です。
そこのドン.キホーテにはシック・クワトロ4もあったのですが、何故こちらを購入したかというと、このマユクリエには25ミリ刃、8ミリ刃、2ミリ刃の3種類が付属していたからです。 クワトロ4や男性用のヒゲトリマーは大抵、刃幅が15~6mmあり耳の間の頭部の狭い部分には入っていきにくいですが、マユクリエの8ミリ刃や2ミリ刃ならなんなく入っていけます。 2ミリ刃は小さすぎて逆に使いにくいので、胴体や尻尾、手足などの広い範囲をトリミングする時は25ミリ刃で、顔や頭部などの細かな部分は8ミリ刃でと使い分けています。 ハサミと違って毛を切るのは電動でやってくれますので、切りたい長さの場所に刃先を持っていく事だけに集中すれば良いので、格段にトリミングが楽になりました。 ハサミの時は、段々に切れた部分を修正しようと更にハサミを入れ、ついには坊主頭のように短くなってしまいましたが、電動トリマーならキレイに面が出ます。 植毛作品のトリミングだけではなく、植毛をしていない作品の遊び毛のカットにも使えますので、羊毛フェルトをされている方全てに電動トリマーをお勧めします。 色々な製品が出ていますので、探してみて下さい。