シリーズ平成の本音-オバマ大統領、慰安婦問題で日本に注文!
4月25日、麻生財務相は、閣議後の記者会見で環太平洋連携協定(TPP)交渉について、11月に米国で中間選挙があることに言及しつつ“国内でオバマが全部まとめ切れるほど力はないだろう”と述べ、大統領を呼び捨てにした上、見下すような発言をした。
それを知ってか知らずか、オバマ大統領は、韓国で朴大統領との会談後の共同記者会見で、従軍慰安婦問題について‘甚だしい人権侵害だ。戦争中のこととはいえ、衝撃を受けた’と述べると共に、日本政府の責任や賠償が求められていることに対し‘当事者の意見は尊重されるべき’などと述べた。
更にオバマ大統領は‘過去を正直且つ公正に認識しなければならない’旨述べ、安倍政権に対し注文を付けた形だ。訪日後の見解であるが、日本の保守修正主義に対する警戒心は払拭されていないようだ。
他方、‘未来を見ることが韓国国民と日本国民の利益だ’と述べ、両国政府が過去の問題で対立することなく、将来に向けての関係構築を図るよう、両国に注文を付けている。
恐らくオバマ大統領は、朴大統領との会談において、日韓関係の改善の重要性に言及したのに対し、パク大統領より慰安婦問題につき説明がなされ、安倍政権の歴史認識につき不信感が表明されたものと思われる。上記のオバマ大統領の発言は、これを受けて両国に対し注文を付けたのであろう。
3月に、オランダで米国の仲介で米、日、韓の首脳会談が開催されたが、朴大統領の姿勢は余り変わってないようだ。(2014.4.26.)
(All Rights Reserved.)
4月25日、麻生財務相は、閣議後の記者会見で環太平洋連携協定(TPP)交渉について、11月に米国で中間選挙があることに言及しつつ“国内でオバマが全部まとめ切れるほど力はないだろう”と述べ、大統領を呼び捨てにした上、見下すような発言をした。
それを知ってか知らずか、オバマ大統領は、韓国で朴大統領との会談後の共同記者会見で、従軍慰安婦問題について‘甚だしい人権侵害だ。戦争中のこととはいえ、衝撃を受けた’と述べると共に、日本政府の責任や賠償が求められていることに対し‘当事者の意見は尊重されるべき’などと述べた。
更にオバマ大統領は‘過去を正直且つ公正に認識しなければならない’旨述べ、安倍政権に対し注文を付けた形だ。訪日後の見解であるが、日本の保守修正主義に対する警戒心は払拭されていないようだ。
他方、‘未来を見ることが韓国国民と日本国民の利益だ’と述べ、両国政府が過去の問題で対立することなく、将来に向けての関係構築を図るよう、両国に注文を付けている。
恐らくオバマ大統領は、朴大統領との会談において、日韓関係の改善の重要性に言及したのに対し、パク大統領より慰安婦問題につき説明がなされ、安倍政権の歴史認識につき不信感が表明されたものと思われる。上記のオバマ大統領の発言は、これを受けて両国に対し注文を付けたのであろう。
3月に、オランダで米国の仲介で米、日、韓の首脳会談が開催されたが、朴大統領の姿勢は余り変わってないようだ。(2014.4.26.)
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